パレスチナ系もユダヤ人も Tel Aviv,Jaffa
イスラエルでの生活が再開しました。 気になっていたのは、パレスチナ系(アラブ系)イスラエル人の方々。日本では、ガザへの攻撃は民族浄化と報道されたりもしますが、イスラエルは、民主主義国家で、多様性の国だと思うのです。民族浄化したい。と、思っているとは思えない。(思ってる過激な人は中にはいるのかもしれませんが。)だけど、戦争状態になり、もしかして、パレスチナ系の方々は、生活し辛くなったのではないか?という心配があり、行って参りました。パレスチナ系の方々も多く住むTel Aviv, Jaffaここは、完全に、パレスチナ系、ユダヤ人も、ユダヤ教、イスラム教、キリスト教も、共生しているという場所。数ヶ月前に、それこそパレスチナ系イスラエル人でキリスト教徒の女性にそう教えていただきました。ムスクもいくつもあります。外壁のタイルがとても可愛いのに、写真じゃわからない戦争状態ではありますが、パレスチナ系の方も普通に共存しており、混ざり合い生活されてました。杞憂でよかったです。イスラエル政権の中にも、パレスチナ系の政治家もいらっしゃるので、彼らの地位は盤石ですね。(にしても、、、パレスチナ系の多いこの地にも、何度もロケット弾が撃ち込まれてます。)同じ地域に、モスクも教会もあり、時間がくると、ムスリムのお祈りの音楽が流れる。それが当たり前の町です。モスクは異教徒でも、リスペクトがあれば見学できるところもあり、行ってみたいのですが、髪の毛を覆うものがなく、断念しました。この色使い、デザインが好きパレスチナ系の方のセンスだと思う共存している町を見ると、お互いに尊重し合って見えるし、コミュニティとしては別だけど、生活は混ざり合ってます。なんなら、ユダヤ教にもムスリムにもない価値観、LGBTQ の方々も、普通にいらっしゃる。だけど多様性なんて、いちいち声高に叫んでないのです。こういった混ざり合う文化になるまでに、色々あったのかもしれないけど、尊重し合うことでお互いの住みやすさが担保された町になっている。と、感じます。そういうのを知らないと、イスラエル人が野蛮なんじゃないか?と、思うのかもしれません。でも、全くそんな事はないと思います。イスラエルの中では共存しているユダヤ人、パレスチナ系、それが私の目にしたイスラエルです。