<ひざ痛克服>ひざ痛持ちは「ひざを曲げる力」が圧倒的に弱い

前回の「四つの視点」は読んでいただけたでしょうか?

今回から痛みの箇所によっての鍛えるべき筋肉を書こうと思っていたのですが、それよりもまず、ひざ痛経験のある私、そしてたくさんの患者さんの体型・体形・動き方を診てきて思い至ったことを先に書きたいと思います。
どれが一番早く治る方法だったのかという現場の考えです。
私が気付いたのは、ひざ痛患者のほとんどが、

圧倒的に「ひざを曲げる力が弱い」ということなんです。 

 

 

>>ひざを伸ばす運動を勧められるワケ 

 

ひざ痛で病院へ行くとまず、「ひざを伸ばす運動」を勧められます。
これには理由があります。
変形性ひざ関節症などというものは、高齢になるにつれ発症し脚の形、ひざの形も変わっていくものです。
ひざが下がってきたかな?
ひざの形が変わってきたな・・・と思い始めていませんか?

変形性ひざ関節症の原因と病態
https://www.joa.or.jp/public/sick/condition/knee_osteoarthritis.html
原因は関節軟骨の老化によることが多く、肥満や素因(遺伝子)も関与しています。また骨折、靱帯や半月板損傷などの外傷、化膿性関節炎などの感染の後遺症として発症することがあります。
加齢によるものでは、関節軟骨が年齢とともに弾力性を失い、遣い過ぎによりすり減り、関節が変形します。

前回の記事で書いたことの裏返しで

・負担がかからないようにじっとしていたり
・水を抜いてみたり
・赤外線を当ててみたり
・湿布やサポーターをしたり
・グルコサミンを飲んでみたり
・プリテオグリカン配合を選んだり
・コンドロイチンも選んでみたり
・コラーゲンを摂ったり
・ひざ痛のための運動をしたり
・ひざ痛本を何冊も読んだり
・色んな有名病院で診てもらったり
・高い足底板も買ったり


いろんなことをやってみて、それで治ればいいのです。痛みがなくなればいいのです。

ところがなかなかそうはいかなくなってきます。

老化だから、大変なケガをしたから、生まれつきだからとあきらめていては、どんどん悪化するだけです。

「筋力がある人は関節が変形していても痛みが出ていない」

という事実にのっとれば、

やはり筋肉を鍛えていくことが最大の解決策となるのです。

 


ひざを伸ばす筋肉というのは太ももの前側です。

簡単に言うと太もも前の筋肉が弱化すると、ひざがキュッと縮むことができなくなり、垂れさがり、そしてそれがひざを圧迫し、痛みを生む。


体の中でも下半身にある筋肉は大きく、体幹を支えていくうえでも代謝を高めるうえでも勧められるのは当然のことです(もちろん他にも理由はあります)。

ひざ痛持ちはこの「ひざを伸ばす」ことも正しくできていません。
 

 

年齢がばれる場所

どんなに若作りしていても年齢が表れてしまうのが、「目元」「口元」「髪」といった顔周りです。
でもそれ以外に「手」「首」そして「ひざ」も年齢がばれるところです。
太ももの「皮膚の張り」もなくなるとともに、ひざが下がってきたり、あるいはひざがもっこりとしてしまう人もいますね(他に理由がありますが)。
そうなんです。ひざの形が変わってくるのです。そして痛みがやってくる。


また後で詳しく書こうと思いますが、ひざを伸ばす最後の15度は実は太ももの内側の筋肉を使うのですが、年齢とともにその部分も弱くなります。ひざが伸ばしきれなくなるのです。

ではひざを伸ばす練習だけで太ももの前の肉がキュッと上がるでしょうか?

問題はそこです。上げられる人と上げられない人がいるのです。

 

 

 

>>ひざを曲げることに着目した理由

 

ひとの体の動かし方というのは本当に人それぞれです。同じことをやっているようで動かし方が異なります。

ひざを伸ばす動きを太もも前の筋肉で行えない人がいるのです。

ひざを伸ばすのは太ももの前・・・と言ったものの実際はその他の筋肉とも連動して行っている動きです。その他の筋肉がうんともすんとも動いていないとしたら反応のしようもないのです。

それが足・脚の形に表れていますし、歩行の様子に表れます。

ひざ痛を発症しやすい人は次のような人です。

ひざが過伸展(反張膝)している人(O脚、X脚)
ひざと足先の向きがそろわないXO脚
蹴る力が弱くなっている人
・つま先だちが苦手な人・・・などなど

上記の人たちに共通するのは

ひざ下を曲げる力が足りない

ということ。

いろんな理由で来られる数多くの患者さんの足・脚の形、歩行の様子、体の動かし方を診ているなかで、病的ではないにしろ

ひざの過伸展(反張膝)が多いのです。

あくまでも病院では普通と言われる範囲の体型・体形なのですが、

大なり小なりそのほとんどが重心を保つ姿勢の「くせ」あるいは「間違い」があって、ひざ過伸展を起こしているのです。

なのにひざ痛持ちにまたひざを伸ばさせるのか?

そのようなひとはきっとまたやり方を間違います。

何よりもまず、ひざの過伸展(反張膝)を改める運動を始めた方が圧倒的に痛みが取れるのが速いことに気付いたのです。

 

 

>>ひざ下を曲げるのに重要なのは「かかとの使い方」 

 

ひざを曲げると聞くと思い浮かべるのはどれですか?

しゃがむようなスクワットの形をイメージするのではないですか?

スクワットも正しく行えているのであれば体の後ろ側に容易に力が入り、太もも前やひざには負担をかけません。

 

腰を下ろすときにひざが曲がりますね。

私の言う「ひざを曲げる」はそちらではないのです。
ひざ下を曲げる方の動きです。

ちょっと画像が小さいですが、ひざから下、かかとをお尻に引き寄せる時に、かかと後ろの肉を下方前方へ巻き込むようにしています。

するとアキレス腱が伸びるのを感じるはずです。この力が必要なのです。

これに気付きこの力の入れ方を
・立っている時
・歩行時
・走行時
・運動時

にも意識できるようになるとやはり痛みがなくなる。

私の中での大発見でした。
実はこれだけではありません。

何をするにも足の指が曲がってしまうひとがいますね。これでは足裏の筋肉は使えません(足の指(足趾)はいつも伸ばすこと!と虫様筋について)

その足の指が伸びるようになるのです。そして

自動的に脚の後ろ側の筋肉にスイッチが入る!

