ヒップの下垂・下がる⑦骨盤前傾(偽ヒップアップ、反り腰)の癖があるとまずい理由

おかしい・・・

一生懸命にヒップを上げてきたのに(※反り腰で、骨盤前傾で)。

お尻が下がってきた。

お尻の上部がへこんでる。ピーマンお尻ってこれのこと?脚も短く見えてしまうんだけど。

太ももとお尻の境目がない。

そんなに太ってもいないのに。みんなから結構素敵ねって言われているのに。

背筋を伸ばして姿勢にも気をつけてきたつもりなのに。

腹筋が弱いのは分かってる。

でもヨガは続けてるんだけど。

なんで?

 

骨盤前傾の癖があるとまずい理由をここまで書いてきました。

お腹が出る=いつか尿もれが起きる人①骨盤前傾(偽ヒップアップ、反り腰)の癖があるとまずい理由

腰痛・疲労骨折・圧迫骨折②③④骨盤前傾(偽ヒップアップ、反り腰)の癖があるとまずい理由

首のしわ=背骨が伸ばせない⑤骨盤前傾(偽ヒップアップ、反り腰)の癖があるとまずい理由

息が吐けない・・・広背筋⑥骨盤前傾(偽ヒップアップ、反り腰)の癖があるとまずい理由

 

特にお腹も気にすることなく(痩せているから、あるいは背中の筋肉が強いから目立たない)
姿勢にも気を使って(背中を反って姿勢を作る)
首のしわはクリームをぬって対策を立ててきたのに(目立たないように)
細いわりに二の腕はぷにぷに。

 

そして

 

お尻が決まらくなってきた。お尻がごまかせなくなってきた。

 

そういう方が本当にたくさんいらっしゃいます。こっそりと「自分は美しかった」と自負されている方ほどショックは大きいようです。

少し体の仕組みを知ればいいだけなのにもったいない話です。

 

これには理由があるのです。

 

いつものようにまた、筋肉の説明からこまごまと書こうと思っていたのですが、それだと読むのが面倒な人には伝わらないのか・・・。

昨今は速さの時代です。パッと見てパッと分かるというのが良いのでしょう。

 

今回は考え方をちょっと別の角度からにしてみます。

 

シルバーカー

「腰が曲がる」と言いますが、

実際は背中が丸くなっていても腰は曲がりません。

股関節が屈曲していくのです。

「いや、今の私には関係ないっしょ・・・・」

という声が聞こえてきそうですが、骨盤前傾にはおおいに関係ありです。

 

股関節の屈曲と伸展

 

股関節の屈曲と伸展とは次の図のような動きなのですが

 

 
骨盤前傾だとその姿勢において、すでに股関節が屈曲気味なのです。

 

 

これは「なりたい体形になるには自分の骨盤の向きを知ること」でも説明していますが、腸骨と恥骨を結んだ線で骨盤の傾きが分かるのでやってみてください。

 

もう一度書きますね。

骨盤前傾だとその姿勢において、すでに股関節が屈曲気味なのです。

ということは、

 

骨盤前傾の人は、意識して股関節を伸展させる筋肉の力をつけていかないとシルバーカーを押す老人の股関節になってしまい、二足歩行はできなくなってしまう可能性があるということです。

 

若い頃のこのタイプの人は、
・股関節の外旋がしやすく

・胴体に対して脚が後ろ側

にあるので「蹴り」も強い。そのおかげで

・脚も細くまっすぐ

・ヒップアップ

している人が多く(一部胸も大きい人も)、いわゆる「スタイルのいい人」です。

 

ところがだんだん、骨盤前傾のままでいると腹筋が弱くなり、背骨が伸ばせないということ、そして何より股関節の屈曲傾向が強くなり、伸展ができなくなってくると

 

ヒップの形が崩れるのです。

 

 

理由は

ヒップを作るには股関節の「外旋」と「伸展」が不可欠だからです。(これについてはまた詳しくやる予定)

 

そして今は詳しく書きませんが、

 

股関節の外転という脚を素直に横に上げるという動きが苦手なはずです。もちろんお腹を腰を反らさないでやるのが基本です。他が柔らかいのになぜかこれは脚が上がらないという人は「腰肉」がつくか、あるいはぺコンと凹み、ピーマンお尻になってしまいます。

 

二足歩行が無理になったからシルバーカーを使うわけですよね。

 

介護をされている周りの人にとっては、シルバーカーを使ってくれる方が安心ですから当然すすめるでしょう。

 

本人に、そこで踏みとどまる「意識」、要するにからだを鍛えるという「意識」がないと、どんどんからだは弱体化していきます。

 

認知の問題も出てくるわけで、知識・理解・行動が若い頃のように出来ると思っていてはまずいのです。

 

「まあ、その時に考えるわ・・・」

 

では次にやって来るのは下(しも)の問題かもしれません。

 

でも男性より女性の方がやる気になるのは早いですよ。

 

肌、皮膚の変化には女性の方が圧倒的に敏感ですから、生き生きとしたからだを保つためにも鍛えた方がいいのです。

 

ストレッチだけでなく弱いところの筋力アップをあえてやっていく意識が必要です。

 

 

 

ということで、弱っていく筋肉は何かというと

 

股関節を伸展させる

「殿筋」「ハムストリングス」

ということになります。

 

太ももの前がガッチガチなひと

は、まずこの股関節の伸展をうたがったほうがいいです。

 

ひざを伸ばすというのが前太もも(大腿四頭筋)の仕事。

ですが大腿直筋(大腿四頭筋のうちの一つ)だけは股関節を伸展したときに働くので、この前太ももの一番表面にあるこの筋肉が伸びないというのは問題なのです。

ガチガチにした理由は骨盤前傾のままお腹を凹まさないで太ももを上げるから・・・とまたどんどん書いていきたいのですが、やめて今回はこの方について少しお話したいと思います。

