おけら長屋の人たちは、こんな感じです。
みんなが揃うと騒ぎが起こって、笑って泣いて、それで最後には笑ってる。
(畠山健二、『本所おけら長屋(十三)』より)
昨日の新聞のこの記事、なんだかおけら長屋の生き方に似ています。
泣くはシクシクで4×9=36、笑うはハッハッハッで8×8=64。足してちょうど100。泣いて笑って、でも、笑いの方が少し多かったら、いい人生─。
(2019年8月25日、東京新聞・社説より)
江戸時代も令和も、大事にしたいことは同じ。
つらくて泣くこともあるけれど、その分、笑うことも多ければいい。
そして、泣くことも笑うことも、みんなと一緒にできれば、もっと、いい。