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ツレさんがこんなことを言っていたのです。
試験期間を終えたわが子がそろそろ学校から帰ってくる頃なので、LINEでテストができたか聞いてみたら。
返事がただひとこと
「ボッチリ」
?…意味がわからん。
どういうことか直接聞いてみたら、無表情でこう言ったらしい。
「バッチリじゃなくてボッチリ。要するにボチボチってとこ」
結果が返って来たら、まあなんともボチボチどころじゃなかったわけですが。
ボッチ=botch、英単語の動詞だと意味は「ぶざまに繕う」なのだそうです。
とすると「ボッチリ」という返信は、自らの惨憺たる状況を取り繕っているのをそれと悟られずに伝えている、つまりウソはついていないということになります。
もしかして、この返しを思いついたわが子は天才かもしれん!
…と思ったわたしは、ホントにしょうもないバカ親なのでありますが。
ユッコこと岡田有希子さんが、夢に向かって歩み出した歳になろうとするわが子。
この成長に負けないよう、わたしも立ち止まってないで、もう一歩頑張って学ばねば。
先日、3.11の事を書いていて、思い出したことがありました。
12年前のあの頃、わたしがロン毛の怪しい風貌になったことで、絶賛パパイヤ期だったわが子に、絶大な効用があったのでした。
髪を伸ばしたわたしが甲高い声で「ママだよ〜♡」と呼び掛けたら、あれだけ嫌がっていたわが子が「ママがいい〜〜♡♡」コロリと懐いたという、ウソみたいなホントの話。
あのときキミは、チョロかった。
photo by yukikostarlight