 

脳腫瘍

5年前に脳腫瘍で開頭手術をされたのですがうまくいかず、放射線治療に切り替え治療は終了し、あとはリハビリをということで、いろんなところでリハビリを続けて来られた方が偶然うちを見つけて来られました。

 

脚が麻痺している・・・とのことでした。

 

脚を引きずって来られました。

 

この5年の間、特に良くなった感はなかったといいます。

 

3回来られた(初診と2回)時点で、まだ1か月も経っていないのですが、整形外科の定期健診でドクターに驚かれたそうです。

 

「足先が上がるようになってる!」

 

「軽く歩けるようになってる!」

 

お家の方からは

 

「病院変えたの?」

 

と言われるほど動けるようになっています。

 

私が確認したのは「運動してもいいのか」ということでした。

 

いいのであれば確実な正しい動きを身に付けることが目標となります。

 

そしてこの方は「骨盤前傾」だったのです。

からだの後ろ側が使えていませんでした。そして腹筋力、脇の力の出し方が分からなかったようです。

 

筋肉の使い方を変えるとからだは変わるんですよ。

 

神経や毛細血管は使う事によって増えるので何が起きたと思います?

 

肌がきれいになっていくのです。

 

この方の動きにくかった方の足がどれだけきれいになったことか、ご本人も喜んでくださっているのが本当に嬉しいです。

 

 

 

調べて研究してきたことが

「間違ってない!」

と思うと同時に、ご本人の「歩けるようになりたい」という

「強い気持ち」

がやはり大事なのだということ、

「からだは自分で作る」

ということを再確認しています。

 

ただ、この方もいまだに

良い姿勢、素敵な姿勢というものが

 

「腰を反らした骨盤前傾の姿勢」

 

というのが刷り込まれています。

 

その時に背中が丸くなっていようが、胸が下がっていようが、彼女が写真の中で見ているところは

 

「お尻が上がっているように見えているかどうか」

 

「細く見えているかどうか」

 

なのです。

それではいつまでたってもお腹は凹みませんし、お顔は上がりません。

そこを理解していくことも課題です。

 

お読みいただきありがとうございました。

次はどこの筋肉か考えてみてくださいね。

 

さあ、体形・体型を変えていきませんか?

この先にあるあなたの未来のために!

 

名前:高田祐希
女性専用治療院:二子玉川「きこうカイロ施術院」院長。治療トレーナー。

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息が吐けない・・・広背筋⑥骨盤前傾(偽ヒップアップ、反り腰)の癖があるとまずい理由

「広背筋」が上手く使えていない人です。

呼吸器系とつながるので「呼吸が浅い」と感じている人は骨盤を後傾できない人が多いのも納得です。

 

「呼吸(こきゅう)」

生物が生命維持に必要なエネルギーを得るために、酸素を取り入れて養分を分解し、その際に生じた二酸化炭素を排出する現象。

体外とガス交換を行うのが「外呼吸」で

外呼吸により運ばれた酸素による細胞内でのガス交換は「内呼吸(細胞呼吸)」です。

 

なんだか難しいので、図にしてみました。

どちらもちゃんとできて、我々は生きていけるというわけです。酸素は生きるためのエネルギーの素です。

コロナ禍の現在、この「肺の機能」というものがとても気になるところなのではないでしょうか。

 

「わたし、呼吸が浅いんです・・・」

 

よく聞く言葉です。

 

これは言い換えると

 

「わたし、吸うための筋肉と吐くための筋肉が弱いんです・・・」

 

ということになるのですが、

安静時に(ふつうに静かにしている時に)いったい自分のからだにどれぐらいの空気が出入りしているのでしょう。

 

答えは

1回の吸気量は450ml~500mlだそうです。

 

ところがそのうちの150mlが気道にとどまってしまいます。ここにある空気はガス交換には使われず、吐く(呼気)時にいっしょに体外に出されます。よって「死腔(しくう)」と呼ばれます。

 

簡単な図にしてみました。

浅い呼吸で、250mlしか吸ってないとすると

250-150=100

100mlしか肺には入らないということになります。生きていくためのエネルギー量も減っているということ。

 

まずいんじゃないですか?

 

それに加えて

酸素を体中に行き渡らせるためには「鉄分」が必要なのですが、

鉄分を含む食材(レバー・いわし・マグロ・牡蠣・あさり・小松菜など)を摂取していないとなると体の調子が悪いのも予想できます。

(「ミロ」なども人気があります。品切れになっていましたが最近少し補充されだしました。)

 

「浅い呼吸を改善すればいいのね!」

 

そこでドクターたちはこぞって「腹式呼吸」をすすめます。

 

本来の正しい横隔膜を意識した腹式呼吸であるなら良いと思います。が、呼吸が浅いと感じている方々のほとんどが間違った呼吸法をしています。

腹筋力のない人ほど、吸う時も吐く時もお腹だけがぽこぽこ動いています。

 

胸が動いていないのです。

 

猫背にもなっていて、首も倒れている。前回の記事「骨盤前傾(偽ヒップアップ、反り腰)の癖があるとまずい理由⑤首のしわ=背骨が伸ばせない」につながります。

 

正しい呼吸での胸の動きを図にしてみました。

 

 

息を吸うという事は胸(胸郭)が前後に拡がるという事なのです。

 

それなのに拡げようともしていないし、拡がらない。

 

