美容外科医 セオリークリニック筒井のブログ -10ページ目

皮膚を切らずに治す 目の下のたるみ治療 Case.472

切らずに治す「目の下のたるみ・クマ治療」の専門医として

私は皮膚を切らずに目の下のたるみ・クマを改善する治療を専門に行っている、美容外科医です。

「目の下のたるみが気になる。でも皮膚を切る手術には抵抗がある」
「ダウンタイムはなるべく短く、仕上がりは自然で若々しく」
そうしたご希望にお応えするため、15年以上にわたり、脱脂術と脂肪注入を組み合わせた独自の技術を磨いてきました

今回ご紹介するのは、その技術によって治療を行ったモニター症例です。

【症例紹介】
目の下のクマ取り術:脱脂術+ピュアグラフティング(リポキューブ使用)
40代 女性

この患者様は、以下の3つの特徴がありました。
①黒クマ (影による色調の変化)
②赤クマ (眼輪筋が透けて見えている)
③頬の位置が低く見える
この3点を踏まえ、丁寧な術前評価と適切な手術デザインのもと、治療を行いました。

眼窩脂肪の突出は年齢、性別で考えた時は平均的なタイプです。涙袋よりも明らかに前方に張り出している状態ではありました。また頬骨のラインがはっきりと見えて目立ってきています。これは目の下の脂肪のボリュームダウンが起きている証拠であり、この部分のボリュームアップが必要になります。
そこから涙袋へとつながるラインをナチュラルに形成するように心がけました。


施術前と3ヶ月後 正面


施術前と3ヶ月後 斜め右側


施術前と3ヶ月後 斜め左側

仕上がりは、「自然で違和感がなく、でも確実に若々しく見える」ことを重視しています。皮膚切開を伴わなず、組織の剥離も最小限にとどめることでダウンタイムも最小限にしています。
日常生活に早く復帰できることも、この治療の大きな魅力です。

真顔だけでなく動きにも対応した目の下を作っていくのが私の手術の真骨頂です。


術前と3ヶ月後の笑顔

当然ですが笑っても自然です。


当院の治療では
「真顔でも自然、笑っていても自然」
これを意識して作り上げていきます。
目の下は笑うことでかなり形が変わります
また人によりこの笑った時の目の下のよれ方が違うため
術前からこれを意識した手術計画を立てていきます。

このように、「切らずに、でも確実に若返らせる」治療には、診断力と精密な技術の両方が必要です。
長年にわたる専門的な経験を活かし、今後も一人ひとりに合わせた最適な治療を提供していきたいと思います。

■施術内容と費用

脱脂術+ピュアグラフティング550,000円(税込)

リポキューブ使用110,000円(税込)



■麻酔

局所麻酔〜静脈麻酔(選択可能)




■ダウンタイムの目安

痛み・腫れ:2〜3日程度 / 内出血:1〜2週間で消失




■リスク・副作用


術後の浮腫、内出血、痛み、眼窩脂肪の残存、突出の再発、

目の下のくぼみ、結膜浮腫、結膜下出血、目の上のくぼみ









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目の下のクマ治療、本当に効果が出るのはどれ?専門医が写真で徹底解説

目の下のクマ治療 ― 改善度を正しく測る2つの指標



銀座で15年以上、目の下のクマ治療を専門に行ってきました。

これまで1万例以上の治療に携わってきた中で、患者様からよくいただくご質問があります。



「どの治療が一番いいのですか?」

「症例写真を見ても、何がどう良くなっているのか分かりにくいんです」



こういった声に対して、私が常にお伝えしているのは、「治療の効果は明確な基準で見なければ分からない」ということです。

本日は、目の下のクマ治療における“変化の見極め方”について、専門的な視点から解説します。






クマ治療の改善を測る、2つの線



症例写真を見たとき、「すごく良くなった」「まあまあ」「いまいち変わらない」といった感覚的な評価をしていませんか?



その印象を視覚的に、かつ定量的に評価するために有効なのが、「2つの線」を使った方法です。

これにより、写真を見ただけでは分かりにくい改善度を明確にすることができます。



① クマの影の一番下に引く線(改善の変化量)


術前と術後の写真において、目の下の「影(クマ)」の最も下側に線を引きます。

この線がどれだけ上に移動したかが、クマの改善度を示す第一の指標です。




  • 術前の影のライン:赤い点線

  • 術後の影のライン:水色の点線



この差が大きいほど、見た目の変化量が大きく、患者様自身も「しっかり良くなった」と実感しやすい傾向があります。



② 涙袋の直下と影の底の間の幅(リフトアップの印象)


術後の写真で「涙袋直下に引いた線」と「クマの影の底に引いた線」の間の距離を測ります。

これは、“どれだけ目の下〜頬のラインが持ち上がったか”を評価する、リフトアップ効果の指標になります。




  • 涙袋直下のライン:ピンク色の線

  • 影の底のライン:水色の線



この2本の線の幅が狭ければ狭いほど、頬が引き上がった印象を与え、自然で若々しい仕上がりに見えるのです。



症例画像にも記載の通り、「この幅が狭いほどリフトアップして見える」というのは、私たちが無意識に判断している改善の鍵となる要素です。






なぜ2番目の指標がより重要なのか?



