女性の議員が少なすぎるという現状を憂う記事が
今朝の中日新聞に掲載されていました。
『政治に女性の目線を入れないと日本の存続自体が危うい!』というコメントを参議員議員の薬師寺みちよさんがコメントを出されていましたが、
これこそが、私がこの選挙戦において何度も何度も声を枯らして訴え続けてきたことです。
女性が発言の場や決定をくだす組織に男性と同じ数の女性がいなければ、バランスのとれた社会にはならないということは、普通に考えても納得のいくことだと思います。しかしこれまでの政治は、そういう常識にはふたを被せられたままになっていました。
今回の愛知県議会の選挙におきましては、102人の定数のうち20人の女性が立候補しています。
この中で、巨大政党に属する男性候補やベテラン現職の男性議員やその秘書の候補者を破り、当選することは、非常に難しいです。
現実の社会はどの分野においても女性には厳しい状態です。
しかし、今回の選挙でもし仮に、本当に仮にですが、立候補した女性全員が当選したとしてもまだ全体の2割に届くかどうかということです。
ぜひ、ひみなさんの力で、『世の中の役に少しでもたちたい!』という気持ちで手を挙げる勇気ある女性の候補者をひとりでも多く議会に送り出してください。
(^^)/
今の選挙制度について思う
連日大きな音量で街宣カーを走らせ、多くの方々にご迷惑おかけしております。
きっと不愉快な思いをされてる人も多いかと思います。
大変申し訳ございません。
私もできれば大音量の街宣カー活動という手段で市民のみなさまに訴えない方法があればいいと思っております。
現在の日本の選挙制度は、告示日からの選挙の9日間にこの街宣カーで地域を回ることと、個人演説会においても、限られた公共施設で限られた回数、限られた人たちだけを対象にしており、選挙期間中に多くの県民・市民の方々に直接話を聞いてもらえるようなしくみができていない、というのが本当のところです。
私はこれまでの1期4年間の議員というお仕事を通して、多くの方に私の活動を知っていただくためにホームページやFacebook、ブログなどを使って頻繁に活動報告をしてまいりました。イベントや行事も数多く開催し、ひとりでも多くの方の声を拾い上げようと努力を重ねてまいりました。しかし、インターネットで選挙活動ができるようになったのは、ごくごく最近で、まだまだ多くの人に浸透していない状態です。
スマホやインターネットに親しむ若者や中小企業、個人商店など、大企業や大きな組織に属さない人たちの意見が反映されるようにはなっていないのです。
新聞などでも、県議選においては3枠まで広告が打てますが、1回につき高い広告料がかかるので、お金のない候補者は出せない。
新聞社側が掲載するものに関しては、名前や簡単なアンケートが1度か2度紹介される程度で、市民・県民の方々に十分にそれぞれの候補者の政策や訴え、行動力や実行力などがどんなものであるのか、知ってもらいにくくなっています。
政策のチラシも選挙期間中は一切配ることはできない。
(国の大物議員の写真やポスターは使ってもいい。テレビにいつも出ているお馴染みの大物政治家の名前を使って、地方議員は候補者自身を宣伝しています。)
現況の選挙制度(法律)は、昭和25年の戦後すぐにできたときからほとんど変わってないのです。こういうことも含めて、現在の選挙制度をもっと多くの方に知ってもらい、これから私たちの手で改革を進めていかなければならないと思っております。
私の個人的な提案といたしましては、例えば・・・
⭕️街宣カーなどの選挙活動は廃止し、各小学校区で、日時を決めて地域の方々にお集まりいただき、候補者全員で討論会をしたり、場所と時間を告知をした上で、駅などの街頭で候補者全員が平等に発言する場を多く作ること。
⭕️投票自体のあり方も、コンビニなどでも投票ができるようにしたり、インターネットで投票もできるようにするなど、幅広い層の人たちがもっと当事者意識のある選挙にしていくこと。
⭕️選挙期間中はNHKで全候補の訴えをいつでも観れるようにすること。