TODAY'S
 
<ひざ痛克服>「ひざの後ろ側の痛み」はひざ過伸展(反張膝)の人が多く感じている(リンパも詳しく)

「ここに来て体の動かし方が初めて分かったわ」
「怒りっぽくなくなった」
といったお声を最近もいただいて嬉しく思っていたらこの記事を書いている時に
「飛行機に乗る時に薬を飲まなくても大丈夫になりました」
とのこと。
(え?乗り物酔いの薬?)
かと思うとそうではなく、飛行機に乗ると思うと緊張して動機が激しくなり呼吸が苦しくなるので6年前からずっと搭乗前に薬を飲んでいたそうです。
私の所で呼吸の仕方も身についてきているので今回はもしかしてもう大丈夫じゃないかなと思って薬をやめてみたら、やはり大丈夫だったそうです。
筋肉が正しく作られていくとそれは自律神経にも影響していきます。良かったですね。

「病院や整体、ジムやヨガやエステと色んなところにたくさん行ったけど、ここくらい説明してもらって納得して筋肉を動かせたところはないです。体の中の使い方をつなげて話してくれる」
と言っていただけました。人それぞれ体の使い方はいろいろなので、一人一人の動きを確実にみることが大事だと思っています。
 

 

 

  ひざの後ろ側が重だるい

ひざの後ろ側がなんとなく重だるい、痛い・・・そういった人の特徴的な姿勢。
それは「ひざ過伸展(反張膝)」をさせてバランスを取っているという姿勢です。(その他の要因の場合もあります)
別にひざ過伸展でも普段の生活はできるし、運動もできるし、病院に行くほどではないと考えるのが普通ですし、自分のひざが過伸展していることに気が付いていない人も多いのですが、何かしら男女関わらず、加齢とともに問題が出てくるのはたしかです。

リンパの流れが悪くなるのもそのせいでしょうし、足・脚がむくんでしまうのも、足・脚が冷えるということも
それくらいこのひざ過伸展(反張膝)というものはやっかいです。

むくみを取るためにマッサージして、少し良くなっても元の姿勢の取り方がひざ過伸展によって間違っているとすると、また体の中の水の流れは悪くなります。
O脚もX脚もひざが過伸展しているのですから将来のためにも早めにまっすぐになるようにした方がいいのです。
XO脚は、知らないうちにひざのお皿が前を向かなくなっていますから、ねじれが生じているのことを知って欲しいです。

今回は「ひざの後ろ側の痛み」です。
「ひざの内側の痛み」はこちらをどうぞ。
「ひざの前側の痛み」はこちらをどうぞ。
「未病の捉え方」はこちらをどうぞ。

 

 

 

  ひざ裏が痛む病気

では病気という名がつくものでみてみましょう。
ひざ裏が痛む病気は色々あります。西洋医学での一般的な見解とともに私見も記しておきます。 

 

 

・膝窩嚢胞(しっかのうほう)(ベーカー嚢腫)

ひざの裏にある関節液(滑液)という液体を含んだ滑液包が炎症を起こし膨らみます。過剰な摩擦や圧迫が加わると炎症が起こり痛みを生じます。
9割以上が変形性膝関節症、関節リウマチ、痛風、血清反応陰性脊椎関節症など、膝関節の病変を合併しているとの報告があり、膝関節内の病変が治癒すると、自然とベーカー嚢腫は軽快します。

写真を見て分かるように、このようにひざ裏がもっこりしている人はたくさんいます。
まさかこんな病名がつけられるほどのものだとは知らない人も多いのではないですか?
ひざ裏がもっこりブヨブヨしていてはいけないのです。 

 

 

何がどうなってブヨブヨしているのかというとこんな感じです。滑液包が炎症を起こし膨らむんですね。ベーカー嚢胞(ベーカー嚢胞)とも言います。 

 

 

ひざに過伸展を強いることがおそらく最もよくある原因だと思われるのですが、ふくらはぎにある「腓腹筋」という筋肉が上手く使えていない場合にも関係します。
腓腹筋は足の底屈とひざの屈曲の筋肉です。そして腓腹筋が弱化するとひざ過伸展(反張膝)になります。

 

ひざ痛とひざの屈曲は、ひざの過伸展も含めて切っても切れない関係だと私は思っています。だからO脚やX脚、XO脚を解明しないといけない。
こちらの記事を参照してください。「<ひざ痛克服>ひざ痛持ちは「ひざを曲げる力」が圧倒的に弱い
 

 

続きはこちらでどうぞ。

ひざの後ろ側が痛む他の症例、そして「リンパの流れ」まで分かりやすく書いてみました。

今のひざ痛はどこですか?

 

プロフィール

高田祐希(たかだゆき)

女性専用治療院「きこうカイロ施術院」院長の治療トレーナー。「体形・体型改善」をすることが「痛み」をなくすことにもつながることを自己の経験をもとに伝授している。ストレッチ、筋トレ、ダンス、ヨガ、気功などをトレーニングの中で用い、各人に最適で効果のある楽しい運動を提供しています。

 

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ウエディングフォトをきれいに撮って残したい!今の姿勢できれいに見えますか?きれいな姿勢のコツをお教えしています

 

きれいに見える撮られ方を知る

写真を撮っていた過去があり、姿勢の作り方を筋肉の使い方の観点から写真家の方にもお教えしてきたのですが、最近立て続けに
・「ウエディング」「ブライダル」のために
・「ウエディングフォト」のために
姿勢と歩行を改善しに来られる方が増えています。

一生残る写真です。
何をどうやったら猫背にならないのか。
何をどうやったら後ろ姿がきれいに見えるのか。
何をどうやったらきれいなシルエットになるのか。
何をどうやったらお腹が細く見えるのか。
何をどうやったら脚が長く細く見えるのか。
何をどうやったら小顔に見えるのか。

実はコツがあります。
女性はからだに「ねじり」が入るととても柔らかく美しく見えます。

そのねじりはどうやって作るのか分かりますか?

そして最大の難関。撮影には時間がかかるのです。それに耐えなければいけません。
持続できる筋力はどこからくるのかもお教えしています。

 

 

O脚を治しているだけではありません

 

 

 

  本当のヒップアップを知ること

お腹を突き出しているだけのヒップアップは間違いです。
いつか腰を痛めてしまいます。
ただ最高の写真を撮るために必要であればお腹を凹ましたままきれいなヒップのラインをとってみてくださいね。

「来ておいてよかった・・・」
皆さんものすごく喜んでくださっているので私の中でも驚きです。ウエディングフォトのことは考えていませんでした。

気に留めていただけたなら一度お越しくださいね。素敵な写真を残してくださいね。 

 

 

さあ、体形・体型を変えていきませんか?
この先にあるあなたの未来のために!

