【ダダ漏れの情熱に触れた日】 | 乳がん治療中でも暑苦しくてすみません。

乳がん治療中でも暑苦しくてすみません。

人生いろいろあるけど酸いも甘いも思い切り楽しもう!

2017年~乳がん手術・治療を経験してひと皮むけました。
思い込みを外してもっと軽やかに自由に生きたい人のサポートをしています

長年、サロン「スペースU」でオーガナイズをされ
三昧琴(ざんまいきん)奏者でもある
福島 千種 (Chigusa Fukushima)さんプロデュースにて

まったく新しい着付けを提案する鞠小路スタイル社長
田中 千衣子 (Chieko Tanaka)ちい先生

着物、というか和にまつわるお話会に行って来ました。


ちい先生の着物愛と探究心がさく裂して
あっという間の2時間✖︎前半後半2回。

左:ちい先生(田中千衣子先生)
花粉症でちょっと調子悪めで藍染めのマスクで防御中

右:福島千種さん


よくある知識的なものではなく
この列島に住む先人が試行錯誤して創り上げた
この「着物」という衣服について
紐解いていくような、
時間をさかのぼって異次元空間を旅するようなお話でした。


画像はちぐさんにお借りしました。
わたくし一番前にいてやる気出してますが主催ではありません(笑)
一番前でかぶりつきで聞いたらこうなりました(笑)



 


和服と洋服と決定的に違うところは
着物って「形が一つ」なこと。


↓和服はみんな同じ形ー

 
「あの長い袖の意味って何よ?邪魔」
  
「なんでわざわざ面倒な着付けをしなくちゃ
着られないわけ?洋服ならすぐ着れるのに」
 
きっと昔の人もそういうこと思って
改良してきたよね、と予想できるのに
長い歴史の中で試行錯誤を経て
このシンプルさにたどり着いたのは
きっと私たちには計り知れないわけがあって
 
その試行錯誤も詰まった結果が
この「着物」というカタチ

 
そもそも着て終わりではなくて
布の寿命に合わせて姿を変えて人間より何代も生き延びる
そういう前提で極力シンプルに
使いまわせるように考えられたカタチなのではないか?
 
何通りにも使えるからこそカタチはシンプルで
着るには少し技術が必要だけれど
そこの扉を開けば、着物は自然と人間のつながり、
循環の中の一部にいることに気が付きます。

 

着物を着るだけで、
先人のさまざまな試行錯誤や知恵が集約する
データベースを享受でき、その循環のサイクルに入る。なんかすごくない?
 

日本人はその地域性、気候、持って生まれた質などから
着物はもちろん、風呂敷、てぬぐいなど
シンプルで何通りにも使えるアイテムを生み出すことが得意な民族なんでしょうね。

 
そんな日本人のウイットや繊細さにも気づかされるお話会でした。

 

千種さんが企画したのも

わたしが招致した無重力着付け講座に参加くださった際に
ちい先生の情熱ダダ漏れトークを聞いて


「この話をもっとたくさんの人に聞いてもらいたい」
と強く思ったからとのこと。

招致させていただいた無重力着付け講座
image

image

 

私も着物を着る人じゃなくても
いろんな日本人に聞いてもらいたい❗️
と思いました。
興味ある方は鞠小路スタイル 田中先生へ❤️

⇒鞠小路スタイルHP
 
ちい先生の漏れ出る情熱をたっぷり浴びた後は
一緒に参加したお友達と晩ごはん。
 
こちらで出会った利き酒師さんもまた
日本酒の魅力に取りつかれて聞けば聞くほど日本酒愛が漏れ出る方で、それぞれのお酒の蔵のストーリーをたっぷり聞かせてもらえました。
 
「日本酒造りは「人」です」
「日本酒は生き物ですから」
 
といって、杜氏によって変わる味、いろんな試みをしている蔵のお話を聞きながら利き酒6種を堪能! 
 
印象に残ったお話をここで紹介!


