数年ぶりに手書き家計簿をつけています。

 

専用ノートではなく、薄い手帳のマンスリーページに、簡単に記録するだけの方法です。

 

黒一色で記録していたら、集計時に見分けが付きにくく、4色ボールペンを買ってきました。

間違えても消せる、フリクションボールです。

 

よーし、これで、費目ごとに色分けして書くぞ!と思いましたが、ダメでした。
 
費目は、4つの色より、もっとはるかに沢山あるからです。
 
食費、交通費、レジャー費、子供費、美容費等々、4色じゃ全然足りません。
 
詰んだ!?
 
いいえ、詰んでません。
 
その時たまたま読んでいたこの本が、4色じゃ足りない問題を見事に解決してくれました。
 
 
 

 
 
著者のあきさんが日々つける家計簿、なんと、支出の費目はわずか6つしかありません。
 
6つの費目が具体的に何か、ということをここに書いていいかが分からないので、とりあえず6費目の内の半分だけ紹介すると、食費、日用品費、娯楽費、です。
 
これにあと3費目を加え、合計6費目の中に日々の家計支出の全てを、うまくねじ込んで収めています。
 

 

 

 

それを実現させる鍵になるのが、それぞれの支出を客観で分けるのではなく、主観で分けること。

 

例えば同じ食器を買うのでも、生活上絶対必要な食器なら「日用品費」にする。

逆に必ずいるとはいえない食器なら、日用品費ではなく「娯楽費」に入れるのです。

 

 

コスメや衣服もそうです。絶対必要なら「日用品」ですが、半分自分の趣味で、みたいなものは「娯楽費」。

 

このやり方で行くと、交通費も、書籍代も、細かい費目がほとんど全て、「娯楽費」かそれ以外かに分けていくことができます。

 

 

あきのズボラ家計簿 [ あき(家計管理) ]

 

費目分けを主観で決めるというのは、これまでの私も一応はやっていました。

 

しかし今回は、手書き家計簿上、4色で分けるというとんでもない制限がかかっているため、主観で分けるというのを徹底的にすることしました。

 

我が家の場合、特に気をつけないといけないのが食費です。

料理が嫌いなので食材を無駄にしがちだし、酒やつまみ代にもそこそこかかっています。

 

そんなわけで、ボールペンの4色を、以下のように書き分けることにしました。

 

黒…食費(スーパー)

赤…おやつ費(おやつ、酒、つまみ、外食、カフェ)

青…生活上絶対必要なもの

緑…生活になくてもいいけど欲しいもの

 
 

 

 

服も、コスメも、ガソリンも、日用品も、同じような支出であっても、徹底的に向き合って、この4つに振り分けて書いていきました。

 

そうしたら、そうしたら。

 

緑色、つまり、「なくてもいいけど欲しいもの」の多いこと!

例えば私のコスメとか。今回のフリクションボールペンとか。

 

なくてもいい、もっと安いものでも事足りるけど、欲しいんだよね、という支出がポロポロと出てきました。

 

 

尚、この振り分けはあくまで主観で決まります。

 

例えば夏休みに家族で旅行に行った場合、私はそれを、「なくてもいいもの」ではなく、「絶対いるもの」と判断するでしょう。

 

絶対いるもののために、なくてもいいものをいかに減らすか。

4色に分けて書くと、支出へのそういう視点が徹底されるようになるのがメリットです。

 

1日1行書くだけでお金が貯まる! 「ズボラ家計簿」練習帖 (講談社の実用BOOK) [ あき ]

 

ただしこのやり方、私のようにお金に厳しいタイプには向いていると思いますが、支出に対して甘い人には向いていない気がします。
 
あれもこれも必要経費だと誤った主観で判断し、無駄遣いの炙り出しに失敗してしまいそうだからです。
 
 
アプリではだらだら付けていた家計簿ですが、4色でビシッと、集中的に手書きしてみようと思います。
 
マンスリーページの中にノーマネーデーの空白を作りたくて、今日はスーパーへ行くのをやめました。
手書きの、こういう積み重ねで、お金が貯まりますように。
 
貯まりますように!
 
 
 
 
 
 

 

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