名前:高田祐希(たかだゆき)
女性専用治療院:二子玉川「きこうカイロ施術院」院長。治療トレーナー。
・カイロプラクター(西洋医学)
・医学気功師(中医学)
・スポーツトレーナー
・テーピング治療
・耐震マットでハイヒール「無痛ハイヒール」の考案者

「体形・体型改善」をすることが「痛み」をなくすことにもつながることを自己の経験をもとに伝授している。ストレッチ、筋トレ、HIPHOP、ダンス、ヨガ、気功などをトレーニングの中で用い、各人に最適で効果のある楽しい運動を提供している。

▼著書「どこに行っても治らなかったひざ痛を10日で治す私の方法」▼
この本の内容は脚を細くまっすぐすることにも通じるものです。⇒ こちら 


きこうカイロ施術院では、コロナ対策として、フェイスシールド、マスク、手袋、換気などで万全な対策をとって営業しております。体のことで気になるところがあれば、是非一度ご来院ください。
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体形改善、体型改善、脚痩せ、お腹痩せ、O脚、X脚、ひざ過伸展、反張膝、ひざ痛、腰痛、肩の痛み、首の痛み、足の痛みでお悩みならば是非一度ご相談ください。

西洋医学・東洋医学(中医学)、両方の観点からあなたのからだをサポートします。
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<ひざ痛克服>「ひざの前側の痛み」をとるためにはまずひざの中身を知る!鍛えるべき筋肉を理解する!

 

前前回の記事「<ひざ痛克服>「ひざの内側の痛み」鵞足(がそく)を鍛えて薄筋で脚を引き締める」では薄筋にフォーカスをあててみました。
理由は、普段あまり意識していない筋肉なのですが、理解して鍛えると美脚にも尿失禁にも臓器脱にも対応できる筋肉だからです。おまけにこの筋肉を動かそうとする時は「下腹部」を引き上げなければならなくなるのでぽっこりお腹対策にも効果が高いのです。もちろんこの筋肉だけですべてが叶うわけではありませんが試しにやってみる価値はありですよ。そんな筋肉があったのか!と意識するだけでも効果ははねあがります。

当院の目的を少し書いておきます。
・今現在何かしらのお悩み(頸肩腕痛、腰痛、ひざ痛、股関節痛、体形・体型改善、下半身太り、ダイエット、O脚X脚XO脚、お腹ぽっこり、猫背、尿失禁、臓器脱、不妊、たるみ、しわ・・・)がある人へ改善のため

これはもちろんなのですが、できるだけ早いうち(若い頃)に

・筋肉の使い方を知って運動能力の高め方を知ってもらうこと

コツを知っている方が断然有利です。私自身、足・脚の使い方、体の動かし方などの今の知識が小さい頃や学生時代にあれば、もっとスポーツでも結果が出せただろうと深く思います。ただそれでも還暦を迎えても動ける体と凹んだお腹を維持できているのは、研究してきた「コツ」のおかげでしょう。

「あ、このひと腰が悪くなるな」「このひとはひざの事を言いだすだろうな」

その時点でふんわりと運動の仕方などをあえて先にお話していても、痛みや問題がない状態で素直に話を聞いて運動を頑張る人などそう滅多にいません。特にスポーツがそこそこできるという自信のある人ほど自分の苦手なところには目を向けたくないということが多いですし、あえてランクが上のアスリート向けの運動をしたがります。特にその傾向は男性に多いです。
そして数年後、だいたいものすごい勢いで悪化をたどります。しかし簡単に年のせいにしているのを多々見かけます。

それはとても残念でもったいないことです。だから

・今後起こりうる症状を未然に防ぐための体の動かし方を若いうちから知ってもらうこと

これです。若い頃はスタイルが良かった(体形のことで悩んだことがなかったということ)と自負してきた人がその特徴により、どれだけ困ったことが起きているかということを知ってもらいたいのです。
自分の思っている「普通」は本当に「普通」なのか?生きてこれているというだけで果たして大丈夫なのか?
呼吸の仕方、力の入れ方、歩き方・・・筋肉を動かすときにある程度生まれる痛みを怖がっていないか・・・

そして何より「老けて見える、見えないの違い」にも当然たどり着くのですから、自分の間違いやできなくなってきたことは先に自分自身で知っておくことをお勧めします。

顔や首の「しわ」も、作る姿勢で多くなるか少ないままでいられるかが決まるのですから。

そしてこの考え方は中医学(東洋医学)でいう「未病を治す」につながります。

前回の記事(「未病」の捉え方について(元の中医学での考え方と西洋医が語る考え方と少し異なります)を参考にしてください。


では今回は「ひざの前側の痛み」についてです。
まずひざの関節がどのようにできているかを知っておくとどこが痛んでいるのかもよく分かりますよ。
 

 

STEP.1 >>ひざの関節のつくり

 

  ひざの関節(=膝関節〔しつかんせつ〕)の中身

ひとの体を家に例えると「骨」は柱にあたります。
この骨と骨をつなぐ部分を「関節」と呼びます。関節によって、骨はさまざまな動きが可能になります。
からだが伸びたり縮んだりするのに必要なのが「筋肉」です。
筋肉と骨をつなげるのが「腱(けん)」です。有名なのがアキレス腱ですね。

ここら辺までは容易に理解できます。ひざ痛に関連するのは次のようなところです。

バラバラな骨どうしを結ぶ紐のようなものが「靭帯(じんたい)」です。
袋のように関節を包みこんでいるのが「関節包(かんせつほう)」です。
関節包の内側にある「滑膜(かつまく)」というところから分泌している液が「関節液(かんせつえき)」です。

酷使される関節がスムーズに動き、痛みも感じないでいられるのはこのオイルのような関節液のおかげです。

ところが 年齢とともにこのオイルは減ります。だからそのオイルを増やすという対処療法が生まれます。


「関節軟骨(かんせつなんこつ)」とは関節面を覆っている、スムーズかつ強靭で弾力性のある組織です。構成成分として70%が水分で、そのほかコラーゲン、グルコサミン、コンドロイチン、ヒアルロン酸が含まれます。

この関節軟骨も年齢とともにすり減っていきます。だからその構成成分を補給しようという対処療法が生まれます。

そしていくらすり減っても「元気でいられる人」も実は大勢います。

それはひざ周りにある筋肉が強い人なのです。


O脚やX脚などでひざの過伸展(反張膝)がある人がひざ痛を起こしやすいのは、骨組みが正常ではないためひざ周辺の筋肉のバランスが悪く、結果内部組織にまで負担がかかっていくためです。そこに注目しないで補給だけしていても治りません。

 

病院でヒアルロン酸の注射をすすめられる理由も分かるのですが、
ヒアルロン酸を注射して補うと関節液の粘り気や弾力性が一時的に回復し、その結果、ひざの痛みが改善すると言われていますがその効果は短期的でまだその効果について明確なエビデンス(証拠)のあるものは少ないようです。 

 

