美容外科医 セオリークリニック筒井のブログ -9ページ目

水光注射の本当の効果とは?40代以降におすすめの肌質改善治療

【水光注射 1週間後の経過と効果】40代以降にこそ実感できる“肌育治療”の真価



先日、妻に水光注射を行いました。今回の目的は、定期的な肌メンテナンスとしての「肌育治療」です。



使用したのは、ヒアルロン酸をベースにした美肌製剤。これを真皮浅層へ均一に注入することで、水光注射の特性を最大限に活かし、




  • ハリ

  • 艶(つや)

  • 毛穴の引き締め



といった効果を目的とした施術です。






◆ 施術直後の肌変化:これは“正常な反応”です



水光注射では、極細の針を用いて肌表面に点状の注入を行うため、施術直後には以下のような変化が見られます。




  • 点状の膨らみ(膨隆)

  • 赤みや軽度のむくみ



これはあくまで注入に伴う一時的な反応であり、数日で落ち着いてきます。

実際、妻も当日は肌表面に小さな凹凸が見られましたが、3日目にはほぼ解消し、1週間後には明らかな変化が現れました。







◆ 1週間後の効果:肌の“質感”そのものが変わる



施術から7日が経過した現在、妻の肌には以下のような変化が見られています。




  • 毛穴の開きが目立たなくなる

  • 肌に自然なハリと艶が出る

  • 細かなシワがふんわりと改善



まさに、肌そのものの質が底上げされた印象です。






◆ 水光注射は“肌を育てる”エイジングケア



私自身がこの治療を重視している理由は、水光注射が単なる一時的な保湿やリフトアップではなく、肌の代謝や細胞レベルに働きかける本質的なアプローチだからです。



特に40代後半以降の肌は、




  • コラーゲンの減少

  • 代謝の低下

  • 保湿力の低下



といった内的変化により、毛穴の目立ち・くすみ・ハリ不足が顕著になってきます。

だからこそ、「肌そのものを育てていく」水光注射は、この世代にとって非常に有効な治療といえます。






◆ おわりに:丁寧な医療で肌悩みに寄り添います



水光注射は、即効性と継続性のバランスが取れた、医学的にも理にかなったエイジングケアです。



これからも私は、一人ひとりの肌悩みに丁寧に向き合いながら、安全かつ確かな効果を持つ治療をご提案してまいります。

皮膚を切らずに治す 目の下のたるみ治療 Case.473

切らずに治す「目の下のたるみ・クマ治療」の専門医として

私は皮膚を切らずに目の下のたるみ・クマを改善する治療を専門に行っている、美容外科医です。

「目の下のたるみが気になる。でも皮膚を切る手術には抵抗がある」
「ダウンタイムはなるべく短く、仕上がりは自然で若々しく」
そうしたご希望にお応えするため、15年以上にわたり、脱脂術と脂肪注入を組み合わせた独自の技術を磨いてきました

今回ご紹介するのは、その技術によって治療を行ったモニター症例です。

【症例紹介】
目の下のクマ取り術:脱脂術+ピュアグラフティング(リポキューブ使用)
60代 女性

この患者様は、以下の3つの特徴がありました。
①黒クマ (影による色調の変化)
②赤クマ (眼輪筋が透けて見えている)
③眼窩脂肪の突出が大きい
この3点を踏まえ、丁寧な術前評価と適切な手術デザインのもと、治療を行いました。

眼窩脂肪の突出は年齢、性別で考えた時に大きいタイプになります。涙袋よりも明らかに前方に張り出している状態で、中身も充満している感じがありました。また頬骨と眼窩脂肪の境目のラインがはっきりと見えて目立ってきています。これは目の下の脂肪のボリュームダウンが起きている証拠であり、この部分のボリュームアップが必要になります。
そこから涙袋へとつながるラインをナチュラルに形成するように心がけました。