1番目の線(影の位置の変化)は、術前状態が悪ければ悪いほど、大きく改善して見えます。

そのため、クマが深い方には効果が分かりやすい反面、「そこまで悪くないけど気になる」という軽度の方にはあまり変化が見えにくい指標でもあります。



一方、2番目の「涙袋直下〜クマの影の間の幅」は、重症度に関係なく、仕上がりの印象を左右する決定的な要素です。

写真を見て「悪くないけど、なんか惜しい」と感じる症例の多くは、この幅が広く残っているケースがほとんどです。






主な治療法とその評価



裏ハムラ法



  • ティアトラフ靭帯を剥離し、眼窩脂肪を下方へ移動させる

  • または眼窩隔膜にテンションをかけて縫合する手術法

  • その両方を行う場合もあります



この治療では、目の下の膨らみ(眼窩脂肪)を下方に移動させることによって影を目立たなくします。

ただし、改善の程度は脂肪をどれだけ下に動かすかという“量的な調整”に依存しており、繊細な微調整が難しい治療です。



特に、術前の膨らみが軽度な場合でも過剰にボリュームが減ってしまい、術後に窪んだような印象が残るケースもあります。

裏ハムラは手術としての安定感はありますが、「涙袋直下〜影のラインの距離を詰める」という観点では限界があると感じています。



脱脂のみ



  • 単純に眼窩脂肪を除去する方法


涙袋直下の脂肪が減りやすく、頬に近い部分は残りやすいため、ボリュームのバランスが不均一になりやすい傾向があります。


さらに、加齢とともにクマやたるみが現れる場合、多くは頬のボリューム減少も同時に進行しているため、脱脂だけでは改善できないことがほとんどです。


かえって頬との境界が強調され、「クマが残っているように見える」「老けた印象が強くなる」と感じる方も少なくありません。



裏ハムラ+脂肪注入



  • 裏ハムラの凹みをカバーする目的で脂肪注入を併用


ただし、裏ハムラで剥離した層は脂肪注入に適した層と重なるため、注入できるスペースが制限されてしまうという課題があります。

ナノファットを浅い層に注入する方法もありますが、ボリューム効果が乏しく、涙袋下のラインをしっかり整えるのは難しいと考えています。


理想的には、裏ハムラを先に行い、3ヶ月以上経過した後に脂肪注入を追加するのが良いと考えていますが、

一度剥離した組織が拘縮を起こすため、仕上がりは個人差が大きく、予測しづらいというデメリットもあります。



脱脂+脂肪注入(私の推奨法)



  • 脱脂は眼窩隔膜後方アプローチで行い、脂肪注入に使う層(眼輪筋下・上)を温存

  • 脂肪注入は、術中の腫れを最小限に抑え、実際の仕上がりを確認しながらミリ単位で調整

  • 涙袋直下〜影の距離を的確に詰め、リフトアップされたような自然な仕上がりを実現



この治療法には、繊細な操作技術と、脂肪注入の経験値が求められます。

ただ脂肪を入れるのではなく、「どこに、どれだけ、どの層に注入するか」を設計できる医師だけが、この治療の価値を最大限に引き出せます。






最後に



裏ハムラ法は形成外科的なスキルで確立された治療法であり、ある程度の効果を安定して出すには良い選択です。


しかし、「自然で美しい若返り」「リフトアップされたように見せる」ためには、涙袋直下と影のラインの距離を詰めるという観点が非常に重要です。



その観点から私は、脱脂+脂肪注入を第一選択として推奨しています。



どの治療を選ぶかは、単に技術だけでなく、「結果にどこまでこだわってくれる医師なのか」を見極めることが、後悔しない選択につながると信じています。








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🔹 目の下治療 専門サイト

https://theory-kumatarumi.com




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美容外科医の妻が実践中!透明感とハリを叶える肌メンテとは?

妻が受けた“肌育治療”のご紹介 〜ハリ・ツヤ・美白を叶える複合注入施術〜



私の妻が、当院で肌育治療(肌質改善・美白・引き締めを目的とした注入施術)を受けました。



今回行ったのは、

ハイコックス(マルチニードル水光注射)による






  • プルリアルデンシファイ(真皮の再構築を促す製剤)

  • ピンクグロー(美白・透明感アップ)

  • ボトックス20単位(皮脂抑制・毛穴引き締め)



これら3種を、肌全体にバランスよく注入する施術です。



この「肌育治療」のポイントは、単一ではなく複数の製剤を組み合わせたオーダーメイド設計であること。



特に今回の注入では、



  • ピンクグローで透明感を引き出し

  • ボトックスで毛穴を引き締めつつ皮脂をコントロール

  • プルリアルデンシファイでハリ・弾力を根本から改善



というように、肌のあらゆる層に多角的にアプローチしました。



使用した「ハイコックス」は、極細のマルチニードルを備えた最新型の水光注射デバイス

注入の深さや量をミクロ単位で調整できるため、仕上がりが均一でムラがありません


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また、施術時には麻酔クリームをしっかりと塗布するため、痛みは最小限に抑えられます。


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ダウンタイムとしては、注入部位に赤みや点状出血が数日残ることがありますが、

マスクや帽子で十分にカバー可能です。


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術後約1週間ほどで、肌にツヤとハリ、毛穴の引き締まりをはっきりと実感でき、

化粧ノリも格段にアップします。



実際に妻は、先日参加した学会の肌診断機で

「パーフェクト」評価をいただきました。



この結果は、定期的な肌育治療の積み重ねによる確かな成果と感じています。






当院では、こうした複合注入を活用したオーダーメイド肌治療を行っております。



ダウンタイムや効果の持続、ご予算に応じて治療プランを柔軟にご提案しておりますので、

まずはお気軽にご相談ください。