TODAY'S
 
「蹲踞(そんきょ)立ちチャレンジ!」で劇的変化の美尻と美脚

こんにちは。きこうカイロ施術院の治療トレーナー、高田祐希です。
ヒップの形を見せるために画像が明るくなっていますが、修正はしていません。いかがでしょうか。 

結構いいプロポーションに仕上がっていると思います。
実は「蹲踞立ちチャレンジ」をやってもらいました。 

 

 

元の後ろ姿

 

わざとこの姿勢をとっているのではありません。これがこの方の「普通」なのです。
胸を起こさないのでいつも背中が丸いので、お腹に「横しわ」があります。
この方の姿勢の取り方は、
ひざを過伸展させて骨盤を後傾させるタイプ(ここ重要ポイント)です(最後の方を参照してください)。

これでは体重を落として痩せたとしても体の形は変わりません。
ウエイトがあるわけでもないのに、スタイルがイマイチになりがちなもったいないタイプです。 

 

 

「蹲踞(そんきょ)立ちチャレンジ」の変化のしかた

どうですか?ヒップと太ももの境目がなかったのがこのように変わりました。
実は左端から真ん中までが2週間です。
でもやり方を間違ってたんですよ。それでも変わっています。

おもしろいのは、本人が変わっていることに全く気付いていなかった

逆に「何も変わってないんだけど・・・」とちょっと不服そうでした。

写真を撮って見せるとその変化に驚き(写真は証拠)、がぜんやる気になって、

それから約1か月半後が右端です。
寝る前に私がお教えしたことを3回やってただけでこんなに変わる。
体重が減っているように見えますが、実はあまり変わっていないといいます。

体が締まったのです。

体の使い方次第でこんなに変われるのです。

なので、ちょっとモデル風に撮ってみたのが最初の写真です。


これがうちでの「蹲踞(そんきょ)立ちチャレンジ」を行ってもらったあとの体の形です。
ヒップ、脚、お腹、胸、腕をすべて使って動くのが「蹲踞立ちチャレンジ」なのです。

まず、「蹲踞(そんきょ)」という言葉を聞いたことがありますか?

 

 

 

蹲踞(そんきょ)とは

蹲踞(そんきょ、そんこ)とは

尻を地面につけずうずくまってすわること。
貴人の行列に出会ったとき、うずくまって頭をさげる礼。
相撲や剣道などで爪先立ちでひざを曲げて腰を下ろし、ひざを開いた姿勢をとること。
あるいは
「そんきょ」と読み、しゃがむ姿勢をいう。立位でありながら股関節と膝関節を最大限に曲げ、しゃがむ姿勢である。具体的には、相撲(すもう)の仕切りに入る前の動作や、和式便器使用時の所作がこれにあたる。

となっています。相撲の力士や剣道の竹刀を構える初めのポーズを思い浮かべていただけるといいでしょう。

 

蹲踞の座り方だけでも健康にいいとされていますが

「蹲踞立ちチャレンジ」を思いつきました。

 

苦手な人もできるように秘策も思いつきました。実証済みです。

新たに10代に向けて1回きりのコースをつくりました。
春休み中に体の形を変えて、新しい生活へスタートしよう!

 

詳しくはこちらをご覧ください⇒

「蹲踞(そんきょ)立ちチャレンジ!」で劇的変化の美尻と美脚 」

 

本日もお読みいただきありがとうございました。
体に関しては先に知識がある方が有利ですよ。頑張りましょう!

 

 

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足裏の「胼胝(たこ)」も皮膚を動かすことで柔らかくなる

 

ひざに痛みのある人は皮膚も硬くなる

こんにちは。きこうカイロ施術院の治療トレーナー、高田祐希です。
体の形を変えることが得意な私ですが、ひざ痛の本を出していることもありひざの悩みを抱えてこられる方とたくさん出会います。

ひざが痛い
階段が辛い
正座ができない
歩けない

このような方々の足の皮膚はどうなっているかというと・・・硬いです。
年齢によっての違いもあり全員ではないですが、足裏も胼胝(たこ)や角質が厚くなっている人が多いように思えます。
手入れをしたくてもひざを曲げられないから、しゃがめないから、できないままになっているのではないでしょうか。