軟骨(なんこつ)がクッションの役割を、滑膜(かつまく)が潤滑油(じゅんかつゆ)の役割をしています。

炎症(えんしょう)によって滑膜(かつまく)が厚くなってしまい軟骨(なんこつ)をおおうため、正しく機能せず、骨、軟骨、靭帯(じんたい)がこわれてしまいます。

 

 

 

 

  半月板

そしてすり減るのは関節軟骨だけではなく、上の図にある「半月板」もすり減ります。 

 

 

半月板とは膝関節の大腿骨と脛骨の間にある軟骨様の板です。「C」のような形で 内側と外側のそれぞれにあり、ひざにかかる荷重を分散したり、衝撃を吸収したりする働きを持っています。

半月板が損傷するとひざの曲げ伸ばしの際に痛みやひっかかりを感じたりします。ひどい場合には、ひざに水(関節液)がたまったり、急にひざが動かなくなる“ロッキング”という状態になり、歩けなくなるほど痛くなります。ひざくずれも起きます。

まさしく私のひざ痛の始まりの症状です。
その瞬間の動作とは

「ひざを曲げた状態からねじる」

でした。しゃがんでいて右奥にある物を取ろうとしてひざをねじった時です。左ひざが激痛とともに曲げたまま伸ばせなくなりました。これがロッキングと呼ばれているものです。

ちなみにロッキングした場合の解除方法は、

「一旦しっかり力を入れてひざを曲げ切ること」

そうすると伸びます。痛いですが頑張ってやってみてください。

コツは、曲げる時に使う筋肉を「正しく使う」ということにあります。

ひざの関節が緩いタイプは、ひざが曲がっている時に、ひざを曲げる時に使う筋肉が使われていないことが多いのです。
なんだか矛盾していますが、ふにゃっとくたんとただ関節が緩いので曲がっているだけで、筋肉が使われていない。

さらにそこからねじるという動作を続けていると、痛みが引きおこるようになるようです。これは私自身の経験とこれまで痛みがある人を指導してきて感じた分類からの肌感覚です。
私見ですが、ひざを過伸展気味にして姿勢のバランスをとる人(反張膝)はひざを曲げる力が弱いです。階段を下りるという動きが苦手だったり痛みが出る理由についてもつながるのですが、それについてはまた書きたいと思います。

急性の損傷なのか
老化なのか
軽度か中等度か重度か
外側の断裂か内側の断裂か
断裂の方向は

このように半月板の損傷のしかたは分かれます。しかし今までの体の使い方の癖を直し、筋肉をうまく使って鍛えていくことで後の生活の質(QOL)は上がっていきます。

 

 

  痛みの場所は変化する

半月板の損傷にしても変形性ひざ関節症にしても年齢とともに起きるひざ痛であれば痛みの箇所が変わることがあります。
だいたいは同じところがしばらく痛むのですが、ひざ痛の経過に伴い、「あれっ?ここも痛いの?」と思う時があります。

先にも書いたように、腫れてひざが凝ったような重い感じやひっかかり感、体重がかかると痛みが増し、予想もしないガクッとひざがくずれるような感覚は半月板の損傷あるあるなのですが、変形性ひざ関節症と診断された人も感じたことがあるかもしれません。
痛みの度合いも、ずしんとした重い痛みもあれば、チリチリとした痛み、中からパーンと張ってくるような痛み、ズキンズキンとした痛みといろいろですが、これだけ何をしてもひざに痛みを伴うようになると・・・

だんだん歩き方や動作の仕方を変えていくのが常です。
街中で

「あの人、ひざ痛いのかな?股関節かな?腰かな?」

と分かる時がありませんか?

長らくその不均衡な動かし方をしていると、今度はそのことによりからだに歪みが生まれ、筋力のアンバランスが生まれ、さらなる痛みが出るという悪循環が起きるわけです。神経の伝達も悪くなるでしょう。

だから痛みの場所も変わるのだと思います。

不均衡なバランスでの体の動かし方は「痛み」を生みます。
だから正しい動き方を体に覚えさせるだけで痛みが取れるということが本当に多いのです。
人から「あの人ひざが痛いのかしら?」とバレないように歩く努力をした方が神経のためにもいいのです。


今回はひざの前側が痛むときの原因となる筋肉を探って動かすヒントにしてもらえればと思います。

 

 

STEP.2 ひざの前側に痛みが起きるもの(青年期)

ざっくりとした図ですが、上の図で赤丸で囲まれた箇所は「ひざの前側の痛み」と関係があります。

まず「ひざの前側が痛む」という時の有名な病変を上げておきます。 

 

 

  オスグッド・シュラッター病

 

ひざの脛骨(けいこつ)が出っ張って痛むという骨軟骨炎です。
これは脛骨結節の骨端症なので小学生、中学生、高校生といった思春期に多く見られます。
急激に成長する時期に大腿四頭筋が弱いと、腱の下端が骨に付く部分が引っ張られる動きの時にうまくコントロールできずに骨が引っ張られ、腫れや痛みが生じます。サッカーやバスケットボール、バレーボール、バレエなどひざへの負担が多いスポーツに起こるスポーツ障害です。 

 

 

  膝蓋軟骨軟化症

膝蓋骨(しつがいこつ=ひざのお皿)の下にある軟骨が柔らかくなった状態で、一般的には青年に発症します。

最もよくある原因は、特に大腿四頭筋全体の弱さに関係します。それにより膝蓋骨がずれ、軽微な損傷が繰り返されることによりこの軟骨がまだらに黄色くなり、軟らかくなりそしてぼろぼろに擦り切れていきます。

膝蓋骨が正しい場所にいられない理由はやはり筋肉がアンバランスに働いているからです。
前出のオスグッド・シュラッター病と同じく、急激な成長期となる思春期や10代によく起こります。
ちなみに大腿四頭筋は4つの筋肉でできています。 

 

 

左端の図で赤い矢印のところ、大腿直筋のみ骨盤にくっついているのが分かると思います。
これを理解するといろいろなことに応用が効きます。(⇒膝を伸展させる筋肉※大腿四頭筋と太ももムキムキについて

大腿四頭筋やアキレス腱が硬いとショックを吸収するのが主に「ひざ」となってしまい、ひざの症状が悪化します。

ジョギングをする人やランナー、体操選手、ダンサーによくみられ、特定の動きを繰り返し行うというところに共通点があります。そしてひざ過伸展(反張膝)にもよく起こります。


オスグッド・シュラッター病と膝蓋軟骨軟化症は青年期に多いものでしたが、成人のひざ痛にも関連する筋肉の弱化が原因です。大腿四頭筋をストレッチし、そして鍛えなければならないということが分かると思います。

大腿四頭筋はひざを伸ばすときに収縮して膝蓋骨を引き上げるを筋肉です。そして

ひざを曲げる筋肉群により大腿四頭筋はストレッチされ、バランスのつり合いを取り、ひざを安定させています。
※ひざを曲げる筋肉は半膜様筋・半腱様筋・大腿二頭筋(この三つでハムストリングス)・薄筋・縫工筋・腓腹筋・膝窩筋・足底筋です。

