数年ぶりに手書き家計簿をつけています。
専用ノートではなく、薄い手帳のマンスリーページに、簡単に記録するだけの方法です。
黒一色で記録していたら、集計時に見分けが付きにくく、4色ボールペンを買ってきました。
間違えても消せる、フリクションボールです。
それを実現させる鍵になるのが、それぞれの支出を客観で分けるのではなく、主観で分けること。
例えば同じ食器を買うのでも、生活上絶対必要な食器なら「日用品費」にする。
逆に必ずいるとはいえない食器なら、日用品費ではなく「娯楽費」に入れるのです。
コスメや衣服もそうです。絶対必要なら「日用品」ですが、半分自分の趣味で、みたいなものは「娯楽費」。
このやり方で行くと、交通費も、書籍代も、細かい費目がほとんど全て、「娯楽費」かそれ以外かに分けていくことができます。
費目分けを主観で決めるというのは、これまでの私も一応はやっていました。
しかし今回は、手書き家計簿上、4色で分けるというとんでもない制限がかかっているため、主観で分けるというのを徹底的にすることしました。
我が家の場合、特に気をつけないといけないのが食費です。
料理が嫌いなので食材を無駄にしがちだし、酒やつまみ代にもそこそこかかっています。
そんなわけで、ボールペンの4色を、以下のように書き分けることにしました。
黒…食費(スーパー)
赤…おやつ費(おやつ、酒、つまみ、外食、カフェ)
青…生活上絶対必要なもの
緑…生活になくてもいいけど欲しいもの

服も、コスメも、ガソリンも、日用品も、同じような支出であっても、徹底的に向き合って、この4つに振り分けて書いていきました。
そうしたら、そうしたら。
緑色、つまり、「なくてもいいけど欲しいもの」の多いこと!
例えば私のコスメとか。今回のフリクションボールペンとか。
なくてもいい、もっと安いものでも事足りるけど、欲しいんだよね、という支出がポロポロと出てきました。
尚、この振り分けはあくまで主観で決まります。
例えば夏休みに家族で旅行に行った場合、私はそれを、「なくてもいいもの」ではなく、「絶対いるもの」と判断するでしょう。
絶対いるもののために、なくてもいいものをいかに減らすか。
4色に分けて書くと、支出へのそういう視点が徹底されるようになるのがメリットです。
ただしこのやり方、私のようにお金に厳しいタイプには向いていると思いますが、支出に対して甘い人には向いていない気がします。
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