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わたしは替え歌をつくるのが好きです。そして今日ふと思いました、愛聴するユッコこと岡田有希子さんの曲の歌詞を21世紀・令和っぽくしてみたらどうなるか?
そこで気がついたのは、ユッコソングの詩には当世流行り物的なワードがほとんど見当たらないこと。
例えば、1993年の日本レコード大賞新人賞を受賞した国武万里さんの「ポケベルが鳴らなくて」のような、〝今となってはいかにも過去の作品と感じさせられてしまう、でも当時はきっとみんなの共感を呼んだであろうワード〟を、ユッコソングはあえて避けて書かれたように感じました。
このあたりも、ユッコさんのうたを今聴いても全然古びた感じがしない要因なのかもしれません。
そんなユッコソングのなかに紛れていた、昭和の世界がありました。
アルバム「FAIRY」所収の「おしゃれな雨音」。こんな歌い出しです。
〝♪天気予報のダイヤル(朝から)何度も回してるの〟
1980年代中頃の家庭にまだまだ多数存在していた「黒電話」の受話器を握りしめ、両親の目の届かない薄暗い廊下の片隅で、円形のダイヤル「177」番をジーゴロゴロと操ぐる少女の指。平成生まれだとたぶん、リアルに想像できないのではないかと思います。
この部分をもし令和版にするのなら、
〝♪天気予報のアプリを(朝から)何度もタップしてるの〟
という感じでしょうか?
うん、オリジナルのままがいい。
きょうは小寒。ぬるい風呂からなかなか出られず、そんなことを考えていたわたしでした。
結論。ユッコさんのうたは太陽と同じように、日々に新しい。
わたしの撮影した昭和っぽい写真のなかから一枚。東芝と佐藤さん!
photo by yukikostarlight
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