アルフレッド・アドラーは
こんなことを言ってます。
「人は、ライフスタイルを0歳から
10歳くらいまでかけて完成させている」
「その後は、そのライフスタイルを
生活の中心に据えて生きていく」
↓ライフスタイルとは?
ライフスタイルを構成する、3つの信念
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20210323/08/yurushino/fc/81/j/o0640042714914523750.jpg?caw=800)
なので、
今の自分のライフスタイルが
つくられてきた経緯を知ることで
そのライフスタイルのために
選択肢が1つしか
見えないような時でも
他の選択肢を見いだせる自分に
なれます。
迷路の中で迷っている自分が
上から迷路を見て
出口までの経路を
簡単に見いだせるように。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20210323/08/yurushino/9b/d4/j/o0640042714914524966.jpg?caw=800)
私が幼い頃、
私の親は他人を
その本人不在の場で
悪く言うことが多い人でした。
お客さんが来て
愛想よく応対して
帰ったとたんに
「もう少し〇〇ならいいのに」
「あの人はダメなヤツだ」
「もっと考えてくれなくちゃ困るね」
「いつも自分のことばかり話す」
などと、言い出します。
あの人の評価を下せる自分って
すごいだろ、みたいに。
一人でやりゃいいのに、
なんで私に話すのでしょうね。
やっぱり
私に対して
「自分はすごいだろ」と
力を見せつけたかったのでしょうね。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20210323/08/yurushino/51/a1/j/o0640042714914525272.jpg?caw=800)
出かけていた親が
帰ってきたときも
似たようなことがよくありました。
どこどこに出かけて
誰々に会った。
その人ったら、とても失礼な人だった。
不愉快な思いをしたので、
もう会いたくない。
そんなう〇ち投げるみたいなことは
他所でやってくれよ、と
今なら思いますが、
当時は親が示す力を見て
「そうするのが大人なんだ」と
学んでしまいました。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20210323/08/yurushino/7d/4c/j/o0640043014914525463.jpg?caw=800)
さっそく親を真似て
幼稚園でわざわざ失礼な態度を見つけて
それを親に報告します。
親を真似て
すごいことをしてる自分を見て
親は喜ぶに違いないと信じて。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20210323/08/yurushino/15/95/j/o0640042614914525857.jpg?caw=800)
すると親から、
「そんなふうに
人のこと悪く言っちゃいけないよ」と
言われました。
え、なんで?
親のあなたたちはやってるのに
僕はダメなの?
親のあなたたちの真似してるのに、
イイコトしてるのに、
どうして喜んでくれないの?
訊いてみると
「そんな失礼なこと、
自分たちはしてませんよ」
と返ってくる。
なんか、このやりとりのあたりで
心が壊れちゃったんだと思います。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20210323/08/yurushino/b9/f9/j/o0640037614914526280.jpg?caw=800)
小学生になると
親が聞かないから
クラスメイトに話します。
Aの悪く見えるところを
Bに話します。
Bの悪く見えるところを
Cに話します。
Cの悪く見えるところを
Aに話します。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20210323/08/yurushino/a7/69/j/o0640042714914526671.jpg?caw=800)
そんな感じで
自分には
「相手の悪いところを
見つけて評価を下せる」
という力
が、あるんだと示せたので
そんな自分は優秀だと
信じていました。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20210323/08/yurushino/8c/75/j/o0640044414914526863.jpg?caw=800)
そのうちに
BがAに、CがBに
私があなたを悪くいってたと
話します。
不快になったその人は
私に怒りを向けます。
すると
「そんなこと言ってないよ」
とか
「そんなこと思ってないよ」
などと言って
怒りの矛先から逃げてました。
当然、人は私から
離れていきました。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20210323/08/yurushino/a9/88/j/o0640042714914526960.jpg?caw=800)
親の生き方を真似しただけなのに
なんで孤独になるんだろう?
なんで人が離れていくんだろう?
親はその方法を使って
その歳まで生きたのだから
成功した方法なんじゃないの?
だから今もしているんじゃないの??
すごい疑問でした。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20210323/08/yurushino/f7/07/j/o0640042714914527082.jpg?caw=800)
そうして10歳の誕生日を迎えます。
成長した私は
「親がしている方法は
人が離れていく方法だ。
自分はイヤだから、
違う方法を選びたい」
そう思って
他の方法を試すのですが、
一時的に違う方法を選べても
結局は同じ方法に戻ってしまって
人が離れていく状況となる...