 


O脚やX脚に共通する点はひざの過伸展です。ひざ下を曲げる力が弱いのです。

たったこれだけでもひざへの負担はずいぶんなくなるという事を伝えたいのです。

これには「かかとの使い方」が要です。

ただ
簡単な動きなのにこれを文字にするのは難しい。

 

 

 

あの「無痛ハイヒール」の技も「かかと」がポイントです 

 

私の考案した「無痛ハイヒール」(ためしてガッテンで取り上げていただきました)が先日バズっていました。
すごいなあ・・・私ではバズらないなあ・・・と思いながらも誰かのお役に立っているのであればこんなに嬉しいことはありません。



そしてこの技も、実は「かかと」が要なのです。
 

 

 

この「無痛ハイヒール」は足裏の筋肉が衰えた人、あるいは履き方を間違えている人のために考えたものです。
本来ハイヒールとはどのように履くべきものなのか。足のつくりからから考えると決してつま先立ちで履くのではないという事に気付き、そのお助けマンとして「耐震マット」を利用しました。


ではここで、ひざの曲げ伸ばしの動き、それに関わる筋肉を見てみましょう。 かかとを使ったひざ下曲げに必要な筋肉はどれなのか。 

 

 

>>ひざを伸ばす動き、ひざを曲げる動き 


ひざを伸ばしたり曲げたりする時に骨はどうやって動くのでしょう。
ひざ関節は人体の中で最も大きな関節です。
体重を支えて歩行するという動作はひざ関節にかなりの圧力と負担をかけるため、きっとしっかり大きく作られたのでしょうね。

ところがひざの関節内に炎症を起こしてしまうことがあります。
これは靭帯や半月板や関節軟骨などの病変です。

何が起こるかと言うと

組織が薄くなり、すり減り、粗くなります。
骨の下にある層が露出し、負荷と運動に「痛み」が伴うようになります。

変化はまだあります。
骨棘(骨のとげ、こつきょく)の形成です。
これらは関節の端に沿って形成されるので、関節可動域が損なわれます。

想像しただけで痛いです。

 

ひざの骨の動き

骨だけで見るとこんな感じです。人体の中で最も大きな関節とはいえ、体重を支えて歩行するのですからその動作はひざ関節にかなりの圧力と負担をかけます。
ひざ関節には強力な伸筋群と屈筋群、そして強靭な靭帯が関わっているので、ほとんどの状況に対応できる機能を持っていますが、先にも書いたように老化やひざの酷使による損傷によってひざの関節軟骨が変性することがあるのです。

 

 

これらの変化は脛骨と大腿骨のエリアや膝蓋骨と大腿骨のエリアにも起こることがありますが
もっとも一般的には内側脛骨と大腿骨のエリアでみられます。

これは太ももの内側のエリアのこと。内側に痛みがありませんか?


一般には、関節負荷は関節内で内側により大きくかかり、一旦こうした組織が壊れ始めるとかつて正常で耐えられた負荷でも過剰な痛みを伴うようになります。外側のエリアでも起こることがありますが、外側については他にも理由があります。

まずはひざの曲げ伸ばしで使う筋肉を見てみましょう。

 

 

 

ひざを伸ばす筋肉、ひざを曲げる筋肉

 

ひざを伸ばすときは脚の前側の筋肉を使います。
ひざを曲げるときは脚の後ろ側の筋肉を使います。


「しゃがむ」という動作は日常行っていても
「後ろに蹴り上げる」という動作はだんだんしなくなるのではないですか?
そしてその力がないと「ひざを伸ばす」という動きの能力をより高めることはできないのです。

ちょっと難しくなってきたので、サッカー選手がボールを思いっきり蹴とばすところを想像してみてくださいね。

ひざを曲げる力が弱いひとというのは脚の後ろ側の筋力が弱いのですが、「運動ができる系だけど太もも前がパンパンに張っているひと」も同じことが言えます。後ろが上手く使えていない。
そして後ろ側をうまく働かせるコツさえわかれば、ひざ痛を治すだけではなく、しなやかなバネのある脚、そして脚の形もきれいになるというわけなんです。だから

 

脚の形がきれいになることと健康はセットです。

 




 

O脚だったら?X脚だったら?XO脚だったら?

ひざへの負荷の位置も変わります。
ただし痛みは、O脚だから内側だけ・・・というわけではありません。外側やひざ裏にも痛みが来る場合があるということをひざ痛持ちには分かりますよね。脚の形によって負荷がかかる場所も変わります。

次に、
頑張っているつもりなのに
・思うように運動ができない
・結果が出ない
・やる気が起きない
それはなぜなのか。そのほっとする甘いものはかえって脳を鈍らせているかもしれません。
思い当たることがあれば早めに理解しておきましょう。
 

>>固有機能感覚の減少、冬季うつ

せっかく美しい脚を持っているのに、歳とともにひざの間が開いてくるのを許してしまうひとがいます。
もったいないですよ。そのことで起きるのはひざ痛だけでなく他のちょっと困ったことにも派生していきます。

ただ「ひざが痛い」というだけではなくなり、脳の働きにも関わってくるので特にこの「固有機能感覚の減少」を知っておいていただきたいと思います。

変形性ひざ関節症が認められる場合、このようなことが起きます。
・痛み
・大腿四頭筋(付随してその他の筋肉も)の弱化
・水が溜まる
・関節硬直
・固有機能感覚の減少
・歩行の変化

 

だいたいは経験もするし想像もできます。でもこの「固有機能感覚の減少」というのはあまり知られていないのではないでしょうか? 

 

 

 

 

固有機能感覚の減少とは?

 

固有感覚とは?
  固有感覚とは、体の動きに関する情報を伝えてくれる大切な感覚のこと。
  関節や筋、腱の動きを検出する、体の位置や動き、力に関する感覚のことです。
  体の各部の位置が検知できる。
  運動や動きの方向や速度をコントロールできる。
  振動を感知できる。

体がどのように動いているのか、変化しているのかを知覚できる感覚です。こういった当たり前にできていることができなくなっていくのです。 自分の手や足が今どこにあるのか、揺れてるのか揺れてないのか、体をどちらにどれぐらいの速さで動くのか、などといった感覚や自分でのコントロールができなくなるのです。

怖いですよね。でも一番怖いのは、本人がそれに気付いていないという事です。

こうした機能障害はQOL(クオリティ・オブ・ライフ)と体全体の機能に影響を及ぼします。
加齢により筋肉が硬くそして力も弱くなり、

(いえいえ、私運動してましたのよ・・・それなのに突然ひざが痛み出して・・・)

それは動かす関節の向きを長い間まちがっていたのかもしれません。とうとう体が悲鳴を上げたという状態なのですが、もしかしてこれも固有感覚の減少だとしたら・・・怖いですね。
 

 

 

冬季うつ

痛みが出ると気分が落ち込みます。外に出たくなくなります。どう動いても痛いというのが長期間続くと(どうでもいいわ)というような投げやりな気分、無気力にもなってきます。

季節柄起きやすいのは「冬季うつ」です。

ウインターブルーとも呼ばれるこの「うつ」の特徴は
・過食(甘いものも含め)
・過眠
・体重増加


です。一般的なうつでは食欲不振、不眠、体重減少の傾向があるので異なるのが分かります。

 

その原因は日照時間

日照時間が短くなり、体内時計をつかさどるメラトニン分泌のタイミングが遅れ、また脳内神経伝達物質のセロトニンやドーパミンなどモノアミンが減少し、抑うつを引き起こしやすい傾向になるからだそうです。
は健常人でもセロトニン分泌量が減るので、家の中の生活が続く毎日でも日の光が当たるところを探して少しでも当たるようにしたいものです。もちろん完全防備をして外を少し歩いてみるというのも方法です。

体重増加はひざにより負担をかけることになります。
気持ちが塞いできたときは

「光を浴びよう!」

それだけで体重増加や甘いものへの誘惑にストップをかけられるということを覚えておいてくださいね。

 