足指がうまく使えていない人(足指裏で蹴ることができていない人)、
浮指になっている人は床からの反力を受けないため、巻き爪になっています。
爪の色が黒くなっている人もいます(血行の悪さで)。
爪も歳とともに乾燥状態。
ふくらはぎやすねの部分も皮膚がカサカサになり粉が吹いたようになっているのにも案外ご本人が気づいていないのかもしれません。

これらはすべて、筋肉を動かせていないから血行が悪くなり栄養が行き届いていないということも原因なのです。
 

 

痛みを取るのが先かお手入れをするのが先か

筋肉を動かすことが良いのですが、まず足のお手入れをしてみてはいかがでしょうか。

そのお手入れをするときの体勢をとることが運動になります。
背中(というより腰骨の上あたり)を丸めてお腹をひっこめる。この動きには腹筋が必要なので、腹筋が苦手な人にとってはつらいはずです。

 

 

「体育座り」をまるで悪いことのようにとらえている人が多いですが、正しく座れれば、腹筋力が鍛えられます。西洋人の体の作り方ばかりを参考にしている人が多いように感じます。


肺を圧迫するという記述もありますが、それは胸を起こす力がないからなのとそもそも正しく指導をできる人がいないからでしょう。


何よりも子供たちに長い時間同じ場所で同じ体勢を取らせている教育の現場の指導者側の段取りの悪さですね(現場にいたので分かりますが)。

 

骨盤を後傾させないとそもそも腹筋に力は入りません。これは西洋人でも同じです。ただし西洋人は背筋が強く、弱い腹筋を賄えているということも考えられます。我々とは異なります。

 

髪が短いと腕を上げてドライヤーをする時間は短い。(腕を上げるなんて動作は日常でほとんどない)
お顔のリフトアップを目指して腕を上げてマッサージをする動作を続けることは、実はかなりのトレーニングです。
行っている人が美しくなることは当然ともいえます。

 

 

まずは触ること

まずは足・脚を触りましょう。
動かしましょう。
足指をグーパーさせるのはとてもいいこと。
ふくらはぎをもむのはとてもいいこと。
そこで終わらないで「立ち上がる」「速く歩く」「大股で歩く」「跳べる」ことです。

そうすると血が回りますから皮膚が潤うようになります。もちろん口から入る栄養も必要ですが。

 

 

胼胝(たこ)について

なかなか柔らかくならない胼胝(たこ)ですが、
動かすようにすると硬くなるのが遅くなります。
どこかに痛みが出ると「動かさないようにしよう」としてしまいがちですが、それでは動かない体になってしまいます。
まずひざ関節を攻略しましょう。
下の図にある動きをやってみるだけでいいので動かします。

 

 

自分の苦手な動きを知ること

O脚を治して下半身をスリムにするにしても、
X脚を治してお腹をスリムにするにしても、
脚を細くするにしても、
まっすぐにするならなおさら。
ひざが痛い人にとっても
腰が痛い人にとっても

自分の苦手な動きを知ることが一番の早道です。
右足と左足のやりやすさの違いを知ることです。

体重が減ればいいってものではありません。
動ける体を作るためにそのヒントを若いころから知っておくことがどれだけ大切か。
年々そこの重大さに気が付くはずです。

 

この続きはこちらでどうぞ⇒「足裏の「胼胝(たこ)」も皮膚を動かすことで柔らかくなる」

 

ひざの動く範囲を知ると自分がどの動きが苦手なのかわかりますね。
苦手な動きをどんどんやっていきましょう。

 

すると血行が良くなって皮膚も柔らかくなります。栄養も気を付けて。

 

お読みいただきありがとうございます。

 

 

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「後ろ歩き」を効果的にする方法

こんにちは。きこうカイロ施術院の治療トレーナー、高田です。
今日お勧めするのは「後ろ歩き」です。
体は前を向いたまま後ろ方向に進むように歩行することなのですが
これがとても健康に良いとずいぶん前から言われていますね。
各競技のアスリートたちもトレーニングに取り入れているのでその映像を見たことがある方も多いのではないでしょうか。