心の中で
親に従いたい自分と
親に従いたくない自分が
すさまじい力で
綱引きしている感じ。
アクセルとブレーキを
ベタ踏みしている感じ。
自分の欲を
社会的で理性的な自分が
力いっぱい抑え込みながら
生きていくしか
ありませんでした。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20210323/08/yurushino/68/1a/j/o0640047814914528057.jpg?caw=800)
30歳の時に
心の勉強をした人に
話を聞いてもらえる機会がありました。
その人に言われた一言で
状況が一変します。
「君は何も悪くないよ。
悪いのは全部親だよ。
そう思っていいんだよ。」
この「そう思っていい」で
自分を縛り付けていた
重たい鎖が全部外れた感じがしました。
不思議なことに
それまでそう言ってくれる人には
会ったことがありませんでした。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20210323/08/yurushino/8f/5c/j/o0640096014914528364.jpg?caw=800)
3つの信念で整理すると
①自己概念
私は親を喜ばせられないダメなヤツだ
②世界像
親を喜ばせる人が尊敬される人だ
③自己理想
親の生き方は正解だと
自分は証明して親を喜ばせなければ
ならない
って感じです。
書いてて、ちょっと気持ち悪いです...(笑
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20210323/08/yurushino/a4/fe/j/o0640042914914528636.jpg?caw=800)
「自分の生き方は親に関係なく決めて良い」
ということを
その心の勉強をした人に
気付かせてもらえたおかげで、
心の中で2人の自分同士が
していた綱引きを
やめることができました。
渦中にいると見えないものが
俯瞰することで見えた感じですね。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20210323/08/yurushino/31/05/j/o0640047914914529433.jpg?caw=800)
ライフスタイルは
性格のこと。
性格って、心のクセです。
クセは望めば
変えることができます。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20210323/08/yurushino/7b/6f/j/o0640028814914529693.jpg?caw=800)
そのクセは
10歳頃までの体験が
基礎となっているものが
ほとんどです。
その頃までの親との関係を
振り返ってみると、
今の自分のライフスタイルに
違いを生み出せる
チャンスを得られますね。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20210323/08/yurushino/69/42/j/o0640042714914531423.jpg?caw=800)
お読みいただき、
ありがとうございます。
プロコーチ7年目、常楽でした。
《関連記事》
・注目を集める方法、4段階
・「ベーシック・ミステイク」を乗り越える
・恐怖のケーキ
・親への愛憎からの解放
・あなたは何も悪くない
こんなことを言ってます。
「人は、ライフスタイルを0歳から
10歳くらいまでかけて完成させている」
「その後は、そのライフスタイルを
生活の中心に据えて生きていく」
↓ライフスタイルとは?
ライフスタイルを構成する、3つの信念
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20210323/08/yurushino/fc/81/j/o0640042714914523750.jpg?caw=800)
なので、
今の自分のライフスタイルが
つくられてきた経緯を知ることで
そのライフスタイルのために
選択肢が1つしか
見えないような時でも
他の選択肢を見いだせる自分に
なれます。
迷路の中で迷っている自分が
上から迷路を見て
出口までの経路を
簡単に見いだせるように。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20210323/08/yurushino/9b/d4/j/o0640042714914524966.jpg?caw=800)
私が幼い頃、
私の親は他人を
その本人不在の場で
悪く言うことが多い人でした。
お客さんが来て
愛想よく応対して
帰ったとたんに
「もう少し〇〇ならいいのに」
「あの人はダメなヤツだ」
「もっと考えてくれなくちゃ困るね」
「いつも自分のことばかり話す」
などと、言い出します。
あの人の評価を下せる自分って
すごいだろ、みたいに。
一人でやりゃいいのに、
なんで私に話すのでしょうね。
やっぱり
私に対して
「自分はすごいだろ」と
力を見せつけたかったのでしょうね。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20210323/08/yurushino/51/a1/j/o0640042714914525272.jpg?caw=800)
出かけていた親が
帰ってきたときも
似たようなことがよくありました。
どこどこに出かけて
誰々に会った。
その人ったら、とても失礼な人だった。
不愉快な思いをしたので、
もう会いたくない。
そんなう〇ち投げるみたいなことは
他所でやってくれよ、と
今なら思いますが、
当時は親が示す力を見て
「そうするのが大人なんだ」と
学んでしまいました。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20210323/08/yurushino/7d/4c/j/o0640043014914525463.jpg?caw=800)
さっそく親を真似て
幼稚園でわざわざ失礼な態度を見つけて
それを親に報告します。
親を真似て
すごいことをしてる自分を見て
親は喜ぶに違いないと信じて。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20210323/08/yurushino/15/95/j/o0640042614914525857.jpg?caw=800)
すると親から、
「そんなふうに
人のこと悪く言っちゃいけないよ」と
言われました。
え、なんで?
