GM製組立キットのクハ68+サロ45によって、京阪神緩行線で活躍したクロハ69を作っています。
 
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扉間でサロ45の窓周りを移植した際に、周囲に生じた隙間を溶きパテで埋めたところが乾燥しましたので、紙ヤスリ(#400→#600)で削って表面を整えました。酷く目立つ隙間でしたが、思った以上に上手く埋まりましたので、これで塗装工程に回せます。
 
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反対側の側面も同様に仕上げました。こちらの側板は、思い起こせば1年程前に切り抜きに失敗(→ こちら)して、新たな側板からやり直しをした二代目になります。
 
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やり直しをした際の画像です。上側が切り抜きに失敗した側板、下側がクロハ69として組み上げた側板です。
 
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切り抜きに失敗した方の側板と窓部分の残骸を探したところ、出てきました。残っていた窓枠部分を接着して周囲の隙間をパテ埋めすれば、元通りの側板として再活用できるのでは・・・。
 
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早速接着してみたところ、パテ埋めで復元できそうです。
 
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左端が窓枠を接着した側板。残りのパーツも一式ありましたので、クロハ69の連結相手となるクモハ51(又はクモハ54)として組立てることにします。
 
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一気にパテ埋め(溶きパテを使用)まで、済ませてしましました。
 
京阪神緩行線のクロハ69は、基本編成4両の京都方先頭に連結され、これに付属編成2~3両を更に京都方に連結していました。クロハ69以外の車両は、51系・70系の3扉セミクロスシート車が主力でしたが、1・2等車標記になったクロハ69の末期(昭和35年~37年)には、70系の横須賀線転出に伴い東京地区から72系4扉ロングシート車が転入し、3扉・4扉の混合編成になっていましたので、この末期の雑多な編成を再現しようと思います。