腹式呼吸とはこの横隔膜をしっかり動かし柔軟性を持たせることで胸郭の拡がりを期待できるのでとても良いことです。

 

それが上手くいかない女性が多いのは、本来女性は胸式呼吸が主だということもあるでしょう。

 

胸式呼吸が悪者扱いされがちですが、胸が拡がらない肩での呼吸が勘違いされているのかもしれません。

 

「本来からだはどのように動かして息をしているのか」

 

まずは胸が拡がるということなのです。

 

肺には筋肉がないので、自ら膨らんだり縮んだりすることはできません。(弾性収縮力と言って自然に元の大きさに戻る収縮というものはあります)

だから筋肉の力が必要というわけです。

 

要注意です。
※ただ、胸を拡げようとして、お腹を出しているだけ(腰椎を前弯させているだけ)の人もたくさんいます。それは間違いです。

 

胸を拡げる筋肉については後日説明しますが、

 

実は「吐き切る力」があると、同時に「吸う力」も強くなるのです。

 

 

吐く力と骨盤後傾

「過呼吸(過換気症候群)」という症状の時にも「吐く」ということを覚えておくと対処できます。

突然の過呼吸は、

心理的なストレスがあったり、不安や緊張、興奮、恐怖心や肉体的な疲労から呼吸数が増加し、そうすると血液中の酸素濃度が上がり、逆に二酸化炭素の量が少なくなって血液がアルカリ状態になることから呼吸困難になります。

 

この時にも

・1,2と心の中で数えながら息を吸い、お腹をふくらませる

・3,4,5,6と心の中で数えながら口をすぼめるようにしてゆっくり息を吐き、お腹を凹ませる

 

うつぶせに寝たり、

座って体育すわりのように前かがみになったりすると呼吸がしやすくなります。

 

気が付きましたか?

うつぶせに寝ると骨盤は前傾しません。

前かがみに座るという事はお腹を凹みやすくさせ、骨盤は後傾するということです。

 

このように「吐く力」と骨盤後傾はリンクしているのです。

 

 

COPD(慢性閉塞性肺疾患)は、慢性気管支炎や肺気腫と呼んでいた病気を一つにまとめたものですが、この病気の方たちは一気に吐く息のスピードが健康なひとよりも遅いので、ろうそくの火を吹き消すのが難しいです。

 

試しに「ふっ」と息を吐いてみてください。二通りで。

 

お腹を凹まさないで

お腹を凹まして

 

元々腹筋力がある人であれば(今現在弱くても)、確実に後者の方が息が強く吐けるはずです。

 

問題はお腹を凹ませられない人です。

 

いつのまにかやり方さえ分からなくなってしまっているのです。

 

そのために必要なのが骨盤後傾です。

それがどうして「広背筋」につながるのか

 

 

骨盤前傾タイプが体幹を支える筋肉、特に腹筋力が弱まることを書きました⇒「骨盤前傾(偽ヒップアップ、反り腰)の癖があるとまずい理由①腹筋」

さらに腰痛や疲労骨折、圧迫骨折への心配⇒「骨盤前傾(偽ヒップアップ、反り腰)の癖があるとまずい理由②腰痛③疲労骨折④圧迫骨折」

そして首のしわにも通じる脊柱起立筋を起こすという事⇒「骨盤前傾(偽ヒップアップ、反り腰)の癖があるとまずい理由⑤首のしわ=背骨が伸ばせない」

お腹を凹ませる力には骨盤後傾が必要だという事はもうおわかりでしょう。

 

 

広背筋とはこの筋肉です。

 

広背筋

咳をする時に骨盤はどうなっていますか?

 

咳の風邪を引いた後にお腹の筋肉が痛くなっていることがありませんか?

咳をする姿勢を考えてみると、

お腹を凹ませ、背中を丸め、お尻を下げて(骨盤後傾)、コンコンコン。

 

この動作は、お腹の筋肉とともに背中にあるこの大きな「広背筋」をとてもよく使うのです。

 

だから広背筋は別名「咳(せき)の筋」とも呼ばれます。

息を吐く力に通じる筋肉なのです。

安静時の呼気(吐く息)では感じませんが、お腹を凹ませて、絞り出すように息を吐くという動作をしてもらうと背中を丸く伸びるようにして力が入るのが分かると思います。

逆に

図に書いてあるように、この筋肉は腕にねじれて付いているので、

猫背だったり、首が前に倒れていたり、肩がずっと内旋している姿勢のままでいると

広背筋の収縮の力が働かなくなります。

 

そうなると胸が開かない、胸が前に出ないということになり「吸気」にも影響が出ますね。

 

腕が頭上に上がらないというのも肩関節周辺の問題だけではありません。

広背筋は腕に付いているので、その収縮させる力で腕を上げるということもしています。

 

邪魔をしているのは腰椎の前弯、骨盤の前傾である可能性も高いのです。

 

ということは

お腹を凹ます感覚、骨盤後傾の感覚を身に着けることがお腹痩せだけではなく、各所のトラブルに対応できることになります。

 

後ろで肘を伸ばしたまま手が組めますか?これも指標となります。

ヨガでのねじりに関わるポーズでも広背筋が上手く使えているかはポイントとなるので、腰椎を前弯させたまま腹筋を使わずにポーズ(アーサナ)をしないように気をつけてくださいね。

 

呼吸が浅い、息が吐けない・・・という人は「からだをねじる」ことも苦手です。広背筋のことを忘れずに。

 

広背筋が弱ってきたら次はどこの筋肉が弱るのか・・・は次回に説明します。

 

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首のしわ=背骨が伸ばせない⑤骨盤前傾(偽ヒップアップ、反り腰)の癖があるとまずい理由

