書き溜め記事Blogの骨頂ですね~(>_<)!
昨年12月に歌舞伎座に歌舞伎を観に行ってきました。
実は昨年は「丸の内朝大学」というものに通い始めて
秋の講座は「歌舞伎を楽しく学ぶ60分」を受講しました。
朝7:15~8:15まで、会社に出社する前に心豊かになる
貴重な時間です。
その講座のフィールドワークとして
十二月大歌舞伎「仮名手本忠臣蔵」夜の部を
観る機会に恵まれたのでした。
歌舞伎座敷地内にお稲荷さんがあるの知ってました?
歌舞伎座も建直されて綺麗になりましたよね。
だから去年はずっと「こけらおとし」公演と銘打ってましたね。
歌舞伎は始まりの頃は格式の高いものではなくて
京都四条の河原で始まったものです。
出雲阿国ですよね。
江戸時代には芝居小屋なるものに進化していますが、
木の片を集めて作る小屋。
それを最後に落としてこけら作りの小屋。
ここから、杮葺しというそうです。
この櫓も意味があるんです。
昔は江戸三座しか興行を許されてなくて
この櫓は公演をしてもいいですよという
幕府の許しが出ている合図の名残りだそうです。
こうやって歌舞伎の裏話を講義で聞いていると
本当に歌舞伎を見るのが楽しくなりますよね。
当日の席は花道のすぐ横です。
手を伸ばせば、役者さんに触れられるほどの近く
絶好の席でした。
この緞帳も違いがあるって知ってました?
どの座が主催しているかで、色の配列が違うのです。
今は歌舞伎座は黒、かきいろ、もえぎですが、
国立劇場は黒、もえぎ、かきいろだそうです。
そして開演です。
一応、解説イヤホンを借りて聴きながら
観劇できるので、内容がよく理解できます。
もっとも忠臣蔵なので、大体ストーリー的には
判ってはいますが、これ便利です。
坂東玉三郎さんはすごい!
艶があって、素晴らしいとの一言。
右に出る役者は、今の歌舞伎俳優の中には
いないでしょう。
このところ名優の不幸が続いて残念です。
海老蔵さんとかも、これからが楽しみです。
本当に良い機会を得ました。
また必ず観に来ます!