だから
ひざ痛のある人は「ひざを曲げるのが苦手だ」と何度も書いてきましたが、正座をやってみようとしない、あるいはひざを曲げる練習をしないというのはあまりよくない兆候です。なんだか何もかも嫌になっちゃった・・・という心の状態にも関わって来ると思います。そういう年齢に入ってきたというのも自覚したうえで頑張りましょう。

さあ、ここからは成人に起こりがちなひざの前側の痛みに関連するものを考えていきます。 

 

 

STEP.3 ひざの前側に痛みが起きる理由

大腿四頭筋以外でもひざの前側に痛みを引き起こすものがあります。

ここで筋肉について少し。
筋肉の状態を表す言葉が色々あります。「筋収縮」「筋弱化」「筋力低下」「筋伸張」「筋緊張」「拘縮」「筋短縮」「筋スパズム」などそれぞれに状態が異なります。「反射性攣縮(はんしゃせいれんしゅく)」「反射性収縮」によって痛みが引き起こされる場合もあり、現れる痛さが何によって起きているのかはいろいろです。年齢も重要な判断材料です。ただストレッチすれば治るというわけではありません。私見ですが、ストレッチよりも筋肉を強化しつつ、力の入れる向きを正しくした方が痛みが取れることが圧倒的に多いです。

その他の筋肉を見てみましょう。

 

 

  ①大腿筋膜張筋が硬い

脚が太くて悩んでいる人にとってもお尻が垂れ下がってきた人にとっても実は重要な部位です。 

 

赤い矢印が指している赤色の狭い部分が大腿筋膜張筋(だいたいきんまくちょうきん)です。

白いところは腸脛靭帯(ちょうけいじんたい)です。お尻の筋肉(大殿筋)や大腿筋膜張筋とつながっています。

大腿筋膜張筋についてはまたこれだけを取り上げていろいろ書きたいことがたくさんあるのですが、簡単にこの大腿筋膜張筋が上手く働いていないかを見分ける方法があります。

大腿筋膜張筋チェック
これらはあくまでも私の今までの治療感覚から行っているものです。

①歩行時のひざを見る
ひざのお皿(膝蓋骨)がまっすぐ前を向いているとOKです。
ひざのお皿(膝蓋骨)が歩くたびに外側から内側へとねじるようであれば大腿筋膜張筋の硬さ、短縮を疑います。

②太もも前外側が発達している(張っている・太い)
張っている理由はいくつかあります。これは脚痩せしたい人の悩みの一つでもありますね。
骨盤のタイプ(前傾か後傾か)やひざの過伸展(反張膝)の有無なども考慮しなければなりませんが、この大腿筋膜張筋が硬かったり短縮が見られるとやっかいです。骨盤の正しい向きや重心の移動が難しくなり、そのために腰椎(腰の骨)で修正しようとして腰を痛めることにもなりかねません。

そして大体において、脚を真横に上げる(外転)ことが苦手です。高く脚を上げようとして骨盤を前傾させてしまうことが最大の失敗になります。
のちに腰にはみ肉を生まれさせることになるタイプの人です。

 

 

大腿筋膜張筋の鍛え方

歩行の動画を自身で見てひざの揺れを確認した後に

「次はひざのお皿がまっすぐ向いたまま歩くようにして下さい。」

と言うと、まずどうすればいいのか自分なりにいろいろ考え動きます。すると使ったことのない筋肉に気付くことになります。(各部位の正しい位置を確認しておかないと気付けません)

その時に一番感じるのがこの大腿筋膜張筋です。

<トレーニング方法>
 「横向きに横たわって股関節を外転させる」
 「脚を上げる時は素早く、下ろすときはゆっくり下ろす」


たったこれだけなのですが、この動きをお腹を出したり、反り腰で行ったり背中を丸めてやったり首を前に倒してやったりすると、全部アウトです。

<ストレッチ方法>
ぺたんこ座り(女の子座り)ができるタイプはこの大腿筋膜張筋が緊張しているのでストレッチが必要です。

「股関節の完全伸展+内転+外旋」

です。PCのショートカットキーと同じです。ひとつでも抜けるとコマンドは成立しない。
やってもらう方が簡単ですが、うちでは「執事のポーズ」あるいは「花束を渡すポーズ」と言って腸脛靭帯も含め伸ばす動作を覚えてもらっています。

 

 

  ②膝蓋腱炎(しつがいけんえん)

別名ジャンパー膝とも言います。最近はこちらの方が多いかもしれません。
膝蓋腱炎は膝蓋骨(ひざのお皿)と腱の結合部が引っ張られて起きる炎症反応です。

ひざを伸ばすときに働く腱で、ジャンプ動作や屈伸運動の繰り返しで炎症を起こすことがあるので、バレーボールやバスケットボール、サッカーのキック、ランニング、走り幅跳び、走り高跳びといったジャンプやダッシュのようなひざの曲げ伸ばしを繰り返すスポーツに見られる疾患です。

腹ばいにしてひざを曲げると、大腿前面の突っ張ったような疼痛から逃れるためにお尻を上げる現象が見られます。文献にもよりますがだいたい10代から30代の若い世代に多く見られる疾患です。

が、この大腿前面の突っ張ったような疼痛は「ひざ痛あるある」でもあります。

膝蓋骨が不均等に引き上げられてしまうのです。

 

 

膝蓋骨が不均等に引き上げられる理由

①大腿四頭筋の内側と外側のアンバランス
大腿四頭筋の中の一つ、外側広筋と先に書いた大腿筋膜張筋の働きによって膝蓋骨が外側に外れるのを大腿四頭筋の中の一つ、内側広筋が防いでいます。(上の方の図を参照)そのバランスが悪いため不釣り合いになり痛みが出ます。

どんなひざのケガでもこの内側広筋が最初に弱って衰えるところです。さらにリハビリで元に戻すのが最も難しいところです。

②回内している
私見ですが、どんなに頑張って足から上の運動をしても足が回内していると効果は落ちます。逆に回内しないように気をつけて運動するとすべてのトレーニングが強化され効果が出るのが速いです。

③過剰なターンアウト
常々ひざをねじった状態なのでひざに負担がかかりやすいです。

④体重を後ろにかけている

⑤太ももの外側が発達しすぎ
先にも書いた大腿筋膜張筋が硬いか発達しすぎによってのアンバランスですが、ひざの過伸展(反張膝)があるかどうかで見る筋肉を変えなくてはいけません。

⑥アキレス腱が硬い

⑦足の筋肉が弱い足指の使い方が悪いふくらはぎの筋肉が使えていない
バネのある動きが苦手な人です。足裏の筋肉はふくらはぎから来ています。外反母趾があると正しい動き方ができなくなっています。だから筋肉が弱ります。