 

腹筋については「骨盤前傾(偽ヒップアップ、反り腰)の癖があるとまずい理由①腹筋」でも書きました。

背筋が特に強いわけでもないのにお腹を凹ます力がないという「腹筋力が弱い」状態のままでいると,

その影響は他の筋肉にも及びます。

実は

様々な筋群が上から順に弱くなっていくのです。

 

腹筋が弱ると→→→まず脊椎の伸筋が弱まります。そしてさらに他の筋肉へと影響が及んでいくというのです。
 

 

今回は脊椎の伸展についてです。背骨が伸びない・・・と聞くと

「姿勢が悪くなるなあ」

「背中が丸くなるなあ」

とイメージすると思います。

もうちょっとイメージを膨らませると

背骨が伸びないということは

 

「首が起きない」

 

ということにもなります(後半で説明しています)。

ということは、残念ながら

 

「首にしわが入る」

 

ということになっていきます。

「あれ?首にしわ?」

そう思って

首を起こそうとして無理やりあごを引いて首だけ(頭だけ)起こそうとしていませんか?

 

そうすると逆に「首にしわができる」のです。

 

(二重あごになっちゃってる!)

とあせって、あごを引くのはやめようと思う。

そして首はいつまでたっても起きない。

そのうち呼吸器系が弱くなっているなあと思い始めるのにもわけがあるのです。

 

ちなみに言うと、あごを引くための筋肉と首を起こすための筋肉は別なのです。

 

 

骨盤前傾タイプの方

骨盤前傾タイプの特徴がよく出ている人です。

このタイプの方は脚がまっすぐできれいです。

本当に、O脚出身の私からすれば「うらやましい脚」をお持ちの方です。

なのにそれに気づいていないですね。もったいないです。

しかし、彼女の場合、首の付け根に問題があります。

 

首の付け根の丸みが気になります。背骨(脊椎)の中には脊髄という中枢神経もあり、そこから末梢神経が両サイドから出ているので神経の面でも心配ですし、見た目でも損です。

首に肉がついて短く見えると老けて見えてしまうというデータがあるからです。

こぶのような盛り上がりはないほうがいいのです。

 

この場所は、頚椎と胸椎の移行部でもあり、中医学(東洋医学)でいう十四経絡のなかの督脈(とくみゃく)の通るところ、

特に「大椎(だいつい)」という経穴は頚部痛・凝り、発熱、頭痛、感昌、背筋痛、喘息、うつ証(中医学ではこの証です)、皮膚発疹、てんかんなどに関わるとされている重要なところです。

 

1.5kgのペットボトル4本以上の重さのある頭蓋骨が、前に倒れている状態になっているわけです。

 

スマホ、PC作業、家事労働・・・生きているうちほとんどの動作が前かがみなのですから、それが何年も何十年も続くと背中側に力がないと、首も前に倒れていってしまいます。そうなると

 

・首にしわ
・首の付け根の丸み
・知らないあいだにできている横筋(筋がクロスしている人もいます)

 

が出現してくるのも無理はありません。なんといっても神経的にまずいのです。

脊椎のずれから起こる症状の例としては、五十肩、風邪、動脈硬化、むち打ち症、胃痛、気管支炎、心臓病一般とこちらも気になるものがいっぱいです。

逆に言うとこういった特徴がある人は骨盤が前傾してしまい腹筋力のない人でもあり、きっとお腹が出てきたことに悩んでいます。

「ひざ痛」で来られたこの方の場合、足指を曲げる癖があるので足裏の筋肉が使えていませんでした。

その影響がどんどん上に出て、首の変化がきたとも言えます。

 

足裏のばねがない、かかとを持ち上げる筋肉が弱い・・・ということはふくらはぎの筋肉も弱く、ひざを曲げる力も弱いので「ひざ痛」がやってくるのは当然です。

ちなみにこの方は実は初診だけでひざ痛はなくなりました。それに驚いて続けて来られて3回目で次の姿勢に変化しました。

 

体重が変わらなくてもからだは変化するのです。

首が起きましたね。首の付け根の丸みも減りました。なんといっても若さがよみがえっています。体に張りを感じます。

小指のラインの筋肉が違うのが分かりますか?

 

ここ、実は重要なのです。

 

右の写真では指を広げるためにパッドを入れています。気付きました?

この方は足指を広げる力が弱く、前足部で床を押さえる感覚が分かっていませんでした。

その感覚を分かるために補助としてパッドを入れてみるのです。外反母趾の人もこの感覚が分かりにくいので要注意です。

パッドに頼るのではなく自ら広げる床を押さえる意識を持つだけで、実はお腹も凹むのです。

逆に言うと、お腹の力を使わなければ正しい足指の使い方はできないという事です。

連動していることが分かれば合理的にはやくからだを締めていくことができるのです。

 

写真追加です。

今この方とのトレーニングを終えました。

初回から1か月半経っただけでした。

前回との比較は次の写真です。

800gの違いだけには思えないのではないでしょうか?

筋肉の使い方を覚えただけで、勝手に締まっているのです。

ご本人もびっくり!

とても喜んでくださいました!

 

 

それでは脊椎の伸展とはどういうことなのか、そのやり方です。

 

 

脊椎の伸展のしかた

 

お腹を凹ませられないと背中がすくっと立たない、起こせない、伸ばせない、伸展しないのです。

ということは猫背かな?

