おはようございます。
プロコーチ7年目、常楽です。

アドラー心理学の幸福の3条件
①自分は、自分が好き
②自分は、他人を信頼できる
③自分は、貢献できる

今回はその①の
「自分は、自分が好き」についてです。



自分が好きになる時って
どんな時だと思いますか?

それは
今の自分に向かって
「これで良し」と
思える時です。


日常の中で
仕事がうまくいって
そんな自分に「これで良し」と
思えるときはあると思います。

でも、これは部分的な自分です。



「こんな自分が存在していること」
「ここに、こんな自分が居ること」
「こんな過去を持つ自分が居ること」

そんな根本的な自分自身に向けて
「これで良し」と
思える、ということです。


今年グラミー賞を受賞した
歌手のLizzo(リゾ)は
「ボディ・ポジティブ」を謳って
話題になりました。

美しさは
ファッションモデルのような容姿の
人だけにあるものじゃない。
すべての人が持ってるんだ。
私はそんなメッセージを受け取りました。


どこまでも自分を肯定することは
ありのまま、今の自分まるごとで
自分らしくいること。

逆もまた真なり、で
ありのまま、今の自分まるごとで
自分らしくいる人は
どこまでも自分を肯定している。


群れの中で
他者と比較してわかるのは
「違い」です。

この「違い」を過去に向けると
とたんに「自分を責める」が
始まってしまいます。

なぜか比較するときって
自分より優秀と思うものと比較して、
劣等感を感じていますよね。

それは人のサバイバル本能のはたらきなので、
まずそこに気づきたいですよね。

なので
その「違い」は未来に向けていきたい。

未来に向けることで
挑戦できる可能性に出会えますから。


「こんな自分が居ても、いいよね」と
実際に声に出して言ってみる。

その時の感覚にフォーカスしてみると
自分のこと、好きって感覚が
ちょっと感じられますよね。


明日は
②自分は、他人を信頼できる
についてお話しします。


今日もお読みいただき
ありがとうございます。

プロコーチ7年目、常楽でした。


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