(再録)思わせぶりな謎で引っ張る・①(加筆修正) | せいぜいひまつぶしの小話

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5年目から創作系ブログとして新装開店しました。
色々と思うところ書いてます。講談社への抗議不買は一生続けます。
2022年12月からは小学館もリストに加わりました。
「人を選ぶ」とはつまり「自分は選ばれた」ということです。

思わせぶりな謎で引っ張る

②、 ③、 ④、 ⑤(終) 

 

てっきりエヴァの信者やってるような人種は、1995年にアニメが放送されて以来、
信者ビジネスの集金システムにカモられてるのを承知の上で
貢いでいるのかとばっかリ思ってました
が、どうやら違ったみたいです。
 

だそうで(笑)
 

最初の劇場版からだいたい10年おきくらいにジエンドだのQだのシンだのとやってますが、
やろうと思えばもっと早く畳めたはずですよね?
まぁどのみち中身がどうであれ期待してたほどのオチにはならないだろうし、
見に行ったところでせいぜい口を噤むかお茶を濁すか腫れ物に触るような“大人の対応”しか
取れないだろうなってことは今から予告しときますが、それは中身の問題もあるでしょうが
むしろ客の問題というか、20年以上も待たされ続けて際限無く肥大化した期待と妄想を
超えるようなことには決してならない、
ということをいつまで経っても学習出来ないのは、
頭がおかしいのでなければエヴァの一体何が面白くて何を期待しているのか?
別にバカにする意図は無くとも純粋に疑問を持つのは誰でも自然な反応であるはず
…なんですが、何故かバカにされていると思ったようです。

てかおめーに聞いてねーんだけどなw

あれってブログ主からの返信じゃないんですよね。外野の分際でしゃしゃり出て、
教義の矛盾を突かれたカルト宗教の信者みたいなヒステリーを他人様のブログで
炸裂させる醜態が、まさに界隈の連中のロクでもなさを実証している
わけですが、巻き込まれてしまったブログ主の方には、改めてお見舞い申し上げます。

テレビシリーズがやってた中学生の頃、ドはまりしたクラスメイトのI君は
どんだけグッズを買い込んだか知りませんが方々で金の無心なんかしてましたね。
あのとき貸した100円は今も返ってきませんが、手切れ金だと思うことにしています。

やっぱロクなもんじゃないので
エヴァ嫌いでホントよかったです


なんというかジョジョファンにするのと同じ感覚で聞いてみたのが間違いでしたね。
ジョジョが「ワケ分からん」とか「何が面白いの」とか言われるのは毎度の話ですが、
連載開始から何十年も思わせぶりに引っ張ってるものは何もありませんし、
ほったらかしにされたモノは色々ありますが、大筋の話は各部で完結してるので
「あれ何だったの?」と聞かれても「あぁほったらかしだったね」でおしまいです。
それに作者自身がそんな深く考えてないのを公言してる上に
大筋の話はちゃんと各部で完結してるからそれっきりで、
考察の答え合わせもしてくれないから争うこともありません。

「何が面白いのか」と聞かれれば、自分なりに魅力を語ってみせればいいだけで、
わざわざヒス起こしたりする必要なんかありませんよね?
分からない人には分からないのはしょーがないことですし、人類補完計画だとかそういう
話の中身なんかどーでもいいと思ってるなら、正直にそう言えばいいだけです。
ただそれだけで十分です。小難しい屁理屈なんかをこねくり回す必要はありません。

あとはその発言にキチンと責任を持ってくれさえすればね

「話の中身なんかどうでもいい」とか言われるような作品は他にも色々ありますが、
大抵の場合そのテの作品のシナリオは申し訳の添え物程度な辻褄合わせか、
誰にでも簡単に説明出来るくらいの単純明快な勧善懲悪か、
あるいは国際アニメコンクール(的なイベント)の出展作なんかでよく見かけるような
サイレントアニメなんかもそうですが、他のトコを見てほしいなら見てもらえるように、
料理の盛り付けや分量がメインを中心に構成されるのと同じように工夫するはずですが、
この集金システム…もとい信者向けコンテンツにはセリフも声も入ってます。
しかも劇中用語に思わせぶりな発言と謎のオンパレードとくれば「どうでもいい」で
片付けられるような代物ではないどころか、完全に真逆だとわかるはずです。

(セリフ)があればになって、話があればそれはになる。
どれも(ごんべん)が付いているわけですからね。

話も含めて裁定を下すべきものに対し「話の中身なんかどうでもいい」とか擁護するのは、
嫌いなモノをよけて食ったりメインディッシュには箸もつけないような奴がミシュランの
調査員なんかやってるのと同じで、都合の悪いことを都合よく無視してる
意見と評価が一体何のアテになるんでしょう?せいぜい同類項同士で寄り集まって
自己肥大をこじらせた挙げ句にヤバい考えをより一層先鋭化させるのが精一杯でしょう。

何を見ても都合の悪いコトを都合よく無視して
大絶賛出来るならそれはそれでいいんですよ別に


「面白いと思ってる俺かっけー」を20年以上もこじらせた“価値の無い命”は、
もはや死ななきゃ治りません。たとえ完結したとしても収まらんでしょう。
商業的な都合で考えても手放せるはずがありません。

生きていよーが死んでいよーが
また10年後くらいにやるんじゃねーの?


ここまで書けば多少はアクセスも伸びることでしょう。
エヴァつながりで随分と話が脱線してしまいましたが、本題はそこではありません。

1995年の10月に、新世紀エヴァンゲリオンのテレビシリーズが放送されて以降の
アニメや漫画、特撮…いわゆるサブカルチャー全般には、大きな変化が起こりました。

『なんかウジウジしてて動かない主人公』『やたら人が死ぬ胸糞の鬱グロ』
『思わせぶりな謎で引っ張る』ストーリー展開の作品が、
あれ以降、まるで雨後の筍のようにポコポコ湧いてきたのをよく覚えています。

今回のテーマは『思わせぶりな謎で引っ張る』です。
過去記事の再録になりますが、本当はもっと後にやるつもりでそんなに乗り気でも
なかったものが、いつの間にか一回目の時点で全面的に書き直すくらいにエンジンが
かかったのは、燃料が自分の中で予想以上に強力に作用した結果なんでしょう。

次回に続きます。

〈続く〉

 

2022年追記:

 

アレが五七五だったことに今さら気付きましたので、返句を詠んでみることにしました。

 

他所(よそ)様の ブログでレスバ ヒマなのか

 

 

↓話は添え物程度のオマケでメインは『ガン=カタ』

 

 

↓誰にでも簡単に説明出来る勧善懲悪なアメリカ大統領ロボットアクション