いえいえ。オリンピック選手を見ていても分かるように、腹筋があっても猫背の人はいます。

私がスタイルの良さで推してきたのは走り高跳びの選手なのですが、今回の東京2020オリンピックでは猫背気味の人が多いです。

各種目によっての特徴的な体格、脚の形。アメリカの陸上800mで金をとったアシング・ムー選手の脚はフィギュアかと思うくらいでした。

新体操の選手やシンクロナイズドスイミングの選手の姿勢は胸が起きていて、どの選手も国籍問わず、ひざが締まって脚がまっすぐです。

柔らかさと力、そしてひざ下の使い方にあのスタイルがあるとみました。やり投げの北口榛花選手のひざ下も足首がキュッと締まって素敵でしたね。

 

では話を元に戻して

 

「背骨を起こす」という「脊椎の伸展」とはどのようにやるのか

背中には骨があります。

脊椎(せきつい)=脊柱(せきちゅう)=背骨(せぼね)です。

 

脊椎は椎骨(ついこつ)と呼ばれる骨が連結したものです。

頭の方から頚椎(けいつい)7個、胸椎(きょうつい)12個、腰椎(ようつい)5個があり、その下に仙椎(せんつい)、尾骨(びこつ)と続き、側面から見るとそれぞれ前後に弯曲しています。これを生理的弯曲といいます。

 

脊柱起立筋はこれらの骨を動かし、体幹を起立、回旋、側屈させる筋の総称です。

・腸肋筋(ちょうろくきん)
・最長筋(さいちょうきん)
・棘筋(きょくきん)

それぞれ首の部分、胸の部分、腰の部分にあるので総計9つの筋肉で脊柱起立筋はできています。

図を見ると脊柱起立筋(せきちゅうきりつきん)は頭蓋骨まで続いている筋肉だという事がわかりますね。

 

脊柱起立筋は骨盤が後方に傾いている(後傾)ときに、最も効率よく働きます。

骨盤の後傾によってこの筋肉の付着部が下方へ引っ張られるので、より効果的に脊柱を正しい姿勢に保つことができるのです。

だから

本来は首を起こそうと意図しなくても、骨盤後傾させる力だけで自動的に首は起きるようになっているのがヒトの体です。

そのためになんといっても

 

「骨盤を後傾させる」ことが必要なのです。

 

それが骨盤前傾のままになっている人にはこの骨盤後傾が分からなくなっています。

 

その理由にはいろいろありますが、

骨盤後傾させるための筋肉が短縮してしまっている

という可能性もでてくるのです。だから早めに取り組んだ方がいいのです。

 

首のしわ対策のためにも

腰椎前弯、骨盤前傾、反り腰が癖になってしまっている人はがんばって・・・ということになるのです。

 

「骨盤後傾とお腹と何の関係があるの?」

 

お腹を凹ませるには、お腹痩せには、骨盤を後傾させる必要があるのです。

それがドローインの腹筋で、さらに私の「縮め伸ばし」⇒お腹痩せには「縮め伸ばし」の法則を使う)ではエキセントリック収縮の方法で、よりお腹を引き締めることができるのです。

 

 

骨盤を後傾させるのが分からない・・・という方がたくさんいらっしゃいます。

お腹を凹ますということも一瞬しかできないという方もいます。

そういう方には

「恥骨を上に突き上げてみてください」

この言葉で分かる方もいます。

その他の例えもたくさんご用意しています。

まずは分かるまでやってみることです。分かればそれを維持できるようにすることです。

 

首が起きるという事はそれに伴って

 

・当然胸は高い位置になります

・そして胸は広がります

 

ところがこれを拒絶していると首は起きません。

空気も肺にたくさん入りません。

心を開く、リラックスするといったことが苦手だという心の問題もあるかもしれません。

評価を気にしていつも緊張しているのかもしれません。

肩に力が入って首をすくめたままやっているのかもしれません。

感情の起伏が激しすぎて自律神経が暴走して落ち着いて物事に取り組めないのかもしれません。

前腕と背中に力を入れて今まで姿勢を作ってきたのかもしれません。

何にせよ、からだを変えたいと思うならやりきってみてはどうでしょうか。

 

本来からだはどう動くものなのか。

本来できることができなくなっているということは、動かす回数が足りなくて神経が上手く働かなくなっいるだけのことです。

根性や人格の問題ではないのです。

並外れて運動のできる人というのはいますが、それは小脳の働きがいい、元々の筋骨格のバランスがいい、そしてやっぱり本人の努力です。

 

それを知っているのと知らないのとでは大違いなのですから、ここはひとつ(色んな意味で)胸を開いてみましょう。

 

脊柱起立筋が弱くなると次回の筋肉が弱っていきますので何か想像してみてくださいね。

 

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腰痛・疲労骨折・圧迫骨折②③④骨盤前傾(偽ヒップアップ、反り腰)の癖があるとまずい理由

②なんといっても腰椎を損傷する率が高くなります

 

骨盤が前に傾くと(前傾すると)腰の骨「腰椎(ようつい)」の前弯が強くなります。

腰痛症には、腰仙部挫傷、仙腸関節痛、椎間関節すべり症、尾骨痛などが含まれます。

腰仙部挫傷は姿勢が原因となっており、腰痛の中でも頻度が一番高いのです。

また、

「腰部脊柱管狭窄症」などという言葉も聞いたことがあると思います。

症状は人によりさまざまなのですが、鼠径部、太もも、脚の後ろ側に痛みがひろがります。

痛みに加えて疲労、だるさ、筋けいれん、脱力感、感覚異常などの症状があらわれます。

馬尾と関連して泌尿生殖器機能を損ない腸および膀胱の機能不全を引き起こす「馬尾症候群」もありますが、

よく聞く「坐骨神経痛」も重要な特徴として脊椎の姿勢との関係が大きいのです。

 

