おはようございます。

今朝の中日新聞に『女性当選者』の全国の状況が掲載されていました。
全国の女性議員当選者は過去最多で207人、全体の9.1%ということですが、まだ1割にも満たない結果でした。

この内容を党別に見てみると、共産がその52%を占める(111人)、続いて民主(45人)、自民(37人)、公明(15人)社民(5人)維新(1人)。
私なりに噛み砕いて見てみると、女性当選者の半数以上を占めるのが『共産党』というのは、逆に言えば、共産党でなかったら、女性は政治に参加するのは、非常に難しいということです。


{19A5DEEA-6BAC-4D64-B145-586210565B30:01}



今回当選した自民、民主、公明などから出た女性もきっと厳しい状況で戦ったとは思いますが、巨大政党の党略の中での女性の擁立だったので、組織をあげての支援、応援はいただけたのではないかと思います。
しかし、大きな組織や組合をバックに持たない女性候補者が手を挙げることは、火の中に飛び込むようなもので、死ぬ気でぶつかる根性と相当な努力が必要になってきます。
要するに、そこまでして女性が手を挙げるのはなかなか現実問題、難しいということです。

また、投票率がここまで低いということの理由のひとつとしては、有権者に当事者意識が持てないということで、それは、自分たちの生活の中で、身近で信頼のできる候補者が殆どいないということなのではないかと思います。

これからの政治の課題は、いかに女性や若い世代、現役世代が、自由に自分たちの考えや意見を発言の場で主張をする機会を増やしていくかだと思います。

私といたしましては、県会議員4年間の経験を生かして、まずは、広く浅く、行政の取り組みの紹介や若者、女性、現役世代を対象にした政治塾などを開いていけたらいいな、と今朝の記事を読んで、感じるところでありました。