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不覚にも、つい先日まで気付かなかった。
ユッコこと岡田有希子さんの「生成AI音声」による、さまざまなカバー曲がYouTubeにアップされていることに。
たとえば竹内まりやさん作品の「色・ホワイトブレンド」。1986年春の資生堂キャンペーンソング、もしユッコさんがうたったなら…それはまさに、見果てぬ夢だった。
そしてユッコさんが向陽高校の送別会で、泣きじゃくりながらうたったという「セーラー服と機関銃」も。
思わず聴いてみたくなる選曲。ユッコさんを愛してやまない、そんなひとがつくったのだろう。
機械学習アルゴリズムやディープラーニングの技術が確立し、さまざまなツールが普及した現在。このような生成AI音声をつかったカバー曲は、数年前と比べかなり身近なものになったようだ。
最近は米大統領選を巡って、バイデン氏になりすましたAI音声によるフェイク電話が飛び交っているらしい。
かつての小渕首相による「ブッチホン」を思い出す。電話を受けた相手の誰もが、驚きこそすれフェイクとは思わなかったろう。
米OpenAIが先日リリースした「Chat GPT-o」は、レスポンスがこれまでの2倍の速さになったそうだ。
使わなくなったスマホにインストールして縫いぐるみに仕込めば、幼い子どもや老人の話し相手にもなるのだとか。
かつてNIFTY-Serveのパソコン通信に「会話くん」なるメニューがあったのを思い出す。NIFTYのホストコンピュータと文字で会話できるサービス。随分旧い話しだけど、それはユッコさんの七回忌も過ぎた頃のことだ。
彼女は知ることもなく、空の上にいってしまったのか…AIも、そして本当の愛も。
〝夜明けに見た夢は、本当になるという※〟のは本当だろうか。
世界に80億人いるユッコファンの、手のひらのスマホ。そこには皆の想いをひとつにして生まれたAI岡田有希子が、可憐な笑顔を見せている…そんな夢を見た。
※愛…illusion (作詞・Seiko)の一節から引用しました
photo by yukikostarlight