首の所には腕神経叢という腋窩神経の大元となる大事な神経の出入り口がありますが、

腰のあたりにも腰仙骨神経叢という坐骨神経の大元となる大事な神経の出入り口があります。

 

要するに神経がたくさんあるところなのに骨を反らしてつぶしているような感じ。

これは痛いでしょう。

 

 

 

反り腰状態が続くと「腹筋力」が弱くなるのは目に見えています。なぜなら腹筋は、少し骨盤を後傾させないと力が入らないようにできているからです。

そして反り腰は「腎」に負担をかけます(腎臓のみ体の後壁部にある)。

中医学的に言うと「腎」は老化にかかわるところです。

髪が薄くなる、白髪になる、血圧が上がる、尿もれがある、不正出血がある、歯が弱くなる、耳が聞こえにくくなる、怖れを感じる・・・これらはすべて陰陽五行でいう「腎」。そして「腎」が悪くなると「肝」も痛め、「心」を剋します。

 

早くから老化してしまう人はどういう人たちなのか。急激に老けた人はいったい何があったというのか。

 

やれば必ず体は向上します。

 

 

疲労骨折の確率が高くなります

疲労骨折とは

1回の大きな外傷で起こる通常の骨折とは異なり、骨の同じ部位に繰り返し加わる小さな力によって発生する骨折です。骨にひびが入ったり、ひびが進んで完全な骨折に至った状態をいいます。

 

疲労骨折の困った点

ケガが原因で起こる外傷骨折と違って、

強い痛みや皮下出血、大きな腫れを伴うことがなく、痛みがあっても運動を続けられる点が厄介なところです。

運動している時や圧迫したときに痛みを感じることが多いです。痛みのある部位が腫れたり、少し膨らんだりすることもあります。

あきらかな外傷がないため捻挫かな?と軽く思ってしまう場合も多いのです(捻挫も軽く思ってはいけないのですが)。ケガをした覚えがないのに腫れたり痛みがあった場合は疲労骨折を疑います。

 

疲労骨折が起こりやすい部位は

そして疲労骨折はスポーツだけで起きるものではないのです。

図にも書いたように、咳で骨折するのも疲労骨折で、これは骨がもろくなっている証拠です。

骨折には、“直達(ちょくたつ)”と“介達(かいたつ)”が。より老化を疑うべきは…

「骨折には直達と介達の2種類があります。直達は、足をぶつけて足を骨折するというように、力が直接加わった部位が折れるもので、これは若い人にもある骨折。一方、介達は、転んで手をついたのに肩を骨折したというように、力が加わった部分と離れた場所が折れるもので、老化で骨がもろくなって起こすのはこちら。介達骨折を起こしたら骨が老化している証拠です。また、咳で骨折するのは疲労骨折で、これも骨がもろくなっているサイン」

 

 

 

圧迫骨折の心配

松本伊代さんが背骨を圧迫骨折されました。運動中、無理な体勢をとったということです。

圧迫骨折とは、本来はそう簡単に潰れてしまう事はないからだの大黒柱である背骨の本体「椎体」と言われる部分が、負荷に耐えかねて潰れてしまうことです。原因として考えられることは「骨粗しょう症」です。骨の強度が低下し骨がもろくなっているため、転んで尻もちをつくなど、背骨に衝撃が加わっただけでも背骨がつぶれてしまいます。 そして驚くべきことに、圧迫骨折のあった人の10.3%が寝たきりになるというデータがあります。 

 

ドミノ倒しのように広がる圧迫骨折

圧迫骨折は、痛みなどの症状が現れることがほとんどないため、圧迫骨折がある人の多くは骨折していることに気付いていないといわれています。

背骨の1か所に圧迫骨折があると、その後5年間に次の圧迫骨折が起こる確率は、圧迫骨折がない人の2.4倍になり、2か所以上に圧迫骨折があると4.9倍になります*。"ドミノ倒し"のように複数の場所に拡大してしまうと、背が縮む・背中が曲がるなどの症状があらわれます。また、背筋が伸ばせなくなるため、バランスが悪くなり転倒しやすくなります。そして、寝たきりにつながってしまうことも多いのです。

さらに、大腿骨を骨折した方の80%に、以前に背骨の骨折があったという報告があります。これは多くの人が圧迫骨折していることに気が付かないため、そのまま大腿骨の骨折につながってしまっていると考えられています。
寝たきりになると死亡のリスクも上がるので、1つでも圧迫骨折があったら、適切な治療を受けることが大切です。

 

首の丸み、背中の丸み、股関節の屈曲(腰の曲がり)などの姿勢から圧迫骨折が起きているかを推測することができます。

ということは

まず腹部の筋力が衰えて骨盤前傾になるのはまずいなと理解して頂けたらと思います(⇒骨盤前傾(偽ヒップアップ、反り腰)の癖があるとまずい理由①)

 

背中が曲がると

・吐き気・食欲不振・腹部膨満感
・便秘・痔
・逆流性食道炎
・呼吸機能の低下(息苦しい)
・意欲の低下・抑うつ

 

胸郭が下がって、内臓を押しつぶしているような姿勢になっているわけで、消化器系が気持ち悪く感じるのは無理はないでしょう。
息苦しく感じるのは肺が圧迫されるからだろうなと思いませんか。

 

圧迫骨折のある人は下記のような影響があります。

  • 家事・庭の手入れができない 4.6倍
  • 頭上のものに手が届かない 5.6倍
  • 階段を10段以上続けて登れない 3.4倍
  • 5kgの物を床から持ち上げられない 3.6倍(5kgは生後3~4か月程度の赤ちゃんの体重に相当)

 

うちに来られるようになって

・高い所のものが届くようになった
・ひざ痛でもう歩けないかもと思ってたのに今はもうホノルルマラソンを目指してます
・力がないと思ってたけど力を出すコツが分かったら運動するときに呼吸がいかに必要かがわかった
・歩いている時に人を抜かしていけるようになった
・足の指の爪が「黄土色」だったのにピンク色になった
・腰が痛くならなくなった

などと言ってくださった方々は年齢関係なく明らかに体の機能が向上していますね。松本伊代さんにも早く元気になっていただきたいです。

 

 

さあ、体形・体型を変えていきませんか?

