ほぼ形を成したクロハ69に、未完の前面を仕上げて窓ガラスを嵌めました。
元はモールドで表現されていたテールライトですが、赤色レンズのパーツを嵌める予定でφ0.6の下穴を開けてあります。
テールライトレンズは、手持ちの銀河モデル製(品番N-065)を使用します。
テールライトの取付孔をφ0.8に拡げて、前方からパーツを挿し込み車内側で接着剤を流して固定しました。貫通ホロは、付属パーツの取付脚に少量のゴム系ボンドを付けて装着しています。マスキングテープで覆ったヘッドライトは、現時点では未加工です。
前面窓ガラスは、嵌め込み式のパーツが付属していましたが、サイズが合わず上手く嵌らないので今回は使用を諦めました。
前面窓には、側窓用のセルロイドを湾曲させて貼り付けました。側窓は、1枚物のセルロイドを透明なゴム系ボンドで貼り付けています。
連結面の窓は、書籍の解説によると1等室になるため擦りガラスになっていたとのこと。GMの他キットに付属していた擦りガラス仕様のセルロイドパーツを貼り付けました。
前面の仕上げと、全体の窓ガラス装着を終えました。ヘッドライトがマスキングテープで角隠し状態になっている理由は、屋根板全体をダークグレーに再塗装するための準備です。屋外で塗装するのですが、日没で塗装が間に合わずこの姿で今回は登場しています。
実は、実車と異なる箇所が有ります。客用扉はプレスドアに交換されていましたが、扉窓は旧式の桟ありタイプでした。また、上り向けに連結されるため、前面ホロは装着しておらずホロ枠のみの形状でした。扉窓は私の好みからこのままにしておきますが、前面ホロはホロ枠に変更するかも知れません。(続く)
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