『大人のギャザリング』ライフナビゲーター・田村ゆかりです。
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【大人のギャザリング~人生にひと振りのスパイスを】
先日【あやしい絵展~アートギャザリング】の第1回目を開催しました。
まずは美術館に近いカフェにて事前レクチャー
短くまとめようとしましたが、解説したい絵がありすぎて
なんと!10枚にもなってしまった資料を使って
会期を通しての見所や前期展示の見所作品などをじっくりと40分ほど解説させて頂きました
その後、徒歩で美術館へ。
我々は11時の回の入館予約チケットだったのですが
到着したのは11時10分頃だったのに、何故か館外に長蛇の列が
が、これはその次の回の人達が並んでいるということで
ホッとしたのと同時に
「うそ~ん、そんなに前から並んでどうするの?」という素朴な疑問が・・・
まあ、30分刻みでの入館チケットなので、時間より早く来てしまったら
並んで待つしかないとは思いますが・・・ね。
これから行く予定の皆さまは、入館時間を10~15分過ぎてから入るといいと思いますよ。
外で待つ必要はありませんから~笑
さて、前回初日に下見を兼ねて観た時には
曽我蕭白の「美人図」がありましたがこちらは展示替えで
こちらの絵に。
『祇園井特の美人と幽霊図』
まるで女性のBefore Afterみたい?笑
「出典:国立博物館所蔵品統合検索システムより」
他にも前期と後期で展示替え作品がいくつかありましたが
前期の目玉?作品は
『河鍋暁斎の地獄極楽図』
※写真は撮影できるものとできないものとがあり、これは”撮影不可”だったため
所蔵の東京国立博物館のリンクからお借りしてます。
「出典:国立博物館所蔵品統合検索システムより」
『河鍋暁斎』は幽霊画や地獄画をよく描いていました。
(その他にも、蛙や鴉を主人公にしたユーモラスな絵もあるんですけれどね!)
ここで描かれている地獄の様子も
よ~く観ると、閻魔大王やその臣下の鬼たちも、どこか面白い!笑
そして・・・この美術展の中で、私のイチオシ!は4人の画家(多い?笑)
『甲斐庄 楠音(かいのしょう ただおと)』
『橘 小夢(たちばな さゆめ)』
『岡本神草(おかもとしんそう)』
『北野恒富(きたのつねとみ)』
1人ずつ力説?すると長くなってしまうので(笑)
2回(或いは3回?)に分けて書いていってみようと思います!
この中で、『北野恒富』については先月の下見に行った際のブログで
「道行」と「淀君」についてご紹介しています
【心がざわつく『あやしい絵展』春のアートギャザリング】
【あやしい絵の中に見る無念さと哀しみ~アートギャザリング~作品紹介・淀君】
次の開催レポでは「これぞ!妖しさの真骨頂!!」とも云うべき3人についてご紹介していきますよ~
最後までお読みいただきありがとうございました。
スピリチュアル雑誌『anemone』2021新年号に掲載されました