今回「ひざ下を曲げる力」に気付いてほしくて書きました。
次回からは「意識して動かす筋肉」を痛みの場所で考えます。
ひざの痛む場所によって、意識する筋肉を変えて動くだけで痛みがなくなることが続出です。
意識できるかできないかは、自分の骨格、筋肉、動かし方の癖を知るといいのです。

 

一日での変化
この方も筋肉の使い方をまちがっていただけです。 もし気付かずにいればきっと何かしらが起こりますね。 

ひざの変化、ふくらはぎ内側の筋肉の変化、土踏まずの変化 

 

太もも付け根、ひざの開きの変化、ヒップの形の変化

 

 

 

患者さんたちの生の声をどうぞ。

 

患者さんの声

リモートワークになり、この2年ほど歩くことが減ってしまったら突然立てなくなり、先が恐ろしくなって来られたMさん。
なんのことはない、立ち方を間違っていただけでした。

何で自分の体がこうなったのかを知りたくていろいろな病院や整体を巡ったAさん。やっと理由が分かったと初めて腑に落ちたと喜んでくださり、動き方の目標が定まりました。

いくら歩いても痩せないNさん。歩幅を拡げられる歩き方を知ると歩きやすくなったと喜ぶと同時に運動量が増すこともわかっていただけました。 

 

 

Hot pepperにも口コミをいただいています。ありがとうございます。

先日はありがとうございました。
とても綺麗でスタイルの良い素敵な先生でした!
膝痛で以前は整形や整体など色々見て貰っても納得出来る事がなく、再発し以前よりもひどい痛みが増して来るので、何か良いところはないかと探していたら、先生に辿り着きブログを見てこの先生なら!と本も購入し予約しました。
女性という事でとても安心して施術を受ける事が出来ましたし、お話が丁寧でとてもわかりやすく、理に適っていて納得出来る事ばかりでした。
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諦めていた母の膝痛ですが、本当に治るのではと感じています。先生自身が自身の膝痛を治して来たという経緯も有り、ちょっと他ではないレベルで真剣に向き合って下さいます。
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こちらでは、施術以外に、自分の問題のある歩き方や外反母趾含めた足の形、足の使い方を変えることで治して行くので、日常の動きの矯正も指導してもらっています。
脳神経に問題を抱えていた方や、膝の手術をした方で歩けなかった方も歩けるようになっており、歩くための全身の仕組みに非常に詳しい先生です。
そして、膝を中心とした全身を見てくれるので、体型も姿勢も良くなり、美人へのステップのようで楽しいです!
膝痛を本気で治したい方、スタイルを良くしたい方には本当におすすめです。 

 


 

 

さあ、体形・体型を変えていきませんか?
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名前:高田祐希(たかだゆき)
女性専用治療院:二子玉川「きこうカイロ施術院」院長。治療トレーナー。
・カイロプラクター(西洋医学)
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・耐震マットでハイヒール「無痛ハイヒール」の考案者

「体形・体型改善」をすることが「痛み」をなくすことにもつながることを自己の経験をもとに伝授している。ストレッチ、筋トレ、HIPHOP、ダンス、ヨガ、気功などをトレーニングの中で用い、各人に最適で効果のある楽しい運動を提供している。

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きこうカイロ施術院では、コロナ対策として、フェイスシールド、マスク、手袋、換気などで万全な対策をとって営業しております。体のことで気になるところがあれば、是非一度ご来院ください。
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ひざ痛克服のための四つの視点

寒くなってくるとひざ痛に悩む人も増えてきますね。

ざっくりと言うのであれば、単純に寒さで筋肉がこわばってくるからというのも理由の一つ。

過去に起こしたケガの後なども寒くなるとちょっとうずいたりしますよね。

低気圧が近づいただけでも痛みは増したりと本当に厄介なものです。

経験者は分かると思うのですが、ひざ痛が起こる箇所が微妙に異なることがありませんか?

いつも内側が痛いのに今日は前側のお皿の下あたりが痛いとか

ひざの裏側が張ったような感じがしているのが常だけど鼠径部の所も痛いかなとか

ひざの外側が今日は引っかかる感じがするなーとか。

ケガや事故で損傷した場合でも後に起こるひざ痛が、いつも同じ箇所とは限らないのではないでしょうか。

 

「ひざ痛克服」を目指すうえで

痛みが起こる箇所別で「鍛える筋肉」を「本人」が知る

という治療現場であるうちのやり方を書いていきたいと思っています。

 

世の中で謳われているひざ痛改善で即治ったのであればそれでいいのです。

治らなくて痛いままであるとすれば

残りの課題は「弱化している筋肉」といって間違いないでしょう。

動かしていない筋肉は弱化し、そこに加齢も加わります。

それは見た目の体の形や体の動かし方にも表れています。

だから私の場合、

玄関に入られたときに何が問題で来られたかは分かります。

 

「弱化している筋肉」を鍛えた方がいい人

次のようなことをしてきたのにもかかわらず、ひざ痛が良くならない方々は一度筋肉について考えてみることをお勧めします。

 

・負担がかからないようにじっとしてるのに痛い・・・
・水を抜いたのにまた痛い・・・
・赤外線を当てているのに・・・
・湿布やサポーターをしているのに・・・
・グルコサミンを飲んでいるのに・・・
・プリテオグリカン配合を選んでいるのに・・・
・コンドロイチンも選んでみたのに・・・
・コラーゲンを摂っているのに・・・
・ひざ痛のための運動をしているのに・・・
・ひざ痛本を何冊も読んだのに・・・
・色んな有名病院で診てもらってきたのに・・・
・高い足底板も買ったのに・・・

 

 

「とりあえずヒアルロン酸の注射で様子を見ましょう」
「うちではもっと悪くなってからでないと対処できません」

 

病院で言われるよくある言葉であり、それは仕方がないことです。一人一人に運動を教える時間など病院にはありませんから。

少し痛みが出だしたころに治してしまいたい!と思って病院に行くのに

なのにそこをやってもらえないし、私のように

 

「こうやってね、悪くなっていくんですよ。」

 

と言われた人もいるかもしれません。

整体やカイロ施術、鍼灸、マッサージなどでカチコチに固まった筋肉をほぐしてもらい、動かしやすくすることで改善するのは本当です。

若いうちはそれだけで良くなることは多いのです。ですがそもそもの筋肉が衰えているのであれば長くは続きません。

体が柔らかいことは血管的には良いことなのですが、自分の得意なところのストレッチだけでは筋肉は強くなりません。

まず、

 

「弱くなっている筋肉を自身で知る」

 

ということが私の治し方です。

 

たとえケガや事故、病変から起こったひざ痛であったとしても 動かさない限り決して良くはならないからです。

 

動かせていない箇所は毛細血管も減り、神経も減り、見た目でも皮膚の色も悪くなり、角質も分厚くなっていきます。動かして治すを実践しているうちでの患者さんたちから発する言葉は「きれいになった」です。ご自身で気づかれるのは痛みが取れる以外に足の色が、肌の色が、爪の色が変化していくのは当然の結果と言えるでしょう。

 

自分で「この筋肉を強くしよう」と意識できること、そして「体の形をきれいにしよう」とすることがひざ痛改善の早道となります。

 

では動かした方がいいと分かって実践してきたのに改善しない理由についてです。

 

動かしていたのにひざ痛が改善しないという人は何をミスっているのか

1.良い姿勢を勘違いしている

2.運動のやり方が間違っている

3.力が足りない

4.すでにできている症状がひざの動きを妨げている

大まかに言うとこの四つだと思います。

 