⑧大腿四頭筋の内の大腿直筋が硬い

⑨ハムストリングスが硬い

⑩ひざまづく姿勢が多い


おわかりでしょうか。

ある程度の運動をしていないと筋肉の力は保持できません。
「ひざの前側が痛む」ということから考えられる硬くなるあるいは弱化する筋肉は「歩く」「走る」「ジャンプ」「蹴る」といった動きに直接かかわる筋肉です。

からだの若さにつながる自らの筋肉で作る「バネ」です。

トレーニングの仕方は検索するとたくさん出てくると思います。
ただし文中にも書きましたが、
・回内を正して行う
・ひざが過伸展しないように行う
・外反母趾の場合は小趾を拡げるようにして重心をとる


などを同時に行うと結果が出る動きとなります。
動画で出す予定ですが、時間がかかるかもしれませんので、気になる方は一度おいでくださいね。

 

 

もうひざも腰もお尻も痛くない

 

「ちゃんとすると痛くない。しないと痛いということがよ~く分かった。」

と言っていただけました。

かかとの使い方をうちではお教えしていますが

「スイスイ歩けるのにびっくりです。辛くなく速く歩ける。そして足指の付け根が痛くなくなった。」

というお声もいただいています。

片脚立ちのテストをされて「ほら、足腰が弱ってます」
ひざが痛いというだけで「変形性ひざ関節症です」
ちょっと不調なだけで「更年期障害です」

と言われるのには腹が立つのです。

からだの動かし方にはコツがあるんですよ。それを知らないだけかもしれないでしょ。
よろよろしていた人がちゃんと歩けるようになって片脚立ちができるようになったのもそのコツを教えただけ。間違ってただけですから。
でも長い間まちがっていると筋肉が弱化し硬くなり筋スパズムが起きて必要以上の痛みを感じることも起きるので、やはり早めがいいですね。頑張りましょう。 

 

 

 

 

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「未病」の捉え方について(元の中医学での考え方と西洋医側の考え方と少し異なります)

 

  >>「未病を治す」の意味

中医学、生薬、東洋医学、漢方、漢方薬・・・がぐっちゃぐちゃになっているところもあるのが残念ですが、それだけ関心がもたれるようになったということですね。なにせ西洋医学側がこの「未病」を前面に押し出しているので、この言葉を聞いたことがあるという人も多いと思います。その出所は中医学であり、日本で育まれた東洋医学です。 

 

 

 「未病(みびょう)」とは

 

「未病」の捉え方が少し変化してきているのですが、こう考えてみてください。
健康か健康でないか?と聞かれれば

「まぁ健康かな~病気ではないし・・・(気になるところはあるけどね)」

だから未病の状態というのは基本は健康なのです。でも気になるところはある。

その気になるところというのが
O脚であったり、外反母趾になりそうだったり、太りすぎであったり、冷え性であったり、手足がたまに少ししびれたり、肩こりがあったり、よく眠れなかったり、目がなんだかよく見えないときがあったり・・・と。でも病院に行くほどではない。

それらを放っておくと、後にいろんな病気につながっていく可能性があるというのが未病の状態です。

まだ深刻な問題になっていない状態のうちに早く治してしまうのがいいわけで、そのちょっとした変化に気付くことが大事なのです。 

 

 

「健康」の定義とは

ちなみに「健康」の定義は
「健康とは、病気でないとか、弱っていないということではなく、肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、すべてが満たされた状態にあることをいいます。(日本WHO協会訳)」です。

 

 

西洋医学側での「未病」の捉え方

西洋医学側ではこの「未病」を次のように捉えています。

・自覚症状があるが、検査値に異常はない場合
・自覚症状はないが、検査値に異常がある場合


自覚症状があり、検査値に異常があるのは「病気」ということになります。

 

現代では、病気になる一歩手前である、半健康・半病気の状態に「未病(みびょう)」という言葉が使われることが多いようです。

“頭痛、めまい、肩こり、冷え、喉のつまり、目のかすみ、手や足にしびれ感がある”などの症状を感じて、病院に行き検査しても、特に異常は見つからなかったという経験も多いのではないでしょうか。 https://www.kracie.co.jp/hint/kanpo_sennin/vol04.html

 

そのちょっとした気になることを治すのも西洋医学では「薬」になるわけですが、その気になることは何から起きているのかを探るのが中医学(東洋医学)です。そして次のような言葉もあります。
 

 

  「未病先防(みびょうせんぼう)」

「未病」とは病気にはなっていない状態ですが、兆候がどこかに潜んでいることを示します。
この状態を全身の諸症状から察知して重篤な病気にならないよう、先に病気の芽を摘み取ってしまうと言う考え方がこの

「未病先防(みびょうせんぼう)」です。
 

 

  「未病を治す」

中国最古の医学書『黄帝内経』
「上工(じょうこう)は已病(いびょう)を治さず、未病(みびょう)を治す」と書かれているのですが、その意味は

「名医とはすでにかかってしまった病気を治すのではなく、これから起こるであろう病気を予測して治す(のが名医だ)」

名医にとってはかかってしまった病気も治せるのはもちろんのことです。
ここでの「已(い)」という漢字は英語で言う「already」です。すでにという意味。
「己」は「おのれ」「つちのと」という意味だから間違えてはいけないですがなかなか変換が難しい。(ちなみに「巳」だとみでへびのこと)

中国の古典医学書『難経』にも書いてあります。
「上工(名医)は未病を治し、中工(普通の医者)は已病(発症した病気)を治す」
本当の名医と呼ばれる者は、既におきてしまった病気を治すことはもちろん、未病(病気になる一歩手前の段階)をも防ぎ、治してしまうという意味です。普通の医者は発症している病気しか治せない・・・とこのように手厳しいのです。

「中医治未病、既病防変」
中医学は未病を治し、既に病気であっても、その病状を進展させないように働きかけるという意味です。

 

  >>根本的なところを解決しよう

血圧が高ければ降圧剤を出し、血圧が下がれば治ったと考えるのが西洋医学です。
中医学(東洋医学)ではなぜ血圧が高くなっているのかその人の背景を探ります。


だからこれを「ひざ痛」に当てはめると

ひざが痛いです⇒痛み止め、湿布、水抜き、ヒアルロン酸

だけでは根本的なものが解決しないということ。そのことをみなさんも薄々は感じているのではないでしょうか。

私の積み上げてきた知識を参考にしていただければ幸いです。
どちらがいいどちらが悪いというのではなく、良いところをとって自分の体は自分で作っていくのがいいのです。


患者さんからの声です

「医者に行っても何にも変わらなかった腰痛がすごくよくなった。お腹を凹ませて言われた通りの方向に動くだけで痛みがなくなるのが不思議ですごい。」

と言っていただきました。
痛みを引き起こしている自分の動き方の癖を知って自分でも矯正する意識を持つと案外早く治るのです。

 

さあ、体形・体型を変えていきませんか?
この先にあるあなたの未来のために!

