必要と感じることを
やろうとしても
どうにも動けない自分。

世間の人々は
生きるため
楽しむために役立つことを
少しでもしてるように見える。

それができない自分は
一体なんなんだ。
この、役立たず、
楽しいことすらできないのか、
なんて思ってしまう。


いえいえ、違うよ。
「動かない」をやり足りてないから
動けないだけだよ。





カレー好きな人。
毎日カレー食べる。

でもほとんどの人は
毎日カレーを食べ続けると
3日もすれば
「もうカレーはいいや」と
カレー以外を食べたくなる。


「動けない」もそれに似てて、
動かない、を毎日すると
やがて「動けない」をやめて
違うことをしたくなる。




どんなに高価なものでも
贅沢なものと言われてるものでも
喜べないときは、喜べない。

思考でいくら
「これは魅力的だ」と思ってみても
心も身体も同意見とは限らない。

それよりも
「動かない」をしないと
動けない状況に
変化を生み出せない。

世間の価値よりも
自分の価値を大切にするとき。




動けない、と感じるのは
動けて楽しく生きてる自分を
知っているから。

動けることで
いろんな利益を享受できると
わかってる。

目指すところは
わかった。

でも、それには準備が必要。
「動かない」といううつわを
十分に満たしてあげる準備が。




動かない、とは何だろう?
これを頭で考えてはいけない。

動かない、とは、
こんな感じかな?と
アイデアを言葉にしてみて
ピッタリ感の高いものから順に
やってみる。

やってみたら、違った。
ひとつクリア。

やってみたら、
ピッタリ感があった。
なるほど、なるほど。
それを味わう。

味わうって
感じて感じて、
深く感じ続けてみること。

見た目、身体は動かなくても
内面で活動してる。

気持ち
身体の感覚

つむったまぶたの裏側に
見えるもの。

静かに感じるから
聞こえる音。

身体の姿勢、
感じるままに変えてみる。

...動かないって、こんな感じ、だね。




動けるようになるとき、
感覚で合図がくる。

「〇〇したい」

それが合図。


「〇〇したい」自分を
それができるようにしてあげる。
現実的に、できるようにしてあげる。




「動けない」のうつわには
「動かない」を注ぎ続けてあげる。

やがて満たされ、あふれだす。

もう十分だ。
そうなると次には
違ううつわを満たしたくなる。

「動きたい」のうつわ。
あなたなら、何を注いであげますか?





お読みいただき、
ありがとうございます。

プロコーチ7年目、常楽でした。



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