 

1.良い姿勢を勘違いしている

1.については過去の記事にも書いてきましたが、骨盤を前傾にしてヒップアップに見せることが良いと思っている人が圧倒的に多いのが理由です。もちろん腹筋力があればいいのですが、そうでなければ体幹を支えるバランスが狂い続けその状態で歩行し、運動し、ヒールを履いてきたのであれば、いつか筋肉の強さの偏りは関節を攻撃するでしょう。

 

骨盤前傾(偽ヒップアップ、反り腰)の癖があるとまずい理由

①お腹が出る=いつか尿もれが起きる人①骨盤前傾(偽ヒップアップ、反り腰)の癖があるとまずい理由

②③④腰痛・疲労骨折・圧迫骨折②③④骨盤前傾(偽ヒップアップ、反り腰)の癖があるとまずい理由

⑤首のしわ=背骨が伸ばせない⑤骨盤前傾(偽ヒップアップ、反り腰)の癖があるとまずい理由

⑥息が吐けない・・・広背筋⑥骨盤前傾(偽ヒップアップ、反り腰)の癖があるとまずい理由

⑦ヒップの下垂・下がる⑦骨盤前傾(偽ヒップアップ、反り腰)の癖があるとまずい理由

⑧ぺたんこ座りができる人はXO脚かも。後にお腹ぽっこりで悩む⑧骨盤前傾(偽ヒップアップ、反り腰)の癖があるとまずい理由

⑨ひざ痛にも関わるふくらはぎと足裏の筋肉が弱る⑨骨盤前傾(偽ヒップアップ、反り腰)の癖があるとまずい理由

 

 

2.運動のやり方が間違っている

2.について。ヨガやバレエ、フラやベリーダンス、そしてジムでの運動、テニス、野球、サッカー、ゴルフ、アーチェリー、陸上・・・すべての運動において個人個人の骨格、筋肉の特性を分かって指導できる人はなかなか少ないです。もしそういう指導者に出会えたら本当にラッキーです。

 

・足が回内したまま運動している
・足の指を曲げて踏ん張っている
・ひざに負担のかける動きをしている
・太もも前とふくらはぎに力を入れてしまう
・そもそも腹筋が分かっていない
・首に力が入りすぎている

 

などなど注意してみる必要があります。

自分の癖に気が付いて、ただひざが揺れないように歩くだけで痛みが改善する人も多いのです。

 

 

3.力が足りない

3.について。うちではどれくらい力が出るのか、あることを行ってご自身で確認して頂いています。そもそも力の出し方が分からないという方がいるのです。

それではアドレナリンも上がらない。あるいはためこんだままになってしまいます。それの何がだめかって?

詳しくは書きませんが

アドレナリンをうまく使えると体をだますことができるんです。

うちでひざの痛みを感じにくくなるのは、気分が盛り上がってどんどん新しいことに挑戦し達成するからというのも一つの理由です。

男性に多いと言われる筋肉や骨の発達を促進するテストステロンですが、女性にもあります(男性の1/10)。更年期になり、女性ホルモンがガクッと減っても男性ホルモン値はキープされているので、元気さは本来維持できるのです。ところが虚弱になっていく女性というのはその男性ホルモンさえも減少していくといいます。それだけではありません。

 

テストステロンは体調を左右するホルモン。

 

・快楽物質の「ドーパミン」や「ノルアドレナリン」の分泌を促す
・快眠を促す「メラトニン」の分泌を促す
・女性ホルモンを作り出す

 

弱っちくなってる場合ですか?

怒りやすくなった高齢男性はテストステロンが減ってるともいいますから、レジで怒鳴っている人を見ると「あ~あ」と思います。

 

テストステロンを増やすと調べたら

  • 筋力トレーニングを行う いわゆる、筋トレです。 ...
  • 良質な睡眠をとる 睡眠は非常に重要です。 ...
  • タンパク質を十分摂取する ...
  • 日光浴のすすめ ...
  • 過剰なダイエットは避ける ...
  • 亜鉛やマグネシウムなどのミネラルを適切に摂取する ...
  • 背筋を伸ばし、公明正大に堂々と

筋肉をキープすることは必須なのです。

 

 

 

4.すでにできている症状がひざの動きを妨げている

 

いざ運動を正しく行って、ひざ痛を改善しようとした時に邪魔になるのが次のようなものです。

・足の回内(偏平足)
・ひざの過伸展(反張膝)
・骨盤前傾
・外反母趾・内反小趾
・足裏の角質・ウオノメ

男女を問わず、これらがあると姿勢のバランスのとり方を間違ってしまうからです。

足の回内や骨盤前傾については今までも書いていますが、ひざの過伸展(反張膝)についても今度詳しく書こうと思っています。

今回はそれら以外のことについて。

 

足裏の角質やウオノメ

足裏の角質やウオノメが硬くて痛いとその個所を踏み込みづらくなりますよね。

硬くなるのは足のアーチが落ちて筋肉が動かせていないせいなのですが、

痛いとさらにその個所で歩けなくなります。だから硬くなる。悪循環が起こるのです。

床面に接地する箇所を 痛いからやはり無意識に変えてしまうので、体のバランスも崩れます。

 

硬質のチーズを削るのと同じような角質取りも簡単に手に入るので、あきらめずにご自分で手をかけてみてください。

歩きやすくなりますよ。お店で角質を取ってもらうのも方法です。(お店の方は自分でやっちゃいけないというそうですが)足の角質が硬くなる速度はものすごく速いので、ある程度は自分でケアできる方がいいと思います。

 

外反母趾、内反小趾について

「これは本来は手術級だな・・・」

それぐらいの外反母趾の人が、さらに外反母趾になるような体重のかけ方を母趾に対して行っている。

たとえ手術をしてもまた外反母趾になるでしょう。そして早く気が付かないと足自体が変形していきます。

外反母趾にならない足の使い方はイコール、ヒップアップにもつながるんですよ。

小趾をいかに使うかがカナメとなります。足の回内を治す筋肉の使い方を知って欲しいです。

 

 

どうでしょうか。

何をやってもひざ痛がよくならない・・・

どんどんメンタルがやられていくのは私も経験者なのでとてもよく分かります。

でも筋肉はちゃんと応えてくれますよ。治してもらうのではなくて、治すのです。

次回から

どの筋肉が弱ってひざ痛が起きてるの?

を痛む箇所で書いてみたいと思います。

 

さあ、体形・体型を変えていきませんか?