名前:高田祐希(たかだゆき)
女性専用治療院:二子玉川「きこうカイロ施術院」院長。治療トレーナー。
・カイロプラクター(西洋医学)
・医学気功師(中医学)
・スポーツトレーナー
・テーピング治療
・耐震マットでハイヒール「無痛ハイヒール」の考案者

「体形・体型改善」をすることが「痛み」をなくすことにもつながることを自己の経験をもとに伝授している。ストレッチ、筋トレ、HIPHOP、ダンス、ヨガ、気功などをトレーニングの中で用い、各人に最適で効果のある楽しい運動を提供している。

▼著書「どこに行っても治らなかったひざ痛を10日で治す私の方法」▼
この本の内容は脚を細くまっすぐすることにも通じるものです。⇒ こちら 


きこうカイロ施術院では、コロナ対策として、フェイスシールド、マスク、手袋、換気などで万全な対策をとって営業しております。体のことで気になるところがあれば、是非一度ご来院ください。
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体形改善、体型改善、脚痩せ、お腹痩せ、O脚、X脚、ひざ過伸展、反張膝、ひざ痛、腰痛、肩の痛み、首の痛み、足の痛みでお悩みならば是非一度ご相談ください。

西洋医学・東洋医学(中医学)、両方の観点からあなたのからだをサポートします。
ダイエット、ハイヒールの履き方、歩行、不妊、尿もれ、頻尿臓器脱などのご相談も同時に受け付けていますのでお気軽にご連絡ください。




 

 

 TODAY'S
 
<ひざ痛克服>「ひざの内側の痛み」鵞足(がそく)を鍛えて薄筋で脚を引き締める

ひざ痛を抱えているあなたの筋肉は今どの状態ですか?
・筋力が弱化しているのか
・筋肉に固縮(こしゅく)、拘縮(こうしゅく)が起きて関節の可動域が減っているのか 

固縮(筋固縮とも)とは、筋肉がこわばる症状のことです。固縮のために関節を動かす機会が少なくなると、拘縮(こうしゅく)を起こしやすくなります。

 

 

拘縮は、ケガや病気などで関節を動かす機会が減少した時に、関節が硬くなりその結果関節の動きが制限された状態のことです。 具体的には筋、腱、関節包(関節を覆っている膜)、皮膚などが縮み、そこにコラーゲン線維が絡みつくことにより伸びなくなります。 また、筋力の低下とも深い関係があると言われています。

 

 

筋力が衰えている人は呼吸も浅いです。
お腹だけで呼吸をしている人は胸が硬くなっています。それでは肺はひろがりません。
「体が硬いのよね」
どこの筋肉が硬いのかを知らないでいます。
体が柔らかいと思っていてもある一部の筋肉や関節が緩いだけの人もいます。

ひざ痛が起きるのは、使えていない筋肉、使い過ぎの筋肉があるからです。バランスが悪いのですからそれは体の形に表れているはずです。でも見たくなくなってしまう。老化を受け入れたくない気持ちもよく分かります。ごまかしたい気持ちもよく分かります。でも痛みが来たらそうは言っていられません。

筋肉はざっくり言うと伸びたり縮んだりがうまくできているのがいい状態です。 何もしないで放っておくと筋肉は動かせる筋肉ではなくなってしまうということを忘れないでください。

だから痛みが来たときはチャンスかもしれません。「体をうまく動かしてよ」と体の方から言ってくれているのだと思っています。現に数キログラムを落とすことを目標にしている人よりも「痛み」がある人の方が体重を減らすことも早いです。痛みもなくなり体の形(特に脚)や肌の色爪の色がきれいになるのですから、「痛み」を取りたい!というモチベーションは、やる気にさえなればかなりの効果があらわれます。あきらめてはいけないのです。 

 

拘縮は主に、関節を動かす機会が減ることによって起こります。
加齢の影響やパーキンソン病等の病気、麻痺(まひ)、痛み、むくみ、寝たきりなどの要因により、活動性が低下すると、関節が硬くなり、可動域が狭くなります。そして、関節を動かせない、または動かしたくないという状態が続くと、さらに関節可動域は狭くなり、拘縮が進行してしまいます。

 

 

 

筋肉をアップさせた方にはこのようなことが起きています

現在脳腫瘍で脚に麻痺が起きたかたにも来ていただいていますが、歩行が困難になったのはなにも脳だけの問題ではありませんでした。もともとの体の動かし方、体形も考慮して改善できるようすすめるとお医者様もびっくり状態になっています。もちろんご本人の動かそうとする努力が一番の理由です。がただ足を上げる、その上げ方にはいろんな方法があるという事に気付いてもらえたのも良かったのではないかと思っています。

もう一つご紹介します。ちょうど記事を書いている時にInstagramにコメントがありました。ありがとうございます。
「高田先生こんばんは!
ありがとうございます☆
2/18に『ひざ痛を10日で治す私の方法』を購入して、10日ちょっと。もう~感謝です(^^)/
朝起きると「痛、痛タタ...(涙)」とツエも使わないと辛くて動けなかった膝が、あれ?今朝は痛くないぞ?!が増えてきました!!
カラダの後ろの筋肉を使うとこんなにカラダの使い方が変わるんだ!と実感しております☆
周りの膝痛の方々に広めていきます♪
今後も使えるカラダにしていきます!」

お役に立てて本当に嬉しいです。

 

 

>>今回はひざの内側の痛みです

たくさん検査をしたにもかかわらず、実際何の病気なのか、そして痛みの正確な原因が何なのかがはっきりわからないことがあります。しかしひざ痛の場合、ある程度の年齢で女性であれば、もうそれだけで「変形性ひざ関節症」と診断されることがほとんどです。
痛み止めの薬や湿布、温熱療法、水抜き、サプリ、マッサージ、サポーターなどで治ってしまったのであればとりあえずほっとしますね。
でもそうではない場合、あるいは再発した場合、何が原因と考えればよいのでしょう。

加齢だけが理由ではないとなると答えは「筋肉」です。

個人個人で「弱い筋肉」「使えていない筋肉」があるのが原因です。

だからそれが「体の形」に表れていると何度も書いてきました。

今回から「ひざ痛の箇所」からそこに関わる筋肉を意識してみるということで書き進めます。
よくある「ひざの内側の痛み」から始めていこうと思いますが

まずはひざ痛チェックをやってみましょう。 

 

 


>>変形性ひざ関節症になりやすい人かどうかのチェック

 

ひざ痛が多いと言われる脚の形の代表格は「O脚」です。
私の著書「変形性ひざ関節症になりやすい人かどうかのチェック」をのせたのですが、ここにそれを上げてみます。
若い人で今現在何も問題がなくても当てはまる項目があるとすれば今後要注意だと思ってください。 

 

 

  「変形性ひざ関節症になりやすい人かどうかのチェック」

□家族に変形性ひざ関節症の人がいる
□肥満体型である
□スポーツでひざを損傷したことがある
□運動不足である
□女性である
□動きの中でひざが内側に入るクセがある
O脚、X脚、XO脚のいずれかである
偏平足である(足裏のアーチがなくなっている)
□お尻を左右に振って歩く
ひざが過伸展している(反張膝)
ガニ股である
□靴の底の外側がすり減っている
40歳以降にひざの間にすき間ができてきた