親のあなたたちはやってるのに
僕はダメなの?
親のあなたたちの真似してるのに、
イイコトしてるのに、
どうして喜んでくれないの?
訊いてみると
「そんな失礼なこと、
自分たちはしてませんよ」
と返ってくる。
なんか、このやりとりのあたりで
心が壊れちゃったんだと思います。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20210323/08/yurushino/b9/f9/j/o0640037614914526280.jpg?caw=800)
小学生になると
親が聞かないから
クラスメイトに話します。
Aの悪く見えるところを
Bに話します。
Bの悪く見えるところを
Cに話します。
Cの悪く見えるところを
Aに話します。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20210323/08/yurushino/a7/69/j/o0640042714914526671.jpg?caw=800)
そんな感じで
自分には
「相手の悪いところを
見つけて評価を下せる」
という力
が、あるんだと示せたので
そんな自分は優秀だと
信じていました。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20210323/08/yurushino/8c/75/j/o0640044414914526863.jpg?caw=800)
そのうちに
BがAに、CがBに
私があなたを悪くいってたと
話します。
不快になったその人は
私に怒りを向けます。
すると
「そんなこと言ってないよ」
とか
「そんなこと思ってないよ」
などと言って
怒りの矛先から逃げてました。
当然、人は私から
離れていきました。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20210323/08/yurushino/a9/88/j/o0640042714914526960.jpg?caw=800)
親の生き方を真似しただけなのに
なんで孤独になるんだろう?
なんで人が離れていくんだろう?
親はその方法を使って
その歳まで生きたのだから
成功した方法なんじゃないの?
だから今もしているんじゃないの??
すごい疑問でした。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20210323/08/yurushino/f7/07/j/o0640042714914527082.jpg?caw=800)
そうして10歳の誕生日を迎えます。
成長した私は
「親がしている方法は
人が離れていく方法だ。
自分はイヤだから、
違う方法を選びたい」
そう思って
他の方法を試すのですが、
一時的に違う方法を選べても
結局は同じ方法に戻ってしまって
人が離れていく状況となる...
心の中で
親に従いたい自分と
親に従いたくない自分が
すさまじい力で
綱引きしている感じ。
アクセルとブレーキを
ベタ踏みしている感じ。
自分の欲を
社会的で理性的な自分が
力いっぱい抑え込みながら
生きていくしか
ありませんでした。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20210323/08/yurushino/68/1a/j/o0640047814914528057.jpg?caw=800)
30歳の時に
心の勉強をした人に
話を聞いてもらえる機会がありました。
その人に言われた一言で
状況が一変します。
「君は何も悪くないよ。
悪いのは全部親だよ。
そう思っていいんだよ。」
この「そう思っていい」で
自分を縛り付けていた
重たい鎖が全部外れた感じがしました。
不思議なことに
それまでそう言ってくれる人には
会ったことがありませんでした。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20210323/08/yurushino/8f/5c/j/o0640096014914528364.jpg?caw=800)
3つの信念で整理すると
①自己概念
私は親を喜ばせられないダメなヤツだ
②世界像
親を喜ばせる人が尊敬される人だ
③自己理想
親の生き方は正解だと
自分は証明して親を喜ばせなければ
ならない
って感じです。
書いてて、ちょっと気持ち悪いです...(笑
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20210323/08/yurushino/a4/fe/j/o0640042914914528636.jpg?caw=800)
「自分の生き方は親に関係なく決めて良い」
ということを
その心の勉強をした人に
気付かせてもらえたおかげで、
心の中で2人の自分同士が
していた綱引きを
やめることができました。
渦中にいると見えないものが
俯瞰することで見えた感じですね。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20210323/08/yurushino/31/05/j/o0640047914914529433.jpg?caw=800)
ライフスタイルは
性格のこと。
性格って、心のクセです。
クセは望めば
変えることができます。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20210323/08/yurushino/7b/6f/j/o0640028814914529693.jpg?caw=800)
そのクセは
10歳頃までの体験が
基礎となっているものが
ほとんどです。
その頃までの親との関係を
振り返ってみると、
今の自分のライフスタイルに
違いを生み出せる
チャンスを得られますね。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20210323/08/yurushino/69/42/j/o0640042714914531423.jpg?caw=800)
お読みいただき、
ありがとうございます。
プロコーチ7年目、常楽でした。
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