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名前:高田祐希
女性専用治療院:二子玉川「きこうカイロ施術院」院長。治療トレーナー。

・カイロプラクター
・医学気功師
・スポーツトレーナー
・テーピング治療
・耐震マットでハイヒールの考案者
・オーラチャクラセルフリーディング及び宿命鑑定

「体形・体型改善」をすることが「痛み」をなくすことにもつながることを自己の経験をもとに伝授している。ストレッチ、筋トレ、HIPHOP、ダンス、ヨガ、気功などをトレーニングの中で用い、各人に最適で効果のある楽しい運動を提供している。

▼著書「どこに行っても治らなかったひざ痛を10日で治す私の方法」▼実はこの本の内容は脚を細くまっすぐすることにも通じるものです。
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ひざ痛にも関わるふくらはぎと足裏の筋肉が弱る⑨骨盤前傾(偽ヒップアップ、反り腰)の癖があるとまずい理由

骨盤が前傾するとまずい理由、9回目まで来ました。今回がラストです。

足が回内していく(土踏まずが落ちると、偏平足になると、開帳足になると)から使わなくなって弱る筋肉は最終的に

ふくらはぎの外側の筋群と足の外側の固有筋です。それはひざ痛ともかかわります。

 

まず、前回XO脚の特徴を説明しましたが、もう一度その画像を出しましょう。

 

 

足先がひざよりも外側を向いてしまうタイプです。

ひざを外側にしようとすると骨盤が前傾してしまうのです。

今回注目していただきたいのは次の点です。

 

 

上に書いた

足がひざよりも外側を向いてしまうタイプです。

ひざを外側にしようとすると骨盤が前傾してしまうのです。

これにプラスして、

足が回内してしまうのです。

 

足が回内(土踏まずがなくなる、偏平足、開帳足)したまま体を動かす癖があると、力のベクトルが母趾の付け根にかかります。

それだけで済めばいいのですが、

横のアーチが落ち、足幅が拡がり、さらに

母趾をまっすぐにしておく筋肉が弱いと、どんどんとなりの指の方に母趾は傾いていきます。

 

それが外反母趾です。

 

内反小趾は足趾の小指外側に開かず、内側にねじれたように隣の指にくっついている状態です。

 

股関節が内旋してしまう(ニーイン)の人、あるいは足の過剰なターンアウトは、外反母趾・内反小趾になる確率が高くなるというわけです。

それがXO脚の特徴と言ってもいいほどです。

 

注意:回内したから外反母趾になる・・・というわけでは決してないです。(回内していても外反母趾ではないという方もたくさんいらっしゃいますから)

元々の足の形や足の動かし方、

そしてそれまでに履いてきた靴の種類によっても足の形は作られていきます。

 

 

骨盤が前傾して外反母趾になっている人の特徴は

・股関節が硬く開かない。

・股関節が内旋してひざが内側を向いてしまう(ニーイン)。

・ひざ下(下腿)がひざよりも外側に向きやすい(過剰なターンアウト)。

・太ももの外側が硬い

・足首の関節がゆるい・・・・

・歩幅が狭い

・呼吸が浅いとよく言われる

などなどが出てくるのですが、

この不良姿勢で運動をすることが続くと使えていない筋肉がどんどん弱化していきます。

それが先に書いたふくらはぎの外側の筋群と足の外側の固有筋です。

ふくらはぎの筋肉

よく知られているのが腓腹筋・ヒラメ筋です。

かかとの上げ下げの運動(ヒール・レイズ)で鍛えられるとよく紹介されていますが、

これを足が「回内」したまま行っても効果はありません。

美しくなるために、からだのためにと、

・歩いても
・走っても
・ヨガ、バレエ、フラダンス、ベリーダンス、テニス、サッカー、ジムでの各種のトレーニング・・・

お腹を凹ます力がなく、骨盤を前傾させ、足を回内させてバランスをとっていては

腰が痛くなり、外反母趾の足の痛みにいつか耐えられなくなります。

そして何より

疲れやすいです。(足裏のアーチがないので床反力をまともにくらうから)

そしていつかひざ痛が起きます(ひざが捻じれるから)。

股関節痛となるかもしれません。

でもそれより前に

「体形(体型)が変化」

しているのではないでしょうか。

回内とは簡単に言うと、土踏まずが落ちることです。外反母趾の場合、ただ落ちるのではなく足幅が拡がり(開帳足)、母趾が曲がって土踏まずも落ちます。

こちらをご覧ください(⇒足の本当の位置はここ。「回内」「回外」を治すと運動効果は上がる!)

母趾の付け根に体重をかけてバランスをとることになり、母趾が外反(他の4本の方に曲がっていってしまう)してしまうのです。

外反母趾になると何が困るかと言うと

足から上の筋肉の使い方が変わってしまうのです(正しく動かしているつもりでも)。

全体重の受け止め方が間違っているので

体のいたるところに症状が出てくるのです。

痛い以外のもので言うと

・ジャンプができない、つま先立ちが苦手

・足趾の爪の色、状態が悪い(爪が割れているなど)

・皮膚がカサカサして粉をふいている

・角質が硬い

・お尻が下がる

・お腹の肉が気になる、腹筋が弱い

・特に下腹部筋が弱い

・尿もれ、臓器脱が心配だから力を入れられない

・呼吸が浅い・・・

だからなんとしてでも

土踏まずの上げ方を知っておいて欲しいのです。

 

 

ふくらはぎの外側の筋群と足の外側の固有筋

実は

土踏まずを上げている筋肉はふくらはぎの外側にあるのです。

骨盤前傾の癖で弱っていくのは

ふくらはぎの外側にある筋肉。

そして

足裏にある筋肉の、やはり外側です。

 

足の外側の固有筋とは小趾を動かす筋肉が含まれます。

いつも私が

「第4、5の指(手も足も)を拡げるように、力を入れるように」

と言っているのがここでつながりますね。(⇒老化と薬指(第4指)は深い関わりがあります)

話が長くなってしまうので多くは書きませんが、こういった筋肉が弱まると結果的に体のサイド側、側面が弱くなります。

そしてひざの過伸展(反張膝)が加わることが実はほとんどです(見た目には軽度でもひざを反ってバランスをとる癖がある)。

そうなると呼吸器、肺に影響が出ます。(今はざっくりとだけ書きます)

肺は皮毛(ひもう)をつかさどるので(⇒⑬陰陽五行がわかる!爪、顔色、髪、皮膚、歯を見るとわかること)

カサカサする皮膚や呼吸の浅さは姿勢からきているともいえます。

肝血が足りていないと髪の毛、爪、不眠、昼間の眠気、皮膚のかゆみなどに表れます。

第4,5趾、第4,5指に力が入らないとそれは老化が進んでいる証拠です。

こちらも参考にしてください。(⇒「めまい、耳鳴り、難聴」を中医学(東洋医学)のツボから考えて分かることみると)

 

 

では何をすればよいのか?

回内を正した姿勢を作ることです。

その姿勢で運動することです。

簡単なことなのですが、弱くなっている人にとっては、実際にやってみると自分の体を支えるのが大変なことが分かると思います。

が、案外早くできるものですよ。

 

 

骨盤前傾の癖があるとまずい理由

9回に分けて骨盤前傾の癖があるとまずい理由を書いてきましたが、それでもやたらヒップを見た目だけ上げようとする人がいます。

 

でも本当のきれいなヒップの筋肉は

骨盤を少し後傾させてお腹を凹ませ、

首が起きた状態で脚を上げることにより(外旋+伸展)作ることができます。

 

腰を反らせて見た目だけヒップアップにしていると様々な症状に悩むことになりますよ。

ということをお伝えしたくて書いてきました。参考にしてみてくださいね。

 

ひざ痛の方には分かる、あのつらい「階段」

「階段の下り方」も実際の階段で行っています。

どのように体を動かせばいいのかが分かるとずいぶん楽になりますよ。

 
 

骨盤前傾(偽ヒップアップ、反り腰)の癖があるとまずい理由

①お腹が出る=いつか尿もれが起きる人①骨盤前傾(偽ヒップアップ、反り腰)の癖があるとまずい理由

②③④腰痛・疲労骨折・圧迫骨折②③④骨盤前傾(偽ヒップアップ、反り腰)の癖があるとまずい理由

⑤首のしわ=背骨が伸ばせない⑤骨盤前傾(偽ヒップアップ、反り腰)の癖があるとまずい理由

⑥息が吐けない・・・広背筋⑥骨盤前傾(偽ヒップアップ、反り腰)の癖があるとまずい理由

⑦ヒップの下垂・下がる⑦骨盤前傾(偽ヒップアップ、反り腰)の癖があるとまずい理由

⑧ぺたんこ座りができる人はXO脚かも。後にお腹ぽっこりで悩む⑧骨盤前傾(偽ヒップアップ、反り腰)の癖があるとまずい理由

 

さあ、体形・体型を変えていきませんか?

