御所ヶ谷神籠石の自然と札所 | 筑前由紀のプチトリップ

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2024年現在、主に福岡県内をカメラ片手にうろうろ。
着物を着たり着なかったり
たまにバイクに乗ったり
季節の草花を見に行ったり
お寺や神社に行ったりしています。

 

駐車場に降り立った我ら。

 

 

リーフレットを手に入れた!

 

 

さすが国指定史跡、用意が良い✨

 

 

「小鳥来る ひもづる古道 神籠石」

 

 

さぁさぁ、行きますよ!

 

 

神籠石より先に見えてくるものあり。


 

阿弥陀如来像と「第三十七番」の文字。

こんなところにも札所があるとは!


 

 
全部は撮ってないけれど、

 

とにかく沢山の仏像があった。


 

さて、さっきから至る所に垂れ下がって見える緑の紐。


 

「土砂崩れ防止の為のネット?」なんて思っていたらなんと!

 


植物だった❗️

ヒモヅルというヒカゲノカズラ科の希少な植物らしい。

触ってみたけどかなり丈夫で、紐として使われていたというのも頷ける。

 

 

もうちょっとで神籠石に辿り着くわけだけど、とにかく仏像が多くてビックリ。

 

 

この日は遺跡や古墳、神社を目的に来たものだから、まさかこんなに仏像を見るとは思わなかった。

 

 

 

中門跡、の看板のすぐ近くには、比較的大きめのお堂。

 

 

そこには、お賽銭箱荒らしが発生した為、お賽銭箱を撤去したと書かれた貼り紙が。

 

 

「このようや罪を、人につくらせない為にお賽銭箱の撤去を致します。」

「お賽銭を上げてくださるかわりに、世の為人の為に祈りをささげて下されば幸いです。」

この文章、最初は良いような気がしたけれど。

 

お賽銭を上げる行為は一般的に善とされるけど、それによって罪が生まれてしまう。てことか…?

う〜〜〜む。

 

罪って、何なんだろ。

箱を荒らされるのが嫌だから箱を撤去しました、までは分かる。

どうせなら自由にお供えしたり下げたり出来るようにするとかは?

でも実際のとこ、お金=人工物がこういった場所に散らばってても迷惑でしかないのかもね。

 

考えさせられる。


 

ずんずん進む。

ちなみにこの日は20人弱の参加者と共に行動した🚌わいわい。

 

 

 

 

 

小さな花が上の方に咲いていた。

 

 

背が高いから思いもよらなかったけど、花を見たらツツジっぽかった。

多分、ヤマツツジ。

 

 

こういう場所は、植物見るのも楽しいよね。

 

 

ワラビかな?

沢山にょきにょきしてた😆


 

 

遠目で見て菜の花かと思ったら違った、黄色い花。

何だろー可愛いな、って撮ってたら、後ろにいた人も「何て花でしょうね」って連鎖。

 

 

花の名前に詳しい人がいたようで、「キンランだそうよ」と教えてくれた。

あらそんな、ありがとうございます☺️

 

 

 

滝のある場所には、神籠石付近にあったよりしっかりしたお堂と、

 

 

注連縄と不動明王。

 

 

 

 

 

 

 

淡島大明神や、

 

 

何が祀られているか分からない祠や鳥居もあった。

 

 

ちなみに、今回行かなかったけど奥の院もある。

現地のガイドさん曰く、弘法大師が祀られているそうな。

空海強し💪

真言宗は仏教だけど山岳信仰の要素が強いから、山の神様との親和性が高いように感じる。


 

良い感じの池、御所ヶ谷住吉池公園もあった。

 

 

人が車停めていて、「釣り?」「何でしょうね」って話したら、直接聞きに行って戻って来て、小舟を浮かべて遊んでいたんだと教えてくれた。
好奇心旺盛😊
そしてそれをシェアしてくれる😊😊
良きかな。
 
 
 

バスに乗って、次は正八幡宮へ🚌💨



…でも、説明の都合上、正ノ宮正八幡神社を先に。