私がひらめくカードに出会うまで・その①
『私は大丈夫。生きていれば、自分で歩いていける。』
そう心の底から思えた私は、
『離婚とはどういうことか？』を具体的に知るために、動けなかった一歩を踏み出し、市の弁護士の無料離婚相談に申し込みました。
後にも先にも、自分自身が離婚という選択肢に真正面から向き合ったのは、この時が初めてでした。
離婚したら生きていけない...と思い込み、常に本音を押し殺しながら暮らしてきた私には、弁護士のお二人の説明は、希望の光にすら感じました。
『自分次第で、離婚は新しいスタートにもなるんだ』
そう思えたことで、さらに夫に向き合っていく勇気にもなりました。
それまでの私は、ほとんどが思い込みの恐怖で
自分で行動することをしてこなかったように思います。
◾︎夫が正しいから...
◾︎世間的には○○だから...
◾︎私が我慢すれば済む...
今だからわかりますが、
完全なる『逃げ』でしかありませんでした。
根底に被害者意識があるため、
自分が悪いんだと言いつつも、
何かを、誰かを常に責めている。
『こんなに我慢して苦しいのは夫のせい』
自分から逃げ続けていると、知らず知らずのうちに、矛先は何かを責めることに変化します。
誰かと向き合うより先に、
まずは自分自身と向き合う。
苦しいのは当たり前。
逃げて来たら逃げて来た分だけ、
向き合う課題は山積みです。
どんなに時間がかかっても、
1つ1つ丁寧に納得がいくまで向き合う。
今まで無視して傷付けてきた自分自身は
一筋縄ではいかないから。
弁護士さんに相談したり、
女性の人権相談に電話したり、
時間をかけて心の整理をした私は
夫から渡されていた白紙の離婚届けにサインをし、夫と真正面から向き合うために切り出したのです。
〜続く〜
《ひらめくカード39枚の紹介》
5 Junularo 若者
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