ピーテル・ブリューゲル1世の描いた「バベルの塔」
旧約聖書の”創世記”の物語の中で
神の領域である天に向かってそびえたつ未完の塔は
人間の傲慢さを象徴するようなものであり
その”螺旋”の無限に上昇するエネルギーに、人間は何を
それを是非!あなたなりの感性で
作品から読み解いてみてください。
このほかにも、16世紀のネーデルランドの画壇に衝撃を
ヒエロニムス・ボスの作品の中でも油彩画が2点やってき
ボスと云えば『快楽の園』
三連祭壇画となっている絵は、右翼には”エデンの園”が
中央には性的快楽を含むうような、非常に寓意的な場面が
そして左翼には、上記のようなグロテスクで幻想的な”地獄”が描かれている。
この怪奇的だが、目を離せなくなるような絵
ご覧になったことはないだろうか?
(私はこの絵を初めて観た時、目が釘付けになった!(笑))
が、今回来るのはこちらの2枚。
『放浪者』
そして『聖クリストフォロス』
絵の要所に描かれる”暗示的な要素”
それを観ながら私たちは
不思議な世界へ誘われていくのかもしれません。
ボスと云えば、不気味ともユーモラスともつかない
摩訶不思議な怪物?たちも忘れられないモチーフとなっています。
今回、この美術展の開催に向けてフィギュアが作られたのはこれ!
足の生えた魚のモンスターです。
なんとも不思議で不気味で目が離せない・・・
今回やってくるのは、オランダのボイスマン美術館から
当時のネーデルランドの黄金時代と云われた頃の
絵画や彫刻の歴史が90点ほど。
また、今回の美術展には凄いコラボが!!
「AKIRA」などの漫画が世界的にも有名になっている
”大友克洋”氏が『バベルの塔』からインスピレーション
「INSIDE BABEL」が
展覧会会期中、美術館企画展示室入口横のホワイエで
特別公開されるているそうです。
大友氏は好きな作家の1人に”ブリューゲル”を挙げてい
今回の制作にあたり「バベルの塔内部構造」について考え
実際にオランダ・ロッテルムのボイマス美術館などを訪れ
美術館の学芸員との意見交換などを経て構想を練った末に
これを観られるのも楽しみですね。
ゴールデンウィークの始まりの日ではありますが
新緑の季節、是非!
奇想の画家の巨匠の作品と「バベルの塔」を観にご一緒しましょう☆
開催日時:5月3日(日)15時~17時30分 (予定)
開催場所:上野・東京都美術館
参加費:¥8,000 (入館料込み)
※当日現金にてお持ちください。
募集人数:6名
概要:事前に近隣のカフェでレジュメ資料を基に
土岐綾子さんによるレクチャーあり。
その後、16時頃から美術館に入ります。
ナビゲートツアー終了後は、希望の方々と
シェアの食事&飲み会を予定しております。
お申込はこちら ↓
http://ws.formzu.net/fgen/S37787868/
キャンセルポリシー有り
参加費は当日現金にてお持ちいただく予定ですが
実施日5日前から前日までのキャンセルに関しましては参加費の60%
当日のキャンセルにつきましては100%を後日申し受けますので
何卒ご理解の程お願い申し上げます。
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