◆久礼(くれ)
高知のお酒で、今のように淡麗辛口のお酒がなかったころに
新しい杜氏が淡麗辛口のこのお酒を造ったときは
大ブーイングで売れなかったそうなのだけど、

かつおに合うということで
かつお漁師がこのお酒を漁船に乗せて
愛飲するようになったことから広まって人気が出たのだとか。
 
かつお料理と一緒に試飲してもらったりと販促も高知ならではだそうです。


漁師愛飲と聞いたのでもっとゴツイ味と予想していたけど、めちゃくちゃ上品できりっとしたお味でした。

◆みむろ杉
利き酒師さん曰く最古の酒蔵のお酒。現在の杜氏が引退するためこの味を楽しめるのは最後だとか。
杜氏が変わると味が変わり、気候や酵母の状態で毎年の出来も変わる
この「なまもの」感がたまらなく面白いと利き酒師さんが熱く語ってくれました。


◆天の戸
大吟醸というとだいたい精米歩合は50%で、それ以上磨くと作りにくくなるらしいのだけど
45%まで磨いたる!と限界突破に挑んだお酒。

これが成功したせいか、有名な獺祭もバージョンアップで次回出荷から精米45%にするんだとか。

新しいことに挑む気概が気に入った❗️

しかしお味は私にはスッキリしすぎかなー(笑)

 

◆三千盛みちのもり
まだ今のような淡麗辛口ブームが来ていない頃から淡麗辛口の酒を作り続けてきた正統派。
ラベルも伝統の中に洒落感も加わって春らしい新酒。

さすが淡麗辛口の元祖、奇をてらわず正統派の淡麗辛口。「普通のラーメン食べたい」と昭和の元祖中華そばを食べたときみたいな間違いない感じが好み。
 

◆美山錦
何年も続く蔵に、東大卒のサラリーマンがUターンで入り、
今までのノウハウや文献を数値化して職人の負荷を減らしたりと改革を行って近代化した蔵。
 
効率化を図ることと、キモは樽であるとのことで
小豆島の醤油職人に酒樽を作ってもらい、
樽職人の職業活性にも一役買ったという面白い話。
 
角が取れたやわらかいお味でした。
エリートの味がする(笑)
 

◆シラキク
日本酒に使うお米は山田錦とか酒用の米を使うのだけど、こちらは敢えてコシヒカリを使ったそう。コシヒカリのように粘りがある米は撹拌しにくいけど、地産地消も意識して京都産コシヒカリを使い、瓶もワインボトル風にしたりと新たな試みをしているそうです。
いちごのような薫りと評価されてるそう。

味はスッキリだけどやや甘め。コシヒカリと違いは、、あまりわからなかった(笑)

 

個人的な味の好みは三千盛と久礼。
また行っていろいろ飲みたい❗️

ちなみにこんな熱い利き酒師さんと
触れ合いたい方は 「菜々や 二俣川店」へ。
鶴田さんという利き酒師さんでした^_^

 


近年は日本文化の素晴らしさや繊細さに
外国人も注目していて
日本オタクみたいな人も増えているよね。

 

外国の文化も素敵だけど
和の文化を愛する人に触れて
いま一度自分たちが受け継いでるものの
素晴らしさを再認識していきたいなぁと思うし

そうやって「好き」の情熱がダダ漏れしている人の熱量、
エネルギーに触れることが楽しくて嬉しいし、自分もそうありたいなぁと思っています^_^


考えてみたら
幼稚園を選んだ時も
乳がん治療の病院を選んだ時も
息子の受験塾を選んだ時も


「情熱がダダ漏れ」している
その道を全うしようと情熱を傾けている
そんなところにほれ込んでお願いしていることが
ほとんどだなぁ。
 

おそらく私の基準はここにあるんだろうな。
そんな自分や自分以外の人の「ダダ漏れ」を
伝えていきたいって気持ちが高まっているので
メニューにも反映していく予定です。


そういう自分の選択基準や
自分の真ん中、についての話は
めっちゃ語りたいけど長くなるのでまた今度。


ちぐさん、ちい先生

ステキな時間をありがとう ❤️


鞠小路スタイル東京教室近く
アボガド専門店「うさぎ」
店内はビートルズとか
60年代ロック。
うさぎとアボガドとロックが好きな店主なんだろうね


ねぎとろアボガド丼、和洋がうまくミックスされて美味しかったー!
 
これまた「情熱ダダ漏れ」なお店でした(笑)

 

  


 
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