助けてほしいとき
助けてほしいと
思うだけで止めずに、

自分が誰かを
助けたい、と行動を
起こそうとすると
見えるものが違ってくる。

そして
その助けたい対象には
自分自身も
入れてあげると
もっといろいろ見えてくる。




他の誰かなら
助けてあげたくても
相手がそれを望まないなら

勝手にすると
迷惑になる。


相手に
「私はあなたを助けたい」と
意思を示すことで
相手からその許可が
もらえるかもしれない。

許可されたら、する。
許可されなかったら、しない。

そうして対等が形になる。



でも、
自分自身なら
助けてほしいと思えば

思う自分はすぐわかるから
すぐに助けることが
できる。


自分を客観的視点から
俯瞰してみて
今必要そうなことを
見つける。

追加すると、良さそうなもの。
除外すると、良さそうなもの。
変更すると、良さそうなもの。
取り替えると、良さそうなもの。


それは、
人?
物?
思考?
情報?


そうして
自分自身が
整理整頓されていく。

その過程で
癒しも起きていく。




助けられたいと
思うだけでは
何も変わらないのは
知っている。


助けて、と
誰かに伝えたいけど
「食い物」にされそうで
怖いから、できない。


そう思うことだけで
行動は起きず
苦しい状況は
苦しいまま。


自分は
「助けられる側」と
信じていると
見えないもの。

それが
「助ける側」に
立ってみると
見えてくるものが、ある。


迷路を横から見ると
壁ばかりで困難に
見えるけど

上から見ると
ゴールまで
どう行くのかが
簡単にわかる。

それと似てる。




自分は
「助ける側」にも
立つこと、できるよ。

立ち位置変えると
迷路を上から見るみたいに
今の自分に必要なものが
見えてくる。

助ける対象には
自分自身は入らないと
信じていたけど

入れることができると
やってみてわかる。



大切と思う自分を
大切に扱う、とは
こういうことを
言うのですね。



お読みいただき、
ありがとうございます。

プロコーチ7年目、常楽でした。




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