今日の神戸の空は
晴れたり、曇ったり
コロコロ変わるお天気
 
 
 
 
晴れの時は
青空でキラキラ光が眩しくて
日の当たる場所は
ポカポカ暖かさを感じ
 
 
くもりの時は
どよーんと暗く、肌寒くて
身をかがめたくなりました。
 
 
 
 
朝は、こんなに晴れ空
 
 
 
 
私は、よく
 
「感情は天気のようなもの」
 
とお伝えしています。
 
 
 
 
今日の天気のように
晴れていたかと思えば
 
次に見上げた時には
雲が多く
 
またしばらくすると
サーっと雲が引いていたり
 
 
だんだんと次に移っていくのが
自然な動きです。
 
 
 
 
感情も同じで
 
今、イラっとしても
少し経てば穏やかになったり
 
泣いていても
次の時には、笑っていたり
 
 
同じ感情がずっと続くことはなく
次の感情に移っていきます。
 
 
 
 
もし、
 
最近ずっと落ち込んでいる
 
イライラが止まらない
 
悲しみから抜け出せない
 
ぐるぐる不安になってばかり
 
 
そんな人は
 
感情が天気のように移るなんて
全然わかりません。
 
私は、ずっと大嵐の中にいます。
 
 
 
 
そんな風に言われるかもしれないですね。
 
 
感情が留まって動かないというのは
とてもしんどい事です。
 
 
私もずっとそうだったからよくわかります…
 
 
 
 
 
 
 
 
今日は、どうして
感情が留まって苦しくなるのか
 
 
そのことについて
書いてみようと思います。
 
 
 
 
感情が動いていかないのは
やはり育った環境、生い立ちが
大きく関係してきます。
 
 
 
子どもを想像してみてください。
 
 
 
転んで、大泣きしていたかと思えば
「痛いの痛いの飛んでいけ~」
をしてもらうと、泣き止んで
遊びに戻ったりします。
 
 
兄弟喧嘩して、
「ママ、こんなんされた~」って言いに来て
「それは嫌だったね」とこたえると
次の瞬間には、仲良さそうな
笑い声が聞こえてきたりすることがあります。
 
 
 
 
 
このように、子どもの時は
感情が自然と移っていくのですが
 
それには、
 
安心できる環境
見守ってくれる大人
 
がとても重要になります。
 
 
 
安心できる環境と
見守ってくれる大人の中で
 
感情を移していくことを
自然に覚えていくのです。
 
 
 
 
 
しかし、安心できない環境
見捨てられるかもしれない
 
そんな風に育った人は
 
感情を移すことを学ばず
大人になっても下手なまま。
 
 
 
 
一つの感情に留まり
ずっとそこから動けず
 
最後には、自責の念に駆られ
自分を責める思考から抜け出せず
 
心も身体もクタクタ…
になってしまうのです。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
安心できない環境
見捨てられるとは
どのようなものか
 
 
同居する家族に
このような人がいる可能性があります。
 
 
 
アルコール依存
ギャンブル依存
買い物依存
仕事依存
過食拒食
共依存
(ダメな夫を支える妻など)
 
過保護
過干渉
 
暴力・DV
ネグレクト
存在の無視
 
 
まさに、アダルトチルドレン(AC)が
育つ環境と言われる
【機能不全家族】になります。
 
 
 
このような環境で育つ子どもは
 
親の顔色を見ながら
怒らさないようにとか
 
自分が問題になることで
家族のバランスをとったり
 
共通して言えるのが
「敏感」で「いい子」になります。
 
 
 
 
人に迷惑をかけないように
一人でなんでもできるように
 
そのまま大人になっていきます。
 
 
 
 
 
機能不全家族では
 
 
転んで、泣いても
「何してるの!気をつけなさい!」と
叱られて、泣くのを我慢していきます。
 
 
 
兄弟喧嘩をして
聞いてもらおうと行っても
 
「忙しいんだから」とか
「うるさい!」「知らない」と
聞いてもらえないと
 
余計にイライラしたり悲しくなったり
感情が動かないままになります。
 
 
 
そんな小さな日常の積み重ねから
 
我慢しないといけない
もっと頑張らないといけない
自分が悪いんだ…
 
そんな風に学び育っていくのです。
 
 
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このまま大人になれば
とてもとても生きにくく
 
いつもいつも我慢して、頑張って
自分を責めることになっていくのです。
 
 
 
そして、心身共に
クタクタになり
 
もう嫌だー!
こんなに頑張ってるのに!


と、なんとか変えたくて
 
アルコール、ギャンブル
買い物、仕事、拒食過食
モノや誰かに依存したり
 
過干渉、過保護
暴力や暴言、放棄
 
などにつながっていき
 
 
あぁ、まるで
親と同じようだ…
 
 
自己を否定したくなっていく
そんなこともあります。
 
 
 
 
 
 
 
自分で自分を責める
 
 
自分の人生に向けば
希死念慮に駆られ
 
自分の肉体に向けば
自傷行為
 
自分に向けば
自己否定
 
 
 
 
 
そして、自分と近い存在に
向くこともあります
 
 
自分と境界線が引きにくい
パートナーや親や子どもへ
暴言や暴力、イライラ
 
 
 
 
 
どうして、私は自分の子どもに
優しくすることができないいんだ…
と悩んでいる人がいるかもしれない
 
 
実は、子どもを責めているようで
本当は、自分を責めているんです
 
 
 
 
 
 
 
 
たった一人の自分を
そんなに責めないで
 
 
たった一人の自分を
もっと大切にしてあげてね
 
 
 
自分の中の
子どもの頃に泣いている自分に
気付いてあげてください。
 
 
 
もう大丈夫だよって
ギュッと抱きしめてあげて
 
 
よくやってきたね
 
もう大丈夫だからね
 
 
 
あなたは、ひとりじゃないよ
 
今は、大人になった私が
見守ってあげるからね
 
 
 
大丈夫、大丈夫。
 
 
 
 
 
 
これからは、自分で
自分の感情が移るように
意識してみること。
 
 
 
できない
 
むずかしい
 
ではなく、やってみること
行動してみることです。
 
 
 
 
 
気になる映画を見に行ったり
オシャレなカフェに行ってみたり
 
キレイな本を買ってみたり
新しい服を買ってみたり
 
いい香りのキャンドルの明かりで
ゆっくりお風呂に浸かってみたり
 
散歩に出かけて
空を観察したり
 
自分のために
お金や時間を使ってみること
 
 
 
 
自分のために
これが大切
 
 
アダルトチルドレン(AC)は特に
自分のために時間やお金を使うことが苦手だから
自分のためにやってみてください


 

そして、感情が移っていくのを
感じてみましょう。
 
 
 
最初は、うまくいかなくても
練習していけば
 
だんだんと感情が変化して
自然な動きになっていきます。
 
 
天気のように変化していく感情へ
 
 
 
 
少しずつ、少しずつ(*^^*)
 
 
 
image
 
 
 
須磨寺で写経をしてきました。
 
 
寒い中で、般若心経を書く
「今ここ」を集中した時間でした。
 
 
 
 
 
 
終わってからは
海が見えるカフェでランチして。
 
 
 
 


 
帰ると
キレイなピンクの封筒が届いていました。

 
 
開けてみると
ミニサンタのクリスマスカード✨
 
 
 
 
かわいい♡
 
 
中には、心のこもった
メッセージがありました。
 
 
ありがとう♡
 
 
私の方こそ、ありがとうです♡
 
 

出逢ってくださり、ありがとうございます♡

 

 
 
 
 
 
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