正しく「後ろ歩き」をやってみると分かると思いますが、要(かなめ)となるのは足指裏(足指の腹部分)だと思います。

そうです。
足指裏を使っているはずなのです。

ところがつま先が上げにくかったり、ひざ裏が伸びきっていたり(ひざ過伸展)、ひざを曲げるという事自体をしなかったり、足首が硬かったり、お腹を反らせたり、という人はうまく足指裏が使えていません。そしてそのことに気付いていません(自分のやり方が普通だと思っていますから)。

足指裏(足指の腹)を使わないで後ろ歩きをしていたとしたらそれは残念です。
特に「浮き指」と言われている人は足指裏が大地に付く感覚も薄れているので、使われる筋肉を理解してしっかり使えるように意識してやってみましょう。

 

アスリートのひざ過伸展】


ひざが過伸展している「一流アスリート」の方はたくさんいらっしゃいます。
あの人たちは関節や筋肉が柔らかく、しなるのです。鞭のような動きにもなります。
そして筋力もあります。
一般人のひざ過伸展から来る筋肉の弱化とは同じではありません。
ただけがをしたり、現役を退いてからは自分の癖に気をつける必要があると思います。

 

「後ろ歩き」を行って得られる効果

 

後ろ歩きで使う筋肉

筋肉に関しては、前歩きに比べて後ろ歩きで

中殿筋、 大腿二頭筋、大腿直筋、内側広筋、前脛骨筋、腓腹筋の筋活動量が増え、歩行が早くなるに連れて筋活動量は増えると報告されています。

 

  前歩きと後ろ歩きの違い

 

 

後ろ歩きの時に「足指裏」を先にしっかり床に付けてからバックしているのがわかりますか?

 

その時にひざが曲がっているのが分かりますか?

 

ひざが曲がるのと足首が背屈(つま先が上を向く)し、足指裏でしっかり体重を支えることが同時に行われる瞬間です。

だから
・つま先立ちが苦手な人
・ひざが過伸展している人
・足の背屈(つま先を上げる)が苦手な人

にはとても良い運動になります。


後ろ歩きの時に
お尻を突き出したり、背中や腰を反らしたり、逆に前かがみになったりしていると本来動かすべき筋肉が使われなくなります。

やってみたけど何の効果もない・・・という人は何かをしでかしているはずです。

時々「お腹を凹ませたことがない」という人がいるのですが、そもそものお腹周りの筋肉が弱化していると体幹の支え方も狂ってきますよ。でもまず後ろ歩きを安全なところでやってみましょう。

いつもと違うところの筋肉がつりそうになったり、力が入っていたりするとうまくいったということです。

あーこれも時々ですが、力が入るだけで嫌がる人、怖がる人がいらっしゃいますが、だから体が弱化していくのですよ。
お忘れのないように。

後ろ歩きの時に足指裏(足指の腹)からしっかり着くと後述する筋肉もしっかり使えますよ。 

 

 

  後ろ歩きに必要な筋肉と効果を上げられない人の特徴

後ろ歩きをするだけで健康になるのですからやればいいだけなのですが、どこを鍛えるのかを知っておくと効果が上がります。しっかり足指裏を先におろすことで自動的に足裏のアーチからふくらはぎ、太ももの筋肉と使われる筋肉が増え、安定しますよ。最後にとっても簡単に消費カロリーを増やす方法を発見したので見てくださいね。 

 

詳しくはこちらでどうぞ⇒「後ろ歩き」を効果的にする方法

どこの筋肉をどのように使うかも書きました。

 

お読みいただきありがとうございました。

足指の裏を覚えておいてくださいね。

 

 

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ひざや足(外反母趾など)股関節の手術後に心配される血栓症

 

 

 

こんにちは。きこうカイロ施術院の高田です。
 

前回の記事「ひざ痛からの認知症を予防する」で現在ひざ痛で行われている外科手術についても触れておきました。

術後のリハビリがとても大事で大変だということをあまり知らない方がいらっしゃいます。
手術すればいいってものではないこと。生死にかかわるとても大きな危険も伴う場合もあるという事を知っておくべきです。

それが血栓症です。

手術が必要な人は術後の心構えをしっかり知って病院選びにも役立ててほしいものです。
そして何よりも手術をしなくて済むように日ごろからの体作りと正しい体の動かし方を意識していただけたらと思います。

“血栓ができるから手術はやめた方がいい”ということではありません。

 

 

血栓症

 

 

 

 

実話

 

