ねこタクシー
- 映画版 ねこタクシー DVD/カンニング竹山,鶴田真由,山下リオ
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あらすじ
人とうまくコミュニケーションがとれないタクシー運転手の間瀬垣(カンニング竹山)は、営業成績もいつも最下位で、妻(鶴田真由)や娘(山下リオ)にもあきれられていた。そんなある日、いつものように公園で弁当を広げる彼の前に“御子神”という名札を付けた三毛猫が姿を現す。彼はそのふてぶてしくも堂々とした猫の姿に心奪われ……。(シネマトゥデイより)
主演キャストすら知らずに、タイトルだけ見て借りてきたんですが、猫をタクシーに乗っけた『ナイト・オン・ザ・プラネット 』みたいな話かな~…と思ってたんですが、その要素もありつつ、どちらかというと、モヒカンにしたり、武器を体に仕込んだりしない「タクシードライバー 」というか。
が、途中、盲目の女性のお客さんが乗ってくるので、あれは「ナイト・オン・ザ・プラネット」へのオマージュなんですなぁ。あのエピソードはどちらも好きです!
村上春樹氏のエッセイに「猫を連れて旅行に行けたらいいなぁ…」という内容のものがありまして、うろ覚えなんですが、例えば、列車に乗って、座席の上にブランケットを載せて、ネコが陽だまりの中で寝ている姿を想像してみる…といった内容だったと思うのですが、それをタクシーで具現化しているなんて、素敵じゃないですか!!
うちのネコ、この映画と同じで、デカいのとチビっこいと2匹飼ってるんですが、映画とは違い、デカ猫が、本当に外出が嫌いでして。
病院連れてくにも、もう、猫語で「殺されるーー!!」って言ってると思うんですが、泣き叫ぶし、身体がデカいのに暴れるし、ネコの潜在能力をイヤというほど思い知らされるハメに必ずあうんですよ。んで、気が付くと、私の服に、何故だか蛍光緑色の液体が付いてるんですよね。あれは何??
しかし、引っ越しの時に、夫・息子・ネコ2匹で車に乗ったときは、そんな出来事の後にも関わらず、デカ猫、完全に震え上がってるにも関わらず、物凄く幸せな気分になったんですよ。
ああ、家族なんだなぁ…みたいな。(デカ猫、たまに完全におびえた声で鳴いてましたが)
んで、チビ猫の方は、私の膝の上にいたんですが、ちょうどこの映画のネコたちのように、流れる景色を、不思議そうな顔で見てたんですよ。物凄く私にしがみついてたんですが、楽しそうにも見えました。
映画の内容は、いたってシンプルに「ダメな男が、ネコを通して自信をつけていくサクセス・ストーリー」だったのですが、これがなかなかどうして面白かったです。
勿論、脚本や演出や監督の力量あってからこその面白さなんでしょうが、主演のカンニング竹山さん、最初のうちは正直、「あ、失敗したかな…」と思ったくらい、役というより「演技してるお笑い芸人」にしか見えなかったのですが、しばらくすると、役の人にしか見えなくて、「こんなに弱気な人なのに、テレビでキレ役しちゃって…テレビってやらせばっかしなんだな!!」と、完全に感情移入した上、今日の報道の在り方への怒りにまで発展しそうになりましたよ!(一部大げさな表現になってますが)
いや、カンニング竹山さん、良かったです!!
でも、カンニング竹山氏の奥さんが鶴野真由って美人過ぎ!娘かわいすぎ!と思った度
80ポイント
水木一郎(ゼ--ットアニキ)のアニキ度
180ポイント
ネコ、逃げたりするんじゃないか…とヒヤヒヤさせられた度
100ポイント
スターリングラード
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【2001年4月公開】 製作国 アメリカ・イギリス・ドイツ・アイルランド
超超簡単なあらすじ…
1942年、第三帝国絶頂時のドイツ軍とソ連軍がスターリングランドでの激戦の中、ドイツ兵、ソ連兵のスナイパーに焦点を当て、この二人の激戦を描いたドラマ。
いきなり貨物列車に乗せられる大量のソ連兵、その貨物列車にデカい南京錠をかけ、到着した途端、船に乗せられ、脱走兵にバシバシマシンガンを撃つ上官、2人で1挺のライフル銃の現地支給(銃を渡されない人は、ポロポロと弾を渡される)。
「行けーーー!行けーーー!」
また脱走兵には、容赦なく上官が撃つ、撃つ、撃つ…
この最上級の人権無し無しオープニングで、完全に心奪われてしましました。
大好きです!!