この先にあるあなたの未来のために!

名前:高田祐希
女性専用治療院:二子玉川「きこうカイロ施術院」院長。治療トレーナー。

・カイロプラクター
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・オーラチャクラセルフリーディング及び宿命鑑定

「体形・体型改善」をすることが「痛み」をなくすことにもつながることを自己の経験をもとに伝授している。ストレッチ、筋トレ、HIPHOP、ダンス、ヨガ、気功などをトレーニングの中で用い、各人に最適で効果のある楽しい運動を提供している。

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「今までこんなに体型が変わったことはありませんでした」Eさんからのレビュー

写真を撮った私も「おぉっ!」。

50代後半のEさんがレビューをくださいました。年齢不詳だな。

 

高田先生へ

初回含めて合計4回のレッスンと施術、ありがとうございました。

去年の夏に左足の甲を剥離骨折してからかばって歩いた右膝に水がたまり、それからなんとなく調子が悪く、大好きベリーダンスでもしゃがみ込む振り付けができなくなっていました。

また、年々太っていく体にあごの下のたるみ肉、そして仕事で一日パソコンに向かうと必ず首が猛烈にいたくなりマッサージに行ったり鎮痛剤を飲んだり・・

 

ほほとあごのたるみにはに美容皮膚科にいくら使ったことか

また、パーソナルトレーニングにも通って10キロやせたけどお腹のたるみが元に戻らず、

あれよあれよという間にリバウンドしてしまい・・

そんな中、たまたまハイヒールの履き方で検索して出てきた高田先生のYouTubeの動画を見ているうちに

 

「これは!もしかして私の悩みは全部つながっているのかも?姿勢や歩き方、骨盤に原因があるのでは?この先生に診てもらおう!」

 

とひらめき、すぐに門をたたきました。

 

思った通り、一つ一つの疑問にすべて答えてくださって、やっぱりすべては繋がっていたんだ!と確信しました。

 

私の足や体を見るなり「これ苦手でしょ?ここが疲れるでしょ?」と次々と言い当てられ、最初の指導で教わった歩き方で歩くようになったら今まで15分かかった駅までの道が8分で歩けるように!

 

今まで全く足の指を使っていなかったので進まなかったのです!

 

今までやってきたことはなんだったんだろう?もっと早く先生のところにたどり着いていたら。。と思いました。考えてみれば、今までやってきたパーソナルトレーニングのジムでもそれなりに結果はでていたのですが、どうしてそうなるのか、の理屈を答えてくれなかったため、言われたままに動くしかなく、自分の頭でわかっていなかったので家での再現性がなく、一人では続けられなかったのです。

 

続かないからリバウンドし、、リバウンドするから辛くなり、もっと手っ取り早い方法があるのでは?と新しい方法に飛びつく。。の繰り返しでした。

 

でも先生は惜しみなく理論を教えてくださって、納得いくまで説明してくださったので、同じ歩いていても、「こうやって歩くと、ここの筋肉がこうなって・・」と理解したので、辛くないし頑張れるのです。仕事から帰っても前の様に足がだるくて眠れないということもなくなりました。

 

何より3回終えて撮影した写真をみてびっくり。

足がすっきりし、バストアップ、肩がさがってお腹がすっきり。

ダイエットもしましたが、今までこんなに体型が変わったことはありませんでした。

 

体重と体型は違うのですね。

 

このまま頑張れば首の痛みもよくなり、あごの下、首のたるみもすっきりしてくること間違いないと確信しました。

本当にどうもありがとうございました。

これからもよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

あまりの変化に写真を撮ったときに私は「おぉっ!」と言ってしまいました。

とても喜んでくださり、いろいろ言ってくださった言葉を「あー、録音しておけばよかった」と冗談交じりに言うと「私、書きます!書きます!」と言ってくださいました。そして送ってくださった文が上記です。

こんなにたくさん書いていただけたことに感動するとともに、その内容が私の理念の理解だったことに

 

「あー、やってきてよかったなあ」

「そこを分かって欲しかったんだよ」

 

と嬉しい思いでいっぱいです。つながっているんです、からだは。

何の目的でこの運動をしているのか。どちらに足を向けるのか。その時上半身は?形だけできても意味がないのです。そして一番大事なのが「あなたの体ではどうするのか」ということ。

 

そして

Eさんのすごいところは、

からだを作るにはある程度、限界突破するために、

頑張らなければいけない!(お腹すいたなぁ、痛いなあ、いつも意識しようなど)

ということを知ってらっしゃるということです。

 

これ、重要なことなのです。

 

だからきっともっと変えられますよ。

 

 

 

歩き方を変えるということに気付いてもらう

「歩行」とはどこの筋肉をどのように使って行うものなのでしょう。

筋肉をどのように使えば美しく、機能的に歩けるのでしょう。誰にも教えられたことがないのでみんな「自分基準」なのです。

その「自分基準」は正しいのでしょうか。正しくないから問題が起きるのではないでしょうか。

見た目だけを美しく見せ、正しい足指の使い方をしてこなかった人は、後にさまざまな症状が起きているというのが現実です。

Eさんの歩き方から何をどう指導していくか。

足、お尻、ふくらはぎ、お腹、肩・・・その動かし方や形でその方の体型の歴史が見えます。

なぜそうなったのか。本来人間の体はどのように動かすものなのかなどの「理屈」が分かると、とてもスムースに体形改善(体型改善)はできます。

 

そのために毎回必死で毎回熱量高く、やっております。

ありがとうございます、Eさん!!!

 

 

 

ホットペッパーに届いていたレビュー

Aさん(お母さま70代後半)を連れて来てくださっている娘さんからのレビューです。まさか書いてくださっているとは!

ありがとうございます!