今から10年ほど前だったでしょうか。ある年配の知り合いの奥様と何度か立ち話をすることがありました。その時もちょっと用事があってお家に立ち寄りお話ししたのですが、それから約2か月後、また用事があって呼び鈴を鳴らして出てこられたのはご主人でした。
「亡くなっちゃったんだよ。」
「ちょっと足の手術をしただけだったのに急に苦しいって言って。」
「病院に入ってからたった1週間でだよ。」
足がお悪いというのは歩くご様子でなんとなく感じてはいましたが、そのことについてお話しすることはありませんでしたし、手術をされるということも知りませんでした。本当に気軽に手術をされたのではないかと思います。

頭の中が真っ白になると同時に浮かんだのは「血栓症」です。症状からして間違いありません。
ついこの間お話ししたばっかりなのに・・・。その時の私個人としての悲しみと手術しなくてもほかに方法があったんじゃないかという治療家としての気持ちとで結構落ち込みました。

だからさらに研究しましたし、世間に認められなければという思いが強くなりました。
(「もういつも行く、決めてる整体があるからね。」と奥様にそれとなく言われたことがあって私の方から診ましょうということはありませんでした。)

だから皆さんに早めに体の使い方、足の使い方を知ってもらいたいというその気持ちは本気なのです。

 

 

 

血栓症とは

 

詳しくは
肺血栓塞栓症(はいけっせんそくせんしょう)・深部静脈血栓症(しんぶじょうみゃくけっせんしょう)といいます。

肺血栓塞栓症とは、術後の安静や長期臥床(長い間寝たまま)により血液の巡りが悪くなり、太ももやふくらはぎの筋肉内にある下肢静脈に血栓(血のかたまり)ができ、それが血液の流れに乗って肺の血管まで運ばれ、つまってしまう(塞栓)病気のことです。かかった人の死亡率は14%とのデータがありその多さに驚きます。

 

症状

 

 
その症状は突然現れることが多いです。「エコノミー症候群」は肺血栓塞栓症の別名です。
・息切れ
・呼吸困難
・冷や汗
・息を吸うときの胸の痛み
・下肢の腫脹、圧痛、発赤

血栓が大きかった場合は重篤になりやすく
・めまい
・失神

といった意識障害が出たり、心停止してしまったりすることもあります。


病院で行われている対策や現時点での血栓症への取り組みや死亡率などをまとめてみました。
詳しくはこちらをどうぞ⇒「ひざや足(外反母趾など)股関節の手術後に心配される血栓症」
 
お読みいただきありがとうございました。
 
まず動かすことが肝心なのですね。
しっかり本人も周りも覚えておかないとと思います。
 

 

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ひざ痛からの認知症を予防する

 

少しの運動と空腹を感じれば防げる

 

こんにちは。きこうカイロ施術院の高田です。
まずはじめに、12月に出版された拙著『病院では教えてくれない「ひざ痛」が消える体の使い方』が重版となりました。
とても見つけにくいところにあるのに見つけて買ってくださった皆さま、置いてくださる書店員さま、最後の最後まで推敲を重ねてくださった出版社の皆さまのおかげです。ありがとうございます。

ほとんどのひざ痛は自分で治せるという事をもっと知ってもらいたいですね。

 

この記事を書いている時に来られた方の感想です。
「お風呂で言われた通りに正座の練習をしていたら、お茶のお稽古で正座ができたんです。まだ座椅子を使ってですけどもうびっくりして。主人も驚いています。」
と言っていただけました。

「びっくりした!」

この感動がさらに良い効果を生みます。
その方にはさらに楽に曲げていけるある裏技もお教えしました。
やれば必ず応えてくれるのが筋肉です。
怖いから、痛いからとやらなければ劣化するだけです。
残念ですがそれだけではなく脳も衰えていきます。

治しやすい初期の内に、自分の癖ではなく、ヒトの体としての効率の良い動き方をしたならば痛みは消えやすいです。そしてそれよりももっと前の成長期である子どもから思春期の頃に「体の使い方」を自分の骨格に照らし合わせて動かせたならばそもそもそんなに重大なことにはならないと私は思っています。

そうは言っても知らないうちについてしまった体の使い方の癖。それにより筋肉のバランスが崩れ、骨の位置が変わり、神経の出どころが圧迫されると内臓にまで悪影響を及ぼします。それは脳にまで。