「体の形や動かし方にはその人の筋肉の使い方の特徴があらわれます。今現在ひざが痛くなくても、当てはまるものがひとつでもあれば、将来ひざ痛が起こる可能性はあるというわけです。」と書きました。

 

 

チェックの中で太字の項目が「体の形」に関係するところです

体の形(特に脚)にこだわって長年独自に調べてきたのですが、筋肉の使い方のくせで体形は変わります。
筋肉の質や大きさなど遺伝的要素があっても、後天的にいくらでも変えることができます。

どの筋肉の影響でその形(O脚・X脚・XO脚・偏平足・ひざ過伸展・反張膝・ガニ股・ひざのすき間)になっているのかということを知って弱化している筋肉を鍛えないとひざ痛を改善することはできません。

まっすぐな健康的な脚を作ろうとすることが、ひざの痛みを取り、将来の不安を取ることにもなるのです。

ひざの痛みがなくなった方は脚もまっすぐ細くなっています。キュッとした足首も出現します。血が通うので肌がきれいになります。爪の色が変わります。大勢の人で実証できているので間違いはないでしょう。

「体の形」はどの筋肉が弱化しているのかを教えてくれているものです。美容と健康は同時にかなえられると思ってください。

 

 

>>「ひざ痛」は筋肉のバランスの悪さで起こります

 

前回の記事に書いたように老化やひざの酷使による損傷によってひざの関節軟骨が変形してしまうこともあるし、骨棘ができる場合もあるし、組織が薄くなり、すり減り、粗くなって痛みが伴う事もあるのですが、そういった方たちも「筋肉」を鍛えると痛みが取れる場合がほとんどです。やらない限り痛みは続きひどくなるだけです。
ただ気をつけたいことは、ご自身の「動き方の癖」です。
・ごく普通に立つ
・ごく普通に座る
・ごく普通に歩く
といったような当たり前とされている動きすべてに痛みを感じるようになってはじめて

「どうやって動くんだっけ?」

と考えてしまう。健康体の時には思いもつかない感覚です。
冷や汗をかきながら何かにつかまって痛みをこらえてと動くという状況です。
この「立つ」「座る」「歩く」といった何気ない動きにもその人の癖があります。
その長年の癖により筋肉の強弱、柔らかい硬いなどが関節の硬さゆるさとからんで出来上がっているのが今の体の形であり、重心のとり方です。

ひざの関節は人体の中で最も大きな関節です。
体重を支える動作、体重を支えて歩行する動作はひざの関節にかなりの負担と圧力をかけます。
下腿(ひざから足首までの部分)にある内側の骨を「脛骨(けいこつ)」といいますが、この骨は下腿にかかる体重のほとんどを支えています。
この骨の位置や向きが正しくなかったら骨に付いている筋肉の働きに偏りが出てくるのは当然です。神経にも影響するでしょう。ひざに痛みが出るというのは簡単に言うと筋肉のバランスが悪くなっているわけで、当然からだの支え方も下手になっているわけです。だとすると

まずは筋肉のバランスを整えるために自分の体の形、動きの癖を知るといいのです。

先日来られた方は
「脚はくっついてます」
と言っていたのに、立って確認してみると離れていました。ちょっと愕然とした様子でした。いつの間にか変化しているのです。

早めにの体の形、脚の形、動き方を確認しておくといいです。

過酷なトレーニングやケガでをひざを痛めた場合でも改善していくにはやはり筋肉を強化することが必要です。
何もしなくなった時点で筋肉は衰えますから。

 

どこの筋肉が使えているか、どこの筋肉が使えていないかは体の形に表れます。体格的な特徴にもなりますね。
いつも記事を書いている時に私なりに書き分けているのが「体型」「体形」「体格」という言葉ですが、ちょっとおさらいしておきます。 

 

 

  「体形」「体型」「体格」のおさらい

「体形」と「体型」の違い
「体形」は、体の具体的なかたち、体つきや姿勢を意味します。「体型」は、体格の特徴をとらえた分類(型)を意味します。

 

 

「体格」は「体の骨組み」に着目した使われ方をする傾向があります。例えば、骨組みが大きい人は「がっしりした体格」、骨組みの小さい人は、「小柄な体格」といった具合です。これに対し「体型」は、「やせ型」や「太り気味」など、肉の付き具合に着目した使われ方をする傾向があります。

 

 

新聞などでは「体型」と「体形」は同じ意味を持つ言葉として「体形」に統一されて使われている場合もあるようです。
私は「形」に注目してきたので「体形」という言葉がよく使われています。 

 

 

 

>>ひざの内側にある筋肉

ひざ痛にもいろいろあります。内側が痛かったり外側が痛かったり、前側が痛むときもありますし、ひざ後ろが痛むものもあります。今回は「ひざの内側の痛み」に焦点をあててみます。
前回の記事でのイラストでひざを伸ばした状態と曲げた状態の「骨」の動きをのせました。
これです。

 

 

 

ひざを伸ばす時には次のような筋肉を使っています
ざっくり言うとそれらの筋肉は「太ももの前側」にあります

 

大腿直筋、中間広筋、外側広筋、内側広筋のこの4つはまとめて大腿四頭筋と呼びます。

 

簡単に考えるならば、「太ももの前にある筋肉はひざを伸ばすためのもの」で理解すればいいのです。
伸ばしてばかりいると・・・パンプアップしてしまうわけ。(ひざ過伸展・反張膝)

 

 

 

ひざを曲げる時には次のような筋肉を使います
ざっくり言うと「太ももの後ろ側」にあるのですが、「内側」にもつながっています

 

太ももの後ろ側、そして内側にもあるのがひざを曲げる筋肉です。 

 

 

 

 

>>ひざの内側の痛みと関係する鵞足(がそく)

ポイントとなるのはこの「鵞足(がそく)」です。
ひざの内側の痛みと聞いて思い浮かぶのは「 鵞足滑液包炎 鵞足炎(がそくえん)」です。

変形性ひざ関節症の場合の内側の痛みは鵞足よりももう少し上の部分、内側の関節のすき間を中心とした部位に痛みがよく起きるのですが、自身や指導の経験上から言うと、変形性ひざ関節症の内側の痛みの場合にも内側の筋肉を鍛えることは有効です。
 

 

 

鵞足を構成している筋肉は、縫工筋・薄筋・半腱様筋の三つです。ざっくりと働きを記すと
縫工筋・・・股関節の屈曲・外旋・外転、膝関節の屈曲
薄筋・・・・股関節の内転、膝関節の内旋・屈曲の補助
半腱様筋・・股関節の伸展・内旋、膝関節の内旋・屈曲