 

 

諦めていた母の膝痛ですが、本当に治るのではと感じています。先生自身が自身の膝痛を治して来たという経緯も有り、ちょっと他ではないレベルで真剣に向き合って下さいます。
「自分で治そうとしないと治らない」という先生の言葉通り、膝痛になる歩きの姿勢、動作、頭からつま先やかかとなど足先まで膝痛を招く原因をみて、改善の動作や運動療法を厳しく何度も指導してくれます。
他の膝専門の整骨院には行きましたが、ここまで「絶対治す」といった気迫は感じられませんでしたし、今思えばマッサージのような施術がほとんどでした。
こちらでは、施術以外に、自分の問題のある歩き方や外反母趾含めた足の形、足の使い方を変えることで治して行くので、日常の動きの矯正も指導してもらっています。
脳神経に問題を抱えていた方や、膝の手術をした方で歩けなかった方も歩けるようになっており、歩くための全身の仕組みに非常に詳しい先生です。
そして、膝を中心とした全身を見てくれるので、体型も姿勢も良くなり、美人へのステップのようで楽しいです!
膝痛を本気で治したい方、スタイルを良くしたい方には本当におすすめです。

 

 

 

 

ひざ痛専門とうたいながら、マッサージぐらいしかしていないという事実にもびっくりしています。

確かにマッサージでもひざ痛は良くなります。それは間違いありません。

しかしそこから自分の間違った筋肉の使い方を訂正していかないとまた痛みは必ずやってきますから。

 

高齢になればなるほど理解する力も落ちていきます。

耳も聞こえにくくなります。

下半身の問題も出てきます(踏ん張り方、力の入れ方を間違えるともれてしまうので力を入れなくなる)。

自分ではしっかりしていると思っていたとしても

からだ作りはできるだけ年齢の若いうちにその基礎を分かっておく方が圧倒的に有利ですよ。

 

きっとAさんはうちで行う運動すべてを「痛い」と感じています。

ストレッチは固い筋肉を伸ばすのでその時痛いです。

筋肉に力を入れる時も筋肉を収縮させるのですから持続させていると痛いです。

 

「痛い」ことは「悪い」ことではありません。

 

少しでも痛いと骨が削られてる・・・とでも想像する人もいるようですが、それは間違いです。

 

Aさんは「若い人たちに負担をかけてはいけない」という私の言葉に共鳴してくださり、運動をとても前向きに取り組まれるようになりました。

帰る時はどんな動きをしてもひざが痛くない。「だから宿題を覚えていてね、お願い。」と冗談交じりに話しています。

 

 

ご紹介していないですが毎回たくさんの言葉をいただいています。ありがとうございます。

結果をだしていきましょう!人生早いうちにポポポーンと勢い付けて理解してやったのがEさん。

まだまだ頑張れますよ。

 

さあ、体形・体型を変えていきませんか?

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名前:高田祐希
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ぺたんこ座りができる人はXO脚かも。後にお腹ぽっこりで悩む⑧骨盤前傾(偽ヒップアップ、反り腰)の癖があるとまずい理由

ぺたんこ座りってわかりますか?こんな座り方です。

またの名をペタン座り、女の子座り、アヒル座り

もっと難しく言うなら

逆仕立て屋座り(仕立て屋座りがあぐらの状態)、「W型」肢位などと言います。

 

関節の柔らかそうな、いかにも女の子という感じがして、男受け(?)もするらしいですが、

実はできなくていい、できない方がいいのですが。

 

もちろん女子全員ができるわけではありません。

 

なぜこんな座り方ができるのか。

 

 

 

この座り方ができる人の特徴

 

一部の関節がゆるゆるの人が多いのです。可動域が大きすぎるのです。それでいて硬い関節もあるのです。

 

このGIFで私は

 

「足関節をそとわ(足先を外側に回した状態)にしてここまでこれる(ここまで倒せる)人っていうのは「アヒル座り」ができる人ですよね」

 

と言っています。これはほぼ、100%当たります。

そして

柔らかさがあるので、

 

ヨガのポーズなどは比較的容易にできます。

 

ところが体形改善にはならないのです。

 

それは自分の得意な関節の柔らかいところで行っているだけなので、

自分の気になる部位はいつまでたっても引き締まらない・・・

という事が起こるのです。

 

おまけに

この方たちは、同時にひじ(肘)から手先にかけてもゆるく、過伸展していることが多いというのが私の検証結果です。こんな感じです。

 

 

ひじの過伸展が起きると

腕を細くしようとする運動が正しくできていないのです。

腕の根元を回しているつもりでも、ひじから先だけが回っている・・・という事態に陥りやすい。

(あるいはその時にお腹を反っている)

 

だから簡単に言うと

ぺたんこ座りができる人というのは

「からだを正しく支えられていない人」というわけです。

 

歩行を観察しても

 

くたんくたんとひざが内側に入ってしまうことが多い。

 

それではひざにも股関節にも影響が出てしまいます。(これは大腿筋膜張筋がしっかり働かせていないせいでもあります)

 

股関節(太もも)が内側に入りすぎてしまったり、ひざから下が外側にねじれていたり(脛骨の外捻)と予想外の動きになるので、理解できていないとうまく指導ができないです。

 

 

 

ぺたんこ座りができるしくみ

 

 

※注意 

 XO脚がぺたんこ座りをした場合、足首は背屈(つま先を上げた状態)

 になります。 

 

 O脚がぺたんこ座りをした場合は、

 足首は底屈(つま先が下を向いた状態)になり、

 ひざから下も内旋(上の絵の反対の方向)になります。

 

 

股関節(太もも)が内旋する
ひざから下は外旋する
足はつま先が外を向いて土踏まずが落ちる状態(回内)になる
だから足裏のアーチがなくなる

え?いったいどうなってんの?

という感じですよね。

立つとこうなります。

 

 

ひざ下(足先も)の方が股関節より外側に開いて(外旋して)しまうので、

(写真で言うと足がひざよりも過剰にターンアウトしているということ)

弱い筋肉のバランスをとろうと骨盤が前に傾きます。

 

足の小指側に重心をかけられないので足の母趾の付け根に体重がかかっていき、

 

土踏まずは消え(回内)、

 

母趾は外反(小指側に曲がっていく)していきます。

 

これも足の指を「パー」のように母趾から小趾まで拡げられ、足裏のアーチを保てる力があれば阻止できるのですが。

 

これが外反母趾の始まりにもなります。

 

回内についてはこちらにある動画を参考にしてください(⇒足の本当の位置はここ。「回内」「回外」を治すと運動効果は上がる!)

 

逆に言うと

骨盤を前に傾かせていたら(骨盤前傾)

知らない間に

足を回内させ、外反母趾になっていた・・・

このような方たちがたくさんうちに来られるのです。

 

 

なぜ股関節が内旋するのか?

先天的に(生まれた時から)というより後天的になる方が多いです。

 

なぜなら赤ちゃんの脚が正しく開かない場合、股関節脱臼(発育性股関節形成不全)を疑うからです。(私です)

 

放っておくと、後に変形性股関節症になる確率が高く、歩行にも問題が起きるので、股関節が開くという事はとても大事なのです。

ではいつから股関節を内旋させるのでしょう。

 

 

昭和時代は、女の子が股を広げると今以上に怒られたものです。だからなのか?

昭和とは関係なく、女の子らしいポーズになるからなのか?(誰が思った?)

このような脚が「可愛い」と刷り込まれてしまったからなのか?(誰のせい?)

 

事実、股関節を内旋(ひざを内側にする)させることを目標にしてしまっている人もいる・・・というのは確かなのです。

 

そしてこのタイプの方は

若い頃からがっつり運動をしてきた人ではなく、あまり体を動かしてこなかった人に多いように思います。

 

パワーもない。力がない人というのは呼吸も弱いのです。

 

 

股関節が内旋するということで考えられるのは

 

「大腿筋膜張筋の緊張」というのが定説です。(⇒股関節を屈曲させる筋肉⑨大腿筋膜張筋⑩腸脛靭帯(歩行でひざが揺れる人))

 

そしてその通りなのですが、もう少し突っ込んでいきましょう。

 

 

年齢が重なるにつれ、このタイプの脚を持つ人は色んな問題を抱えだすのですが、筆頭は何かというとやはり

 

お腹の肉です。ぽっこりお腹です。
(そして首の付け根の丸み。肩も内旋し、肩こりやあごのたるみにもつながり、なぜかお尻の形も変わる。)

 

腹筋力がとにかく弱いのです。

 

それは①でやったのでは?

