私の中の何かが『プツン...』と音を立てて
切れて無くなるのを感じた日から、
心の支えは3人の子供達と母親、大切な友人、
そして処方してもらっている薬になりました。
人は不思議なもので、
辛くて辛くてたまらないはずなのに、
なぜか涙さえ出なくなっていくのです。
ただ毎日が早く過ぎて欲しい...
少ない会話すら無くなった夫に、
(何か言われるんじゃないか...)
(ダメ出しされてしまうかもしれない...)と
心臓が苦しくなるほど反応してしまう日々。
そのたびに『プツン...』と
私の中の感情スイッチが切れて、
完全なる"無"になりました。
楽しかったり嬉しいから笑うはずが、
悲しみを隠すためにひたすら笑う。
悲しいから涙が出るはずなのに、
気付いたら笑いながら涙を流している。
それはきっと、誰が見ても
異常な姿だっただろうと思います。
そんな毎日も数ヶ月を過ぎた頃、
薬が全く効かなくなっている事に気付きます。
動悸、過呼吸、胃痙攣...
何錠飲んでも全く効かず、
体には力が入らなくなっていました。
この時ようやく、
薬にだけ頼っていてもダメなんだ。
本当の自分と向き合わなきゃ。
と、心の奥底で感じ始めました。
そんな時、友人がずっと告知していた
『ひらめくカード』に心が反応したのです。
函館で開催するには
最低人数が集まることが条件だったと
記憶しています。
『私も、みりわんさんから学びたい!みんなと学んでみたい!自分の心と向き合いたい...』
まるで何かに導かれるように、
わらをもすがる想いで申し込み、
無事に函館開催の
ひらめくカードベーシック講座が
決まったのでした。
さあ、いよいよ講座当日...
私は自分の口から出る想いの数々に
驚かされることになるのです。
そのお話は、その④に続きます。
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