この先にあるあなたの未来のために!

 

名前:高田祐希
女性専用治療院:二子玉川「きこうカイロ施術院」院長。治療トレーナー。

・カイロプラクター
・医学気功師
・スポーツトレーナー
・テーピング治療
・耐震マットでハイヒールの考案者
・オーラチャクラセルフリーディング及び宿命鑑定

「体形・体型改善」をすることが「痛み」をなくすことにもつながることを自己の経験をもとに伝授している。ストレッチ、筋トレ、HIPHOP、ダンス、ヨガ、気功などをトレーニングの中で用い、各人に最適で効果のある楽しい運動を提供している。

 

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お腹が出る=いつか尿もれが起きる人①骨盤前傾(偽ヒップアップ、反り腰)の癖があるとまずい理由

前回さらっと「腰痛、お腹ぽっこり、尿失禁、骨盤臓器脱・・・」と書きました。(⇒「魅せる姿勢」だけを続けていたら未来のからだに何が起こる?

腹筋力があれば、

あるいは強い背筋力があれば、

骨盤前傾でも反り腰でもなんとかやっていけるでしょう。しかしそういうわけにはいかないのです。

困ったことが起きてきた・・・そういう方がたくさん来られますがその理由は、

間違った姿勢により使われていない筋肉ができてしまったことにあります。

写真の方の脚はとてもきれいです。O脚出身の私からすれば、この方の生まれ持っての脚のまっすぐさにうらやましさを感じます。

腰も高めですよね。ということは脚が長く見えるし、欧米人の体型に近いのです。ご本人がそれに気づいていないのです。もったいない。

骨盤前傾タイプです。

お仕事上前かがみの姿勢が多く、そしてその姿勢のバランスのとり方の癖でできあがった体の形です。食事を減らすダイエットだけでは希望の体の形にはならないし、すぐにあきらめてしまう。

「そうよ、今の私でいいのよ」
「ストレスが多いから自分自身を癒さないとね」
「無理なダイエットは体によくないから」

2~3kg太るのは簡単なのにそれを落とすということはとても大変です。

だから雪だるま式に増えていってしまうのは年齢にも理由があります。代謝が落ちてくるので。

そして体に幾種類もの症状がでてきていることに注目していただきたい。

彼女は決心しましたよ。

 

ダイエットをしようと思った時にひそんでいるのが周りにいる足を引っ張る人たちです。不思議なことにいます。

ひとの評価を期待せずに自分で黙って取り組むことです。

 

良い姿勢を維持できる筋力作りましょう。

だからこそその「良い姿勢の概念」を間違ってはいけないのです。

小さい頃若い頃までは利点だった容姿の特長によって、後々苦しめられるくらいなら、早め早めに知識を得ておくのは得策ではないかと思います。

なので

骨盤前傾の癖があるとまずい理由をもう少し書き記しておこうと思います。

 

骨盤が前傾すると腰の骨の前弯が生じます。

すると

①体幹を支える筋肉、特に腹筋が弱くなります。

「へーっ」「お腹に肉が付くのね」で終われないのです。

そもそも心臓や肺は大事なところなので、胸椎・肋骨・胸骨からなる、かごのような胸郭(きょうかく)という骨格で覆われています。

しかしお腹は覆われていないのです。

内臓は腹膜というカーテンのようなものにぶらさがっているということをご存知ですか。

筋肉がしっかりしていないと内臓が下がってきてしまうのです。日本人は腸が捻じれていることもよくあるといいます。便は腸の曲がり角でよく詰まりますからこの腹膜および内臓を正しい位置に戻してあげるには筋力が必要なのです。

重力が理由ということもあります。長い年月生きてきた人ほど内臓は機能も衰え、重力に逆らえず下がってくるのですから、せめて上げる努力をしなければ人生100年時代を最後まで元気でいることは難しいのではないですか。

 

「え?内臓が下がって何が悪いの?」

 

ここで「骨盤臓器脱」につながるのです。出てくるのですよ、内臓が。その違和感に悩んでいる方は非常に多いのですが婦人科へ行っても「様子を見ましょう」で終わっている場合がほとんどです。うちではかなりの方が改善されています。改善する理由は、お腹の筋肉の使い方と太ももの筋肉の使い方を習得してもらうからです。そうすると初めて内臓が引きあがる感覚が分かるのです。

 

 

「お腹に力を入れて」と言わない理由

腹筋を鍛える時に私は「お腹に力を入れて」とは言いません。なぜなら

「お腹に力を入れて!」

と言うとそのやり方は大きく分けて、二通りあるのです。

・お腹を前に突き出して力を入れる(右の図)

・お腹を凹ませるようにして力を入れる(左の図)

この図は田舎中真由美氏の論文「骨盤底筋群機能障害に対する評価とアプローチ」からのものです。

 

ほとんどの方が自分のやり方が「普通だ」「当たり前だ」と思っていますね。ところが本当は、排泄の時の力の入れ方も人によって異なるのです。

前者は骨盤前傾タイプに多く(右の図)、

後者は骨盤後傾タイプに多く(左の図)、声楽家の発声法がこれです。

ここでは詳しくは書きませんが(知りたい方は一度お越しください)、

前者だと「内臓を下に押す力」が同時に働くのです。そして膀胱が押され「尿もれ」「トイレが近い」につながります。

男性にもあることなのではないでしょうか。

 