 

いえいえ、ほかの理由です。

 

 

骨盤前傾(偽ヒップアップ、反り腰)の癖があるとまずい理由の⑧まできました。

①お腹が出る=いつか尿もれが起きる人①骨盤前傾(偽ヒップアップ、反り腰)の癖があるとまずい理由

②③④腰痛・疲労骨折・圧迫骨折②③④骨盤前傾(偽ヒップアップ、反り腰)の癖があるとまずい理由

⑤首のしわ=背骨が伸ばせない⑤骨盤前傾(偽ヒップアップ、反り腰)の癖があるとまずい理由

⑥息が吐けない・・・広背筋⑥骨盤前傾(偽ヒップアップ、反り腰)の癖があるとまずい理由

⑦ヒップの下垂・下がる⑦骨盤前傾(偽ヒップアップ、反り腰)の癖があるとまずい理由

 

⑧のぺたんこ座りができる人というのは

「ひざがくっつくのに股関節の内転力が弱い」

ということなんです。

 

 

ひざがくっついているから股関節の内転が強いか?というと答えは「NO!」。

ひざのくっつけ方が間違っているから本当の股関節内転の力が発揮できていないのです。

 

 

内転とはこの動き

 

 

そして

内転が正しくできないと腰は回転しないのです

だからウエストは締まらない。お腹痩せできない。

このタイプの方のお悩みは後にお腹ぽっこりに移っていきます。

こちらを参考にしてください。(⇒股関節を内転させる筋肉⑤薄筋とお腹痩せできない理由)

 

ゴルフでも野球でもテニスでもバスケットボールのピボットでも

 

腰の回転が必要な競技において、この股関節(太もも)の内転力は体幹を維持させるうえでも非常に重要です。

 

これらの動きをお腹を凹ます力のないままにやっていたとすれば、いつか腰を痛めます。

 

ということで

 

 

今回の骨盤前傾の癖があるとまずい理由とは

 

股関節の内転筋群が弱るから

そして

ひざを伸ばす仕事をする大腿四頭筋のうち、内側にある内側広筋が弱くなるからです。

 

このタイプの脚の形を持つのが「XO脚」というわけです。(例外あり)

 

ここでO脚、X脚、XO脚をおさらいしてみましょう。

 

 

 

O脚、X脚、XO脚

股関節(太もも)が内旋する?じゃあO脚なんじゃないの?と思ったあなたは脚についてなかなか詳しいですね。

ざっくりと説明します。

О脚は

・股関節は内旋
・両ひざの過伸展(反張膝)
・ひざはくっつかない(ひざは内側を向いている)
・年齢とともひざの間はさらに開く
・骨盤後傾が多い
・両足の回内(⇒足の本当の位置はここ。「回内」「回外」を治すと運動効果は上がる!)
・ひざ痛を起こしやすい(その他あり)
・胸が小さい、腰幅が広い(大転子の張りが強い)、血行が悪い、体の形の悩み
※大転子とは大腿骨付け根の突起部分のこと

X脚は

・股関節は外旋
・両ひざの過伸展(反張膝)
・ひざはくっつくが(外側を向いて)年齢とともに開いていく
・骨盤前傾が多い
・両足回外が多いが、年齢とともに動きの中で回内に
・腰痛を起こしやすい(その他あり)
・腰幅は狭いがお腹ぽっこり、背中、くびの付け根が丸い、気が上がりやすい

 

XO脚は

「姿勢と痛み」で有名なケンダルでいう「軽いX脚」のことだと私は理解しています。(XO脚という言葉は出てきません)

そして私の今までの検証から言うと

・股関節が動きの中では内旋する(外旋もすんなりできる)
・両ひざの過伸展(あまりひどくはない)
・ひざはくっつくが(内側を向いて)年齢とともに開いていく
・骨盤前傾
・両足回内
・強度の外反母趾を持つ人が多い
・ひざ痛あり、腰痛あり、首肩の痛みあり(その他あり)
・O脚のお悩みとX脚のお悩みが全部来ると思ってください

よくXO脚を表すイラストで足先が内またになっているXO脚があるのですが、

両足の回内傾向が強くなるので足が外また(そとわ:つま先が外を向いたような形態)になる確率も高いです。

XO脚とO脚はまぎらわしいところがあります。しかし動いてもらうと違いが出ます。

 

この方はずっとO脚だと思っていたようです。

さあ、どんな運動をしたらいいんだ?

両方の太ももをお互い引きつける!

これが内転筋群の鍛え方です。

あれ?

これ「尿もれ」対策用の骨盤底筋群を鍛えるというときにも行いますよね。

だから決してやり方を間違ってはいけないのです。

両ひざが前を向いたまま太ももを引きつけましょう。

最後に

前回書いたこの言葉。

「ヒップを作るには股関節の「外旋」と「伸展」が不可欠だからです。」

 

最大の股関節外旋力は内転筋

 

ということも忘れないでいただきたいです。

 

続々と「ひざ痛」から解放された!という声が

「あれ?痛くない」

コツがあるのです。簡単な動きなのです。

でもその動きを文字にすると、とても難しく感じるようなので、

もしお悩みなら一度来てみてくださいね。案外早く治るかもしれません。

整形外科を周り、国立○○病院で東大を出て著書もある先生の所で検査もし、MRIも撮り・・・それでも痛かった人の言葉です。

ほんのちょっとの動かす方向のずれだけで「痛み」はでますから。

今日の方も

脚を拡げて座り体を前に倒す、開脚体前屈で右股関節に痛みが来たのですが、なんてことはない、上半身をねじって行っていただけです。

「あれ?痛くない」

それが分かると安心して、さらに可動域を拡げようと自ら動かれます。

安心してできるまで、その動きにずっと付き添うのがうちのやり方です。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

さあ、体形・体型を変えていきませんか?

この先にあるあなたの未来のために!

 

名前:高田祐希
女性専用治療院:二子玉川「きこうカイロ施術院」院長。治療トレーナー。

・カイロプラクター
・医学気功師
・スポーツトレーナー
・テーピング治療
・耐震マットでハイヒールの考案者
・オーラチャクラセルフリーディング及び宿命鑑定

「体形・体型改善」をすることが「痛み」をなくすことにもつながることを自己の経験をもとに伝授している。ストレッチ、筋トレ、HIPHOP、ダンス、ヨガ、気功などをトレーニングの中で用い、各人に最適で効果のある楽しい運動を提供している。

 

▼著書「どこに行っても治らなかったひざ痛を10日で治す私の方法」▼実はこの本の内容は脚を細くまっすぐすることにも通じるものです。
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きこうカイロ施術院では、コロナ対策として、フェイスシールド、マスク、手袋、換気などで万全な対策をとって営業しております。体のことで気になるところがあれば、是非一度ご来院ください。

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