コモンセンス
アルフレッド・アドラーは
共通認識という意味で
このコモンセンスという
言葉を使っています。
対象によって
みんなだいたいこうする、
みたいな認識のことです。
電車は移動手段
レストランは食事するところ
セミナーは知識を学ぶ場
発熱したら休む
などなど。
自分のライフスタイル(性格)を
このコモンセンスに合わせられると
人は幸せを感じやすくなる、と
アドラーは言っています。
私たちは
幼い頃は学校に通って
知識や技術や社会性を
身に着けると幸せになる、という
共通認識があるから
子供が学校に通うことを
普通のことだと思っています。
しかし、
学校に行くと暴行を受ける、など
危険がある場合には
そんな場に行かなくて良い、
といった共通認識もあります。
コモンセンスは
常識、よりも
狭い意味で使われます。
以前、
とある連続セミナーに通ったとき。
セミナーは知識や技術を
学ぶ場だと思って通っていました。
学ぶのはよかったのですが
他の参加者との関係で
話が合わないことが多く
疎外感を感じることもありました。
その後、観察していると
私の認識と
講師や他の参加者の持っている認識が
違うことを見つけました。
例えば
名前を敬称なしで呼んでね、と
言った参加者がいました。
なので、その人のことは
名前だけで呼んでました。
しかし、講師がその人を
いつも「〇〇さん」と
敬称をつけて呼びます。
講師がそう呼ぶので
他の参加者も同じように呼びます。
あれ?名前だけで呼ぶことを
本人が希望していたのに、
講師が「〇〇さん」で呼ぶと
それが共通認識になるってこと?
私だけ呼び方が違うので
ひとり浮いてる感じでした。
「〇〇さん」と呼べば
浮いてる感じは消えるでしょうが、
本人の希望の方が私は大事でした。
また、講師が
「私の機嫌をとろうとしないで」と
言っていたので、
その通りにしてました。
しかし、講師と仲良くなったり
個別に指導してもらっている人は
その講師のご機嫌とってる人でした。
あれ?なんか違和感...
私はこんな感じで
コモンセンスを理解するまで
時間がかかるタイプです。
しばらく見ていて
結局なじめずに
そのセミナーへの参加は
やめましたが、
そのセミナーで
とても楽しそうにしている人たちは
そんなコモンセンスに合った
ライフスタイルを持った人たちでした。
腕立て伏せを
フィットネスクラブでするのは
普通のことですが、
そば屋でしてたら
周りの人はびっくりしますね。
周りにびっくりされ続けたら
落ち着いて腕立て伏せできません。
腕立て伏せをしたいなら
腕立て伏せする人々の
コモンセンスを理解した上でした方が、
楽しくできそうですよね。
自分のやりたいことについての
コモンセンスを理解しておくことは
早くしあわせを感じることに
役立ちます。
それを対象とした人々は
どんなコモンセンス(共通認識)を
持っているのだろう?
それを
見なくても先へと進めますが
注意をすこし向けてみるだけで
その後の状況は違っていきますね。
お読みいただき、
ありがとうございます。
プロコーチ7年目、常楽でした。
《関連記事》
・ありがたい制約、いらない制約
・共感は、平和を増やす
・もっと大変な人がいるよ、と言われたら
・あれが無かったら、よりも、あれが有ったから、の今。
・良好な人間関係を構築するひとつは、相手の身になること
アルフレッド・アドラーは
共通認識という意味で
このコモンセンスという
言葉を使っています。
対象によって
みんなだいたいこうする、
みたいな認識のことです。
電車は移動手段
レストランは食事するところ
セミナーは知識を学ぶ場
発熱したら休む
などなど。
自分のライフスタイル(性格)を
このコモンセンスに合わせられると
人は幸せを感じやすくなる、と
アドラーは言っています。
私たちは
幼い頃は学校に通って
知識や技術や社会性を
身に着けると幸せになる、という
共通認識があるから
子供が学校に通うことを
普通のことだと思っています。
しかし、
学校に行くと暴行を受ける、など
危険がある場合には
そんな場に行かなくて良い、
といった共通認識もあります。
コモンセンスは
常識、よりも
狭い意味で使われます。
以前、
とある連続セミナーに通ったとき。
セミナーは知識や技術を
学ぶ場だと思って通っていました。
学ぶのはよかったのですが
他の参加者との関係で
話が合わないことが多く
疎外感を感じることもありました。
その後、観察していると
私の認識と
講師や他の参加者の持っている認識が
違うことを見つけました。
例えば
名前を敬称なしで呼んでね、と
言った参加者がいました。
なので、その人のことは
名前だけで呼んでました。
しかし、講師がその人を
いつも「〇〇さん」と
敬称をつけて呼びます。
講師がそう呼ぶので
他の参加者も同じように呼びます。
あれ?名前だけで呼ぶことを
本人が希望していたのに、
講師が「〇〇さん」で呼ぶと
それが共通認識になるってこと?
私だけ呼び方が違うので
ひとり浮いてる感じでした。
「〇〇さん」と呼べば
浮いてる感じは消えるでしょうが、
本人の希望の方が私は大事でした。
また、講師が
「私の機嫌をとろうとしないで」と
言っていたので、
その通りにしてました。
しかし、講師と仲良くなったり
個別に指導してもらっている人は
その講師のご機嫌とってる人でした。
あれ?なんか違和感...
私はこんな感じで
コモンセンスを理解するまで
時間がかかるタイプです。
しばらく見ていて
結局なじめずに
そのセミナーへの参加は
やめましたが、
そのセミナーで
とても楽しそうにしている人たちは
そんなコモンセンスに合った
ライフスタイルを持った人たちでした。
腕立て伏せを
フィットネスクラブでするのは
普通のことですが、
そば屋でしてたら
周りの人はびっくりしますね。
周りにびっくりされ続けたら
落ち着いて腕立て伏せできません。
腕立て伏せをしたいなら
腕立て伏せする人々の
コモンセンスを理解した上でした方が、
楽しくできそうですよね。
自分のやりたいことについての
コモンセンスを理解しておくことは
早くしあわせを感じることに
役立ちます。
それを対象とした人々は
どんなコモンセンス(共通認識)を
持っているのだろう?
それを
見なくても先へと進めますが
注意をすこし向けてみるだけで
その後の状況は違っていきますね。
お読みいただき、
ありがとうございます。
プロコーチ7年目、常楽でした。
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・ありがたい制約、いらない制約
・共感は、平和を増やす
・もっと大変な人がいるよ、と言われたら
・あれが無かったら、よりも、あれが有ったから、の今。
・良好な人間関係を構築するひとつは、相手の身になること