施術前と3ヶ月後 正面

涙袋がはっきりしたことで、顔に中に占める目の領域が大きく見えることで、目がぱっちりした印象になります。


施術前と3ヶ月後 斜め右側

涙袋の下が滑らかに凹み、そこから頬が立ち上がるラインを描くのがわかると思います。


施術前と3ヶ月後 斜め左側

この涙袋の下の凹みと頬との関係性が、この手術のキーポイントになります。

仕上がりは、「自然で違和感がなく、でも確実に若々しく見える」ことを重視しています。皮膚切開を伴わなず、組織の剥離も最小限にとどめることでダウンタイムも最小限にしています。
日常生活に早く復帰できることも、この治療の大きな魅力です。

真顔だけでなく動きにも対応した目の下を作っていくのが私の手術の真骨頂です。


術前と3ヶ月後の笑顔

当然ですが笑っても自然です。


当院の治療では
「真顔でも自然、笑っていても自然」
これを意識して作り上げていきます。
目の下は笑うことでかなり形が変わります
また人によりこの笑った時の目の下のよれ方が違うため
術前からこれを意識した手術計画を立てていきます。

このように、「切らずに、でも確実に若返らせる」治療には、診断力と精密な技術の両方が必要です。
長年にわたる専門的な経験を活かし、今後も一人ひとりに合わせた最適な治療を提供していきたいと思います。

■施術内容と費用

脱脂術+ピュアグラフティング550,000円(税込)

リポキューブ使用110,000円(税込)



■麻酔

局所麻酔〜静脈麻酔(選択可能)




■ダウンタイムの目安

痛み・腫れ:2〜3日程度 / 内出血:1〜2週間で消失




■リスク・副作用


術後の浮腫、内出血、痛み、眼窩脂肪の残存、突出の再発、

目の下のくぼみ、結膜浮腫、結膜下出血、目の上のくぼみ









【 セオリークリニック 公式リンク 】




🔹 目の下治療 専門サイト

https://theory-kumatarumi.com




🔹 オンライン予約はこちら

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東京都中央区銀座3-7-2 オーク銀座6階

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頬骨下とほうれい線に注入:医師が選んだ若返りの一手

今日は仕事終わりに、自分の顔にヒアルロン酸注入をしてもらいました。




注入した部位は、頬骨下とほうれい線です。



年齢とともに頬骨の下の部分は凹んでくるのですが、これは元々その部分に存在していた脂肪が下垂したり、萎縮したりすることで起こる変化です。



下垂には糸リフトなどのリフトアップ系治療が有効ですが、萎縮はボリュームの減少によって起きているため、何かで補う必要があります。



ヒアルロン酸注入は、ダウンタイムが少なく、手軽に良い変化を出せる治療として非常に有用です。治療を提供する立場としても、また自分の顔の若さを維持する目的でも、メリットの多い選択肢だと感じています。



一方、ほうれい線に関しては、主に2つの要因があります。



  • 頬のたるみによる深い溝

  • 表情の癖によって生じる「癖ジワ」



ヒアルロン酸注入ではたるみそのものを引き上げることはできませんが、癖ジワに対してはしっかりと効果を発揮します。



また、実際に線が目立たなくなることで、顔全体が引き締まったように見えるため、視覚的に「たるみも改善した」ような印象を与えることができます。



ほうれい線治療の中では変化率が高く、満足度も高い治療であり、自分が受ける場合でも選択しやすいと思います。



たるみの原因は加齢だけでなく、体重の急な減少、むくみ、遺伝的な脂肪のつき方や緩みなど様々です。



そのため、当院ではまず正確な診断を行い、その方にとって最も効果的な治療を選択することを大切にしています。

これは費用的にも時間的にも負担を最小限に抑えるための重要なステップだと考えています。



また、定期的に自分が患者として治療を受けることで、手技の見直しや、痛みを感じやすいポイント・術後の経過などを体感的に確認することができ、日々の治療にフィードバックしています。



今後も、より良い治療の提供を目指して、自分自身のメンテナンスも続けていきたいと思います。