ここが痛い、あそこが痛いと歳とともに色んなところが痛くなるのはとてもよく分かります。
でも「動くのは嫌い」と運動を毛嫌いしていると、これはちょっとまずいのです。

本にも書きましたが、ひざ痛になると認知症リスクが1.7倍以上です(大阪大学の研究)。

それとも医師の言う通りに「様子を見ましょう」の間に悪化して、勧められるまま外科手術をしますか?骨を切りますか?人工関節に置き換えますか?
・関節鏡視下手術・高位脛骨骨切り術(こういけいこつこつきりじゅつ)・人工関節置換術

参考:潜在患者数は約3,000万人…日本人のひざを襲う「新たな国民病」【専門医が解説】 

 

 

それならば是非ともデメリットをしっかり把握してのぞんでいただきたい。術後のリハビリよりも
実はひざ痛を起こしにくくする体の形に変えていく運動や歩行を習得する方がはるかに楽(らく)なのです。

 

今回は最新の「脳」のことをからめて運動をお勧めしていきたいと思います。

認知症を防ぐポイントは
・運動する
・空腹を感じる

この二つを日々の生活に取り入れることです。

 

 

 

ひざ痛は治してもらうものと思ってはいけない

ひざ痛でうちに来られる方の多くはそれまでに整形外科、整体、マッサージ、カイロプラクティック、鍼灸・・・とあらゆるところを回ってきた方です。各種サプリも飲んでみたという人も多いです。

このようになんとか治そうとする人は的を得た運動をお教えするとかなりの割合で劇的に早く良くなる場合が多いです。

気になるのは
「歳をとるとだいたいみんなひざは痛くなっていくものだ」
「(脚を引きずりながらも)なんとかごまかして最後にどうしようもなくなったら手術するんだ」
「もうどうせ治らない」


といった考えの人です。

そして
「体を動かしてこなかった」人。
動いていたとしても「ハーハー」するまではやらない。あるいはやりたくない人です。

そのような方たちの共通点は
呼吸器系が鍛えられていないので、胸周りも硬く、ちょうど更年期と呼ばれる頃ぐらいから全身の不調を感じ出しているということです。
でもまだ日常生活はできている。

ところが認知症の「芽」はもう出ているかもしれません。

 

 

認知症の芽

 

認知症という言葉も知られるようになり、「自分はなりたくないなぁ」となんとなく思っている人も多いと思います。
この認知症の「芽」は発症の25年前から出ているといいます。
65歳以上の高齢者の3人に1人が認知症かその予備軍というデータもあり、
仮に70歳で認知症を発症するとすれば、40代半ばからその「芽」が育ちだしているということになります。
体の不調を感じ出すころと同じなんですよ。

この「芽」とは後述しますが脳の中の「ゴミの蓄積」のことです。

 

 認知症の種類

アルツハイマー型認知症
脳出血などによる血管性認知症
レビー小体型認知症
前頭側頭型認知症

などがありますが、
アルツハイマー型認知症が全体の7割を占めます。

 

 

 認知症の原因

そしてその一番の原因は運動不足だということがいくつもの研究の結果で明らかになっています。

さらに、生活習慣病があると認知症になるリスクが上がることは有名ですね。
肥満、高血圧、糖尿病いったものは運動不足と因果関係があることは知られています。
うつ病も認知症になるリスクのひとつです。
過度のアルコールやタバコも。
歯の手入れをしていない、夜更かしをしている、浴室や台所がカビだらけというのも認知症を引き寄せる原因でもあるようです。

このような原因で起こるのは脳に特徴的に見られるアミロイドβと呼ばれる異常なタンパク質のゴミの蓄積です。蓄積したものがシミとなって神経細胞を圧迫し脳が委縮するのです。

 

 

 脳のゴミとは?

対策や運動も書きました。

詳しいことはこちらまでどうぞ⇒「ひざ痛からの認知症を予防する」

 

 

伝えておきたいことは、
手術の後のリハビリより、ひざ痛を治す運動をする方が楽だという事!

やらなきゃ体は変わらないという事!

何もやる気が出なくなってきたら認知症の芽が出だしているという事に気が付いてくださいね。