ちょっとわかりにくいかもしれませんが、よ~く働きを見てみると、この三つの筋肉というのは
股関節と膝関節の動きの強さではトップばかりではないんだけど、代表者となってひざの内側で集まり、脚の動きを安定させています。ガチョウの足のような形から鵞足(がそく)と名付けられています。
鵞足は足の動きを安定させるためにあるのです。

「鵞足滑液包炎・鵞足炎」は
陸上競技やサッカーの選手、ランナーに生ずるひざの内側の痛みです。ランニングのやり過ぎが原因です。

この三つの筋肉の働きのところで太字にしましたが、「膝関節の屈曲」とありますね。
だから前回の私の記事、<ひざ痛克服>ひざ痛持ちは「ひざを曲げる力」が圧倒的に弱いに書いたようにひざ痛の人はひざを曲げる力が弱く脚が安定していないのです。だから

鵞足のこの三つの筋肉を柔らかくし、筋力をアップさせようとしてみてください。

この三つの筋肉が担当している動きをまんべんなく伸ばしたり縮めたりするわけです。
正しく行うと自分の苦手なところが分かるはずなのですが、だいたい体に何か問題がある人は間違ってやっていますので私が思う体の特徴的なパターンを記してみます。

股関節の屈曲(これは誰でもできる)
      外旋(これはO脚が苦手)
      外転ぺたんこ座りができる人が苦手)
      内転お腹に肉が付く人は苦手)
      伸展(お腹を反らせてできていると勘違いしていることが多い)
      内旋(X脚は苦手)
膝関節の屈曲(ひざ過伸展、反張膝の人が理解しにくく力が出せていない)
      内旋(足先がターンアウトする人、X脚には分かりにくい)

リンクも張っておきました。もし読んで

「ひざ痛」⇒「正座ができない」⇒「薄筋」「半腱様筋」と関係か!?

と考えることができたあなたは素晴らしいです。

そしてこれらの筋肉をいくらストレッチしたり強化しても痛みが取れない人は

・足が回内している(土踏まずが落ちたままの重心のとり方をしている)
・お腹を凹ます感覚がない(お腹を反っての重心のとり方をしている)

・外反母趾がひどくなっている(小趾側に体重がのせられず、母指の付け根に過度の重心がかかる)
・そもそもの力が足りない(苦手な動きだから手を抜く)

これらのどれか、あるいは複数です。

しかしこれらを少し気をつけるだけで痛みがなくなるのは本当で、だから体は面白いと思ってしまいます。
もちろんひざの内側の痛みを鵞足に関わる三つの筋肉だけで解決できるわけではありませんが、まず動かしてみる価値はあります。

 

 

>>ひざの内側を強くする運動

当院は女性専門院なのですが、男性からも質問を受けることがあります。選手生活を送っている人からも質問が来ます。
ひざや脚・足周辺の症状から察すると脚の形はO脚だろうなということが多いです。
ということは病的ではないにしろ、ひざを過伸展(反張膝)させて重心のバランスをとっているのですが、自覚していない人が多いのです。
弱化している筋肉がある無理な姿勢でスポーツやダンスを続けていると負担がかかる筋肉がでてやりたいことが続けられなくなる危険があります。(ただしオリンピック選手でもO脚やひざ過伸展(反張膝)の方はいます。そのスポーツにおいてのその方の表現するパフォーマンスが最高になるように関節の柔らかさや筋力の強さを調整してトレーニングしているから一般人とは異なります)

特に日本人の男性は世界各国に比べてもO脚が多いのです。ひざ裏にある「陰谷(いんこく)」という経穴は膝内側痛、排尿痛、脱肛、生殖器系の障害に関わるところです。
ガニ股にも無頓着ではないでしょうか。ガニ股に関係のある縫工筋が収縮しても骨盤が前傾するので腹筋力が弱まります。

また話が反れそうなので話を元に戻しますが、この記事を書いている時にちょうど薄筋を狙ってトレーニングをした方がいるのでその変化を見てください。 

 

運動前と運動後の変化です。「薄筋」を意識して狙ってやってみました。
特に変わったように見えないかもしれませんが、ひざの内側が締まるのです。過去に左ひざを損傷しているので動かさなくなっている傾向も強かったようですが、脚はバランスよく筋肉を動かすと確実に締まります。
今回「ひざの内側の痛みを取とる運動」がテーマです。
ひざの内側にくっつく鵞足、どの筋肉も大事ですが、今回は「薄筋」を意識してみましょう。
今までの重心のとり方を変えることができますよ。その基本は次です。 

 

 

 

>>薄筋を意識してみよう

79才の方でも検証してみたらやはり姿勢がしゃきっと若くなりました。
まず「薄筋」がどこにあるのかを知りましょう。どこをどうするが分かっていないと中途半端な動きになってしまいますから。
太ももの最も内側で太ももを外転させる(横に上げる)と皮膚の下に筋が表れます。恥骨の所につながっているのでそれをたどっても薄筋は分かりますよ。

 

見つけた両脚の薄筋同士をギュッと近づけます。それだけです。
この時にお腹を反っていると何も感じないし効果はありません。お腹を少し凹ますだけでいいのです(力を入れるのではありません)。
内股になってひざが内側を向いていても効果はありません。O脚、XO脚の人は要注意です。ひざは正面を向いたままで行います。薄筋同士をギュッと近づける時に下腹部とお尻と太ももの境目あたりに力が入っていたらOKです。

脚を見ていると首が倒れて頭を下げてしまいます。これだけでバランスは崩れます。脚を確認したら頭を上げましょう。 

 

 

いつでもどこでもギュッと薄筋で締める。薄筋は内転筋群の中で唯一の2関節筋です。
「〇〇がスカスカに見える女になってはダメ」とよく話すのですが、男性も同じですよ。
歩行時にもコツはありますが、応用すると歩くだけでちゃんとしたトレーニングになりますよ。

あえてひざ痛としての運動ではなく「脚の引き締め方」としました。引き締まってないからゆがんで痛みが出ると思ってもいいのではないでしょうか。

他の筋肉に対しての運動ももちろんありますので気になる方は一度ご連絡ください。

 

 

さあ、体形・体型を変えていきませんか?
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名前:高田祐希(たかだゆき)
女性専用治療院:二子玉川「きこうカイロ施術院」院長。治療トレーナー。
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・耐震マットでハイヒール「無痛ハイヒール」の考案者

「体形・体型改善」をすることが「痛み」をなくすことにもつながることを自己の経験をもとに伝授している。ストレッチ、筋トレ、HIPHOP、ダンス、ヨガ、気功などをトレーニングの中で用い、各人に最適で効果のある楽しい運動を提供している。

▼著書「どこに行っても治らなかったひざ痛を10日で治す私の方法」▼
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きこうカイロ施術院では、コロナ対策として、フェイスシールド、マスク、手袋、換気などで万全な対策をとって営業しております。体のことで気になるところがあれば、是非一度ご来院ください。
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