んで、ストーリーの中に、恋愛あり(かなり濃厚な感じ)、裏切りあり、バディ(兵士同士の絆)感あり、完全極悪ナチス感ありで、かなり見応えを感じました。
んで、とても内容が反共だったので、公開された当時って、何があったっけ…とググってみると、1999年に第二次チェチェン紛争の勃発、その翌年の2000年に、冷戦後の極左政権であるプーチンが大統領になった、その翌年であったんですね。
関係ないですが、公開年である、2001年9月にはアメリカ同時多発テロがあったのですなぁ。
ヴァシリ(ジュード・ロウ)とケーニッヒ少佐(エド・ハリス)、二人のスナイパー対決シーンがかなり緊張した感じで、その根気強さの時間のかけ方に目が離せなく、派手な感じではなかったのですが、ずっとピリピリしながら見てたので、見た後の疲れ方はハンパなかったです…
特に、ヴァシリが、死体の山に埋もれて、顔にドロを塗りジッとしているシーンは、緊迫感ありあり、嫌だろう感ありありで、寝る前にちょっと思い出したりして、ブルーな気分になりましたが、かなり良いカットだと思いました!!リアルっすね!!
かなりコッテリしたラブシーンもありましたが、パールハーバー 的な
「恋愛要素いれてみました~www」
という感じよりも、時代に翻弄された明日なき二人の激しい一夜で、さすが愛人(ラ・マン) の監督です。
夜中にひとりで見ていたのですが、夫や息子がいきなり起きてきて、こんなシーンを夜中に見てる女だと思われたくない気持ちで心が揺れまくり、実はこのシーンが一番ヒヤヒヤさせられました…
でも、ムダな濃厚さではなかったです。
ターニャ役のレイチェル・ワイズは、聡明でタフで、とてもかわいらしくて、ハマり役でした。
もう一度観たいなーーーー!!
ジュード・ロウが思った以上にいい男だった度
500ポイント
ユニクロのCMのO・ブルームをジュード・ロウと間違えてかなりガッカリした度
100ポイント
ソ連軍、ナンパオ状態じゃん!と「ナンパオ」という言葉を思い出した度
100ポイント
OKAMOTO'S 岡本太郎100祭@六本木ヒルズ
全然、別の用事で六本木ヒルズに行ったのですが、待ち合わせ時間より1時間早く行って、ちょっとブラブラしようかな…と、喫煙所でタバコを吸っていたら、なにやらバンドのリハの音。
「ん・・・??これはもしかして・・・?」と音のする方に行ってみると、
なんとOKAMOTO'Sらしきバンドが!!
しかも会場には「岡本太郎100祭」とあるから、やはりこれは間違いない!!と確信し、さっそく並んでライブを見てしまいましたお!!
OKAMOTO'Sはとても若い(19歳とか20歳くらいらしい)メンバーで構成されてますが、音楽自体はわりと泥臭いロックを、洗練した感じにして、本当にカッコいいバンドで、地味に応援してました。
メンバー全員、技術面も素晴らしいのですが、私がOKAMOTO'Sと他のバンドとの差が大いにあると思うのは、ベースのハマ・オカモト氏(ダウンタウンの浜ちゃんのご子息)のベースライン、これがとにかく渋い!!
初めて聞いたのが、これ。
どうも17歳の時らしいっすね!!
まあ、年齢にも驚かされますが、久々に骨太感も感じつつの現代感も感じて、ハッとしてGOOD(グー)しました。
私が17歳の時なんて、モトリー・クルーのコピバンやってましたよ…ははは。(乾いた笑い)
つか、アメブロなれてないんで、ちょっとYoutube貼っつけたくらいで、なんか、妙な感じになってるんじゃないかと、心配のパイ!!