★ 不倫夫の幼稚さと大人になれない不倫事情

★ 不倫夫の幼稚さと大人になれない不倫事情



昨日札幌から滋賀に戻り
今日は、滋賀での対面カウンセリング が続きました。

明日は名古屋面談カウンセリング です。


さて、長く不倫問題に携わっていると、男性の幼児性を強く感じるものです。

（私も男性なのでこの幼児性を感じることは多くあります。不倫する幼児性ではありませんので誤解のないように）


大人と言われている年齢に達しているというのに
ご相談者の夫は一体何歳なんだ？と
思う事もしばしば。

社長・部長・医者・先生・公務員・弁護士
税理士・プロ野球の選手・作家・パイロット・等々

立派な肩書きは付いているが
中身と
肩書きがリンクしない。

人から見れば
立派な肩書きで
立派な大人。

肩書きを手に入れるまでに
相当な努力によって
手に入れたはず。

しかし肩書きとは別に
不倫という事実にギャップを感じるのです。

肩書きを手に入れるための努力は
肩書きのみであって
努力が内面の心と繋がっていないものなのか。

努力に努力を重ねたからといって
倫理観や道徳観が磨かれて
大人から見てもステキな人だと感じ
子供たちから見てもステキだと感じて
その方の肩書きに憧れるものではないのか。

内面からにじみ出る魅力があってこその
肩書きでいて欲しいと思うことは理想であって現実ではないのかなど考えます。

子供時代は自分中心に生きることで
自我を形成させる。
自分中心で生きる事がとても大切な時期なのです。

自我が確立されていくと周りを見て
自身の自我と周りの調和で生きる。これが大人の生き方になる。

大人になって
いつまでも自分中心に生きている人を見ると
幼稚さを感じさせられる。

この幼稚さ。

良い言い方をすれば
可愛い大人と言われるのかもしれないが
可愛い大人と言えるのも
その人と深く人生が関わっていないから言えるもの。

関われば関わるほど
関わっている誰か我慢していることが多い。

その方の我慢に支えながら
可愛大人を演じることができるのです。

そのことを本人は気づいていない。

子供なら許されるものだが
大人と言われる立場になると許されるものではない。

大人とは
自身の生き方と役割に責任を持って生きることになる。
そして生きるためには一人では生きていけない
支え合う人と調和を重ねて
感謝の気持ちを持ち合わせながら生きることになる。

自分勝手に周りに迷惑をかけていても
それは俺の人生だからと言ってしまう生き方は、子供であり
人間として社会人としての広い視野が欠けている。

月日が流れると自然に大人になるのではない。
月日が流れて大人に見えるのは表面的な
人間像だけである。

大人になるためには、役割への責任。

その責任に伴うしんどさをしっかり抱えること。

責任は
決してしんどさだけではなく
しんどさの裏にある
しんどさから滲み出る
幸せを見出してこと
本当の意味で大人になると言えるのです。



いとうゆうじでした。

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