自分の
今までの人生を作ったのは
自分。

とすることで
これからの人生を作るのも
自分、と
心から思うことができます。



今までの人生、
不可避的な事態に陥るなど
自分の意志にかかわらず
巻き込まれ、大変な思いをした。
そんなこともあったかもしれません。

例えば
上から物が落ちてきて当たる、なんて
ただ歩いているだけの自分には
どうにもできません。

そんなことまで自分が作ったこと?と
疑問ですよね。



自分の力ではどうにもならないことまで
責任を負う必要は、ありません。

それは「宿命」とでもいうべきもの。

宿命は宿命として、置いておいて、
大切なのは、
今からどこへ向かうのか
です。

いつまでも宿命にこだわりすぎると
いつまでも過去に生きることになってしまいます。

あのとき、あれがなかったら。
あんな思いをするようなことが起きなかったら。
○○があったら。
あのとき、あれを知っていたら。

そんな思いたいことがあれば
思いたいだけ思えば良いです。

ただ、ずっと思い続けていると
未来を見ることができません。

なので
思いたいだけ思い、
気が済むまで思いましょう。
本当に気が済むまで思うことができたら、
やがてその思いも小さくなっていきます。

逆に抑え込めば込むほど
力が蓄積されていって
何かのきっかけで爆発、なんてことに。

そうならないよう、気が済むまで
やりたいように自分にさせてあげることは
大事です。


今の自分を構成する一部が、その宿命です。
そこでの経験があるから
今の理解や理想があるはずです。

豊臣秀吉は
生まれが農民だったから
「すごい」と言われています。

彼が将軍の子、とかだったら
そこまで「すごい」とはならなかったでしょう。

彼自身が見る景色も
農民から関白まで、すごい変わりようですよね。
そんな思いをできたのは
農民だったから、です。

彼が
「オレは農民だから、関白なんてムリ」
と信じていたら、実現しなかったでしょう。

「オレは農民の子だが、出世して立派になってみせる」
とでも思っていたから実現したわけですよね。



自分の宿命は
自分を構成する一要素、です。

そこにある資源を
理想に向けての活動に生かそうとしていくことで、

今までの人生つくったのは自分自身。
だから、これからの人生も自分で作れる、と
心から思うことができると思うのです。



お読みいただき、
ありがとうございます。

プロコーチ7年目、常楽でした。


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