下宮(御炊殿)+α | 筑前由紀のプチトリップ

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2024年現在、主に福岡県内をカメラ片手にうろうろ。
着物を着たり着なかったり
たまにバイクに乗ったり
季節の草花を見に行ったり
お寺や神社に行ったりしています。

上宮を出ると、下宮参拝のご案内が。

私が今まで行った神社は、下宮が行き易い場所にあって、山の上に上宮があるパターンが多かったから、必然的に下宮→上宮って順だった。

逆は新鮮。


上宮から下る。





スルー出来なかった木!


え、何どうしたの?って、不思議な形の木。


もう下宮の場所まで来たというのに「下宮参らにゃ片参り」って、超推してくるのが何だかちょっと面白い😆


何って書いてないけど、地図見た感じ御食川。

ただ、ぬかるんでいるって位の水量で、川っぽくはなかった。


下宮は古くは「御炊殿(おいどの)」と呼ばれていたとあるから、きっと、かつてはこの御食川こそがとても重要だったんだろうと思われる。


「兆竹」で「さましだけ」と読む。

当時の占いは、亀の甲羅を焼いたひび割れを見るもの。

それを冷ます為に、ここの竹を使ったそうな。


左から、一之御殿、ニ之御殿、三之御殿。

御祭神は、基本的に上宮と同じ。だけど…


一之御殿の相殿には、大神祖神社。

大神比義(おおがのひぎ)が祀られている。


大神比義は生まれの分からない人物で、死んで白狐になったとも伝わる。


その子孫である大神杜女(おおがのもりめ)は、隼人征伐の際に行われた初めての神輿に携わり、また、東大寺建立に協力している。

それが、八幡信仰の進出に繋がったそうな。




社殿の横。


門を出ると


高倉。


菱形池の手前には


亀山神社。

亀山っていうのは、上宮のある山(別名小椋山)のこと。

御祭神は大山積(おおやまつみ)




宇佐神宮編長くなったけど、残りあと1回の予定。