子宮、感じてる? | タブーから自由になって、より健康で豊かな月経ライフを! ~バスク在住ドゥーラ 寺本裕美子~

タブーから自由になって、より健康で豊かな月経ライフを! ~バスク在住ドゥーラ 寺本裕美子~

月経、妊娠・出産、育児や更年期。心とカラダの健康について、女性のエンパワメントのためのブログです。

 

こんにちは! 

月経リテラシーで女性のエンパワメントを

目指す、ユミコです。

 

今日もこのブログを選んでくださり、

ありがとうございます!

 

教わらなかった月経のこと、もっと知りたい!

身体と仲良しになって、より健康になりたい!

 

タブーから解放されたい!

より豊かな性教育が必要!

 

 

そう願っている方に向けて、お届けしています。

(→プロフィールはこちら

 

 

 

 

 

タブーや固定概念は、

心理的にとても悪い影響があること、

 

それは、女性の心と身体の健康を害する要因の

一つであるという考えは、どんどん広がっています。

 

そして、社会的にも経済的にも、

女性であるとか、月経があるがために

 

差別的な対応を受けたり機会損失に

繋がることは許されてはならない。

 

それはジェンダーに基づく暴力である。

 

スペインでもそういう女性の声を

受け止めた平等省の訴えが法として

認められました。

 

 

ということで、

月経教育の内容、婦人科でのケアの在り方は、

よりタブーフリーで包括的に変わっていきます。

(はず)

 

 

医療者に限らず、小中学校の教員や

福祉関連で働く人など、色んな分野の人が

 

女性の身体について知って、

もっと優しい社会を!と

力を入れる団体はとても増えています。

 

 

 

生理痛を我慢したり、

学校や職場に行けないなんて。

 

生理用品を買うことができない人や

 

子宮内膜症と診断されるまで、

10年も我慢して過ごしている女性が沢山いる。

 

健康に関わる社会問題として

受け入れられるべきなんですよね。

 

 

 

先日から、こちらスペインの性や女性の身体にまつわる

シンポジウムに参加しております。

 

それで、

 

「初めての生理が来た時、どんな気持ちでしたか?」

 

「生理が来る頃に教えてもらっていたら

よかったのに、と思うことは何ですか?」

 

「家庭でどんな性教育を受けましたか?」

 

といったテーマが話されたんです。

 

 

 

自然なこととして教わったか

 

はしたないと言われて好奇心を封じ込めなければ

ならなかったか。

 

不安に寄り添ってくれたり、

疑問に答えてくれる大人が周りにいたか。

 

 

 

どういうメッセージを受けたかによって、

 

生理的、自然なことである身体の色々は、

心と一緒にこじれていったり、

 

身体を「感じる」という習慣がつきにくくなります。

結果、健康や生活の質に影響してしまうことも。

 

 

自分もそう感じていただろうなと思うんだけど、

いま思春期の子たちを見ていると、

 

「おめでとう!」と歓迎されて生まれ、

 

身体全体を使って生きるぞぉ――!と

成長してきたのにな。残念。

 

という身体からの声が聴こえる気が

するときがあるんです。

 

 

 

初めての生理が来たとき、

茶色く染みている下着を見て、

びっくりしたとか、下痢かと思ったとか、

 

何が起こってるかわからないけど、

誰にも聞けなかったという思い出。

 

経験として結構聞くのです。

 

 

実際自分の記憶をたどると、

 

「血は赤いもの」と思ってるのに

はじめは茶色いよ、なんて聞いてません。

 

「え、なんだこれ??? …これが生理か!!?」

みたいな。

 

 

性教育で生理の仕組みを説明されても、

用語を知るだけで、

 

自分の身体で起こる・起こっていること

という実感はあまりないし、

 

自分の健康のため、自分を大切にするため、

という情報やメッセージは届きませんでした。

 

結果、面倒な、やり過ごす存在に。

 

 

 

でも実際は、

初めての生理が来てから、最後閉経するまで、

 

「毎日」心と身体が波のように変化する周期が

私たちにはあって、

 

 

今現在の健康のためにベストな状態であるよう、

身体全体がコミュニケーションをとって、

 

栄養を分け合ったり、症状でメッセージを出したり、

健康のために大切な決断をしています。

 

 

 

だからこそ、周期の仕組みや不調の意味を理解したり

生活習慣で自分たちを守るためにできることをする。

 

まわりに伝えていくことで、

女性全体の健康が守られていくと思うのです。

 

 

私自身がもっと早く教えてほしかった!!

 

身体のつくりも含め、

知っていたら違う性との向き合い方ができただろうな、と

 

心から思うことをより多くの方に届けたいのです。

 

 

ありのままの自分ってすごい!嬉しい!

 

と思えるようなワークショップを開催します。

 

★身体にアテンションを向けるための小さなワーク

 

★周期中に心身がなぜ、どうして変化するのかのからくり

 

★日常で自分でできるケア

 

を主にお伝えします。

 

 

6月18日/19日開催 ワークショップ詳細とお申込み

 

 

 

あなたにもお届けできたら嬉しいです。

 

 

子宮を感じるワーク

 

私たちの大切な子宮。

 

経血を流す時はアテンションが向くけれど、

普段は忘れられた臓器かのようです。

 

そして赤ちゃんの器であるかのように扱う

文化がまだありますが、

子を授かるためだけではありません。

 

 

受け入れたり与えたりする力、

ものを産み出す豊かな感性、

それを繋げるパワーを備えています。

 

私たちの創造性や身体の喜び、

バイタリティなどに関わるエネルギーがある。

 

 

 

そして、日々色んな感情に反応して

縮んだり緩んだり、ぴくぴくしたりします。

 

でも、今の時代は、痛みは感じるけれど

普段子宮の動きを感じると言う方は少ないと思います。

 

あなたはいかがでしょうか。

 

 

 

⇓たとえば次のようなワーク、お勧めです♪

 

寝る前の数分間、横になって呼吸を感じながら、

少しずつゆっくーりと心を静めて、

 

頭・のど・首・肩、

両腕・両手、

背中やお腹、両足と、

 

数回深呼吸をしながら

身体中を上から下までスキャンするように

感じていってください。

 

 

それぞれにアテンションを向けて、

その温かさや重さを感じ、緩めていく。

 

 

最後に、

子宮のあたりに両手を当てて、深呼吸しながら

リラックスしている状態を感じてください。

 

感謝の言葉をかけるのも、とても効果ありです。

 

 

繰り返し毎日続けていくと

睡眠はもちろん、

感覚に変化があると思いますよ!

 

ぜひお試しください。

いつか感想を教えて頂けたら嬉しいです。

 

 

お読みいただき本当にありがとうございました。

バスクのユミコより。

 

 

 

お知らせ

 

 

⇓6/18・19日開催! 月経ワークショップ 詳細とお申込み

 

 

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