こんにちは!
月経リテラシーで
女性のエンパワメントを目指す、ユミコです。
今日もこのブログを選んでくださり、
本当にありがとうございます♪
(プロフィールはこちら)
自分を想ってあげる
先日、
ニュースレターを読んでくださる方から
次のような感想をいただきました。
「ケンカの予防」を
読みながら深く深く納得。
私は43歳なんですが、
少しずつ生理の感覚、間隔に変化が
起きています。
今ならばそうよ、そうそう!
ホルモンの波を若い時に知っていたら、
それを当たり前に社会が知っている
知識だったら…と思います。
二人の娘には絶対に伝えたいし
周りにいる女子にも伝えよー♪
すごく分かりやすくて
自分を想ってあげられる性教育を
ありがとうございました!
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生理のタブー、性に関するスティグマ、
ジェンダーの固定概念。
色々ありますけど、ほんっっとう~に厄介です。
(書き始めたらきりがないです。)
もっと若い時から知っていたら。
分かりやすくて、
自分を想ってあげられる性教育がありがたい。
この読者の言葉は、
多くの人が指摘してきている、
今の性教育は不十分で、
法律も変えるべき、というレベルまで来ている
現実を表していると思います。
そして、
私は10年ほどドゥーラとして
妊娠から産後のプロセスをサポートする
役割に携わってきていますが、
一人一人のリズム、背景、
感じることや発見すること、
暮らしはもちろん多様で、
一対一の関係を継続することで、信頼できる誰かと
安心して出産というライフイベントを迎えること、
産後もその関係に頼れることは、健康にとって、
とても大切なんですね。
月経講座でも、
基本的な周期のからくりなどお伝えする
ことはできても、
その後の寄り添いが必要なケースが、
やはりあると感じています。
性のことを語る、考えるということは、
「生理」とか「お産」と区切られるものではなく、
たとえ入り口は生理のことであっても、
結局は「生き方」について考えることであって、
話は多方向に広がっていくのです。
生れた時の話に戻ることも、
辛い体験を振り返り受け入れる、
ということも多々あります。
色んな要素が絡んで「今の自分」が
築かれてきているわけですから、
湧いてくる記憶や気持ち、ニーズ、
ストーリーが、お一人お一人違うのです。
日本の方に向けて講座やお話し会を
始めてから2年がたち、
もっと話されるべき、もっと皆が知るべき、
前向きにありがたいと思えてうれしい、
セラピーのようで癒される、エンパワーされる。
そんな参加者の気持ちを何度も聞いてきました。
そして近頃、
やはり個人的に保健室のように相談できたり、
心身の土台である周期を理解するのをきっかけに、
気づきを得て暮らしの活力にしていくプロセスに
寄り添う、エンパワーできるために、
一対一でお話しを聴ける場として、
一人一人のリズムとニーズに合ったセッションも
ご提供できるようにしたいと感じています。
実際に、個人セッションのお問い合わせを
いただくようになり、
対応させていただいているのですが、
直接お会いしたことがない、かつ
バスクの僻地にいる私を(笑)信頼して下さり、
本当にありがたいです。(涙)
まだ会ったことがない、
セッションはちょっと興味ある、
…でも、寺本裕美子ってどんな人?
どんなことをやってくれるの??など
関心がある方は、
いつでもメッセージをくださると嬉しいです。
セッションを受ける、受けないかは別として、
「はじめまして」の会として、ぜひお話ししましょう。
定員6名の「新月と満月の集い」という
無料のお話し会もしています。
良かったらそちらもお問い合わせください。
変な提案の仕方ですが(笑)
プライベートなことを扱うからこそ
フィーリングは大切ですし、
お役に立てるなら本当にそうしたいと思っています。
⇓こちらから、もう少し私の活動について
知っていただくこともできます。
招待いただいたポッドキャストのエピソードや、インタビュー、
ワークショップの詳細などがご覧いただけます。
一対一の関係を継続すること、
信頼できる誰かと安心して
出産というライフイベントを過ごせることは、
健康にとって、とても大切
と先に書きました。
子宮の中で大切に守られながら育ち、
「おめでとう」と言われて誕生する。
赤ちゃんだった自分は、
その時どう感じていただろうか。
何を必要としていただろうか。
少し感じてみてください。
きっと、
母親、または母のように見守り、
愛してくれる存在とその人の身体に
寄り添われながら、
安心して発育を続けること。
そして、
何をしても受け入れてくれるという、
絆ではないでしょうか。
最後に、息子に同じことを訊く
インタビューを紹介しています。ぜひご覧ください。
母と一体だった自分は、いずれ自立し、
「愛される」存在から今度は「愛する」存在として
周囲と人間関係を築いていきます。
そこで、私が大切だと思っているのは、
他人を、ではなくまずは
「自分を愛すること」。
自分をちゃんと知って、気持ちを意見できること
NOが言えること・他人のNOを尊重すること
自分の好き・嫌い、得意・不得意、快・不快を
自由に表現できること
「自分を想ってあげられる」性教育とは、
自分を愛し、尊重することでもありますよね。
それが、
私たちの土台である身体と向き合って
味方・相棒になることで、できるようになる。
なぜかと言うと、特に女性にとって、
今の社会は堂々と自分を想うどころか、
他人を想え
というメッセージを受けるからです。
誓いの言葉
スペインの大好きな映画「La boda de Rosa」で、
次のようなセリフがあります。
私を尊重すること、
大切にすることをここに誓います。
自分の気持ちを聴くこと、
自分を許すこと。
私のためになると思うことを優先すること、
他人の意見を訊く前に、まず自分自身に訊くこと。
自分の夢や願いを叶えること、
一生、自分に愛情を注ぐことを誓います。
自分の幸せを他人の手に譲ることはもうやめたい。
そして、従順な自分と、さよならします。
自分と「結婚」する!!と誓った主人公の言葉です。
あなたはどう感じますか?
結婚式で、「誓いの言葉」をパートナーと
参列者の前で誓いますね。
それはそれで美しいんだけれど、
結構プレッシャーです。(笑)
この主人公は、
その前に自分への愛を誓う自分を支えてよ、
わたし、自分の人生を楽しみたいのよ!
と言いたいわけです。(社会に物申す系 笑)
自分のど真ん中に存在する「子宮」。
そして身体。
そこにアテンションを向けるのではなく、
よそ見させるような社会で、私たちは生きている。
つい最近の記事「子宮、感じてる?」の
最後にお伝えしたようなワークを
繰り返す。感じる。
すると、エネルギーのバランスが整っていきます。
本当に多くの女性に知ってほしい。
生まれ変わる、変革する力が、
女性にはいつでもあります!
最後までお読みいただきありがとうございました。
バスクのユミコより。
お知らせ
⇓息子にインタビューしてみた(画像をクリック)
⇓7/3開催
⇓7/22開催