ユッコこと岡田有希子さんに、夢でもいいから逢いたい。

彼女のファンの方なら、こんな夢想を描いたこともあるのでは。

 

11月も早くも半ばとなり、年越しへ慌ただしい日々を思ってゆううつな今日この頃。

数年前の紅白に登場した「AI美空ひばり」の見事な歌唱に驚いたのを、ふと思い出しました。

 

その頃まだユッコさんに関心をもっていなかったわたしといえば、ただただずっと以前にいなくなってしまったひばりさんが新曲をうたっている姿に、理屈抜きで感動したのを覚えています。

あのとき今くらいユッコさんが好きだったら、同じステージに立った竹内まりやさんのうしろに一瞬おおきく映し出された、ユッコさんとまりやさんのツーショット写真で落涙していたに違いないのですが…。残念無念であります。

 

そこでわたしの妄想が暴走してしまったのです。

AIは岡田有希子を蘇らせることができるのか?…そしてもし「AI岡田有希子」がいれば、わたしたちはいつも彼女に逢えるし、いつまでも彼女を忘れずにいられるのでは?

 

今回この文章を書くにあたって振り返ってみると、この「AI美空ひばり」プロジェクトには否定的な声もあがっていたのですね。なくなったかたへの冒とくであるとか、〝不気味の谷〟がどうのとか…。

 

世の中には社長の判断基準をすべてAIに学習させ、社長不在でも〝AI社長〟が経営会議で結論を出せるようにしたIT企業も存在するらしいです。「ついに(藤子・F・不二雄先生の「パーマン」に出てくる)コピーロボットが実現した!」とわたしは呑気に感心する一方ですが、「子供が親を乗り越えるように、やがてAIは人類を乗り越えてしまうだろう」との意見も、ある意味真に迫っているのかもしれないな、とも。

 

ユッコさんのお母さまは、ユッコさんが空の上のひとになったあとの手記で「あなたの声が聞きたければ、ビデオテープを再生すると、元気なあなたが陽気に唄い、可憐な姿を見せてくれる。寂しくないといったら嘘になるけれど、文明の時代に生きていて本当によかったと思う」と書いていました。

 

もしもお母さまがご健在のときに、「AI岡田有希子」があのはにかんだような笑顔をみせてくれたとしたら。話しかければあの声で、朗らかに応えてくれたとしたら。

ご自身を責め続けたお母さまへの、せめてもの慰めになったでしょうか。

 

わたしも空の下でのユッコさんの可憐な姿をYouTubeでたくさん見ることができて、いまごろですが彼女の魅力に気付きファンになりました。文明の時代に生きていて本当によかったと思います。

 

いまは熱意とお金があれば本当に「AI岡田有希子」を生み出せるかもしれない時代になりましたが、

でも、ファンの一人ひとりが、いつまでも胸の奥に「岡田有希子AI(愛)」を持っていれば、それでいいんじゃないかな。

 

と、半日かけて妄想半島一周の旅を終えたいまのわたしはおもうのでした。

 

photo by yukikostarlight

 

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