うちではまず「お腹を凹ませる」ことを覚えていただきます。

簡単なようですが、長い時間続けることが案外難しい。(呼吸筋ともつながりますから)

ある人は「息が吸えない」とおっしゃられましたっけ。胸を広げればいいだけなのにそれができないくらい胸の筋肉が硬くなっていました。

少しほぐすだけでコツもつかみ息が吸えないと思ったことに自分でびっくりされていました。これも癖からでたものです。

 

骨盤底筋を鍛える方法がありますが、自分の「運動のやり方の癖」のまま行っているといつまでたっても分からないです。

お腹を凹ませるだけでもまだ足りない。連動する筋肉が相互作用して動ける体にに変わっていきます。

力の入れる方向、背中、太もも、腕、後頭部の使い方なども分かればどこがどんな風に締まるのかすぐに分かります。

足の動きは基本です。回内、回外がある場合は気をつけましょう。(⇒足の本当の位置はここ。「回内」「回外」を治すと運動効果は上がる!)

 

不良姿勢、力の弱い人、パワーのない人、深く息を吐けない人、呼吸の浅い人も腹筋の弱さは否めません。(呼吸に関しては他のある筋肉が重要です)

(背筋力はあるが腹筋力がまるでない吉田沙保里さんについての記事⇒「猫背(円背)で腹筋のない人はお顔のたるみにご注意!」

 

あるアニメでのセリフをもじりました。

・基礎中の基礎をやること
それを常態化させること
・何を積み重ねるかということ
・何事も経験で克服できるということ
無意識化で使えるように体に覚えさせること
無意識で行えるように反復すること
・まずは無意識化で2つのことをやれるようにする
・それが終わればまた1つ増やしていく
礎となるのは地道な積み重ねだということ
・それらをしなくてもいい例外はいる(それはずば抜けて運動能力の高いオリンピック並みの選手や生まれ持ってスタイルのいい人)
・しかしそうでない者は積み重ねるしかないということ

 

ネットフリックス「ヒューマンボディ」のなかの脳と全身を走る神経系のメカニズムからの抜粋です。

神経系を構成する特殊な細胞ニューロンは時速数百キロで信号を伝えるます
ニューロンは脳の構成要素です
約1000億個が脳内に存在し数百万個が体の中にあります
ニューロンの特長はあらゆる目的で鍛えられることです
その過程で人間は劇的に進化します
ニューロンは電気と化学物質を放出し情報を伝えます
ニューロンの端にシナプスがありシナプスの間には狭い隙間があります
ニューロン同士で化学物質の送受が行われ続いて電気信号が伝わります
脳は新たな信号を体中に伝え適切な筋肉の反応を引き起こします
同じ動きを何度も繰り返し練習する
練習を重ねるほど脳波学習してマッスルメモリーに刻まれます
練習を重ねると脳波さらに変化を遂げます
これを神経可塑性と言います
脳は順応性が高いのです
1つのニューロンは1万個の接続を形成できます
さらにその接続は反復運動で変化します
新しい動きを覚えるとニューロン付近の化学物質は一時的な伝達経路を形成します
それから毎日のように同じ練習を繰り返すと一時的な経路が構造化します
ニューロンは次第に形や配置を変えます
経路が定まると新たな脳領域との結合が強まります
練習を重ねればうまくなる、上達するように神経は構成されていきます
ニューロン間では活動電位という信号が伝えられます
この仕組みによって全身に情報が伝わり計算処理が行われます
さらに私たちの記憶が形成されます
中でも筋肉を使うことは一生にわたり記憶に残ります

 

やらなければ何も変わらない。
何度も何度も正しいやり方で行う事が大事なのです。

 

アドレナリンの出にくい人。テストステロンが出にくい人。私見も含みますが中医学的に言うと「気」が上がらない人です。

その人たちは痛みにも敏感な人が多いです。

これらの人に共通なのは「腹筋力」大まかに言えば体の筋肉の使い方が下手です。

そしてこの方たちはリラックスすることを好みます。

そして間違った腹式呼吸をやりだします。

これでは限界突破ができません。体力も筋力も落ちていくばかりです。(気力も)

エネルギーとなる酸素が入るのはお腹ではありません。「肺」です。

肺を大きく膨らませるには胸郭が広がらなければなりません。

俗に言われる胸での浅い呼吸というのは「肩を上げているだけの呼吸」のことでしょう。これでは肺の容量は増えませんし、ろうそくの炎を消す短く強い呼気も生まれません。

 

この「肺」を膨らませる力も「筋力」だということを忘れないように。呼吸筋についてはまた書きますね。

力のない人でもコツをお教えすると・・・何という力をひそめていたのでしょう!

うちにあるボクサーミットに蹴りこんでくるようになるんです。そこで使うのも「腹筋」。

同時に「ふっ!!」と強く息を吐くことも自然にできるようになります。そうすると代謝が上がります。

 

初診だけでひざ痛がなくなったと言ってくださった方。

脚がまっすぐになってきた!と言ってくださった方。

足の爪が黄土色だったのにピンク色になったと見せてくださった方。

意を決して猫ちゃんを夜来させないようにしたら夜ぐっすり眠れるようになったと言ってくださった方。

 

たくさんの方が変化を恐れず挑戦した結果が出てきています。

 

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名前:高田祐希
女性専用治療院:二子玉川「きこうカイロ施術院」院長。治療トレーナー。

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