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伝説の出雲神在月ツアーを終えて、
来年に出版される、
『ざんねんな神さま辞典』の、
原稿執筆を無事終えて、
あ「…ふぅ…」
少し一息ついた、
その時…。
ス「なぁにが!
キモい顔して『どうも』じゃ!!
お前、お前、お前、
ええ加減にせいよ!!」
(因幡の白兎こと因幡)「最近、最近、最近!!」
(菅原道真公ことミッチー)「全然、全然、全然!!」
(塩椎神こと塩ジイ)「遊んで、遊んで、遊んで!!」
一同「くれないじゃないか、YO!!」
一同「全然、全然、全然、
反応がないけど、
俺たち、俺たち、俺たちは、
君の前前前世から…」
あ「やかましいっ!!
静かにせいっ!静かにっ!!」
一同「ビクゥッ!?」
あ「なんやねん、一体…」
お土産わぃ?」
あ「買ってませんよ。
むしろスサノオさんたちも、
出雲に行ってたんだから、
何かくださいよ」
初めてやぞっ!!」
あ「冗談ですって(笑)
でも時折、
スサノオさんたちに、
お土産とか買おうと思いますけど、
いつも考えるんですよね。
神さまって何が好きなんだろう?って
そもそも神さまって、
好物とかあるんですか?」
ス「あるで」
あ「何でしょう?」
ス「基本的には、
酒、米、餅やな。
これは絶対」
あ「ふむふむ。
聞いたことがありますぞ」
ス「そもそもかつては、
神に捧げる物は、
その土地で取れる最高のものや、
旬のものでな。
それは地域によって様々でな。
ただ稲作を中心に栄えてきた、
この日本では、
米と、
米から作られる酒と餅の3つは、
特に重要やったわけや」
神へのお供え物はその後、
お下がりとして、
人間が頂くことで、
神と一体化するという意味がある」
あ「あの『直会』ですよね。
今でも神社でご祈祷を受けた後などに頂く、
お神酒とかの…」
まぁそれはそれとして、
後は八百万の神それぞれに、
好物がある。
それは俺が、
ここで一気に教えるよりも、
君ら人間が調べて考えてくれた方が、
嬉しいな」
あ「例えば、
ミッチーの梅とか?
天満宮の象徴ともなっている…」
道真みたいに人間やった頃に、
大好きだったものが、
神となった今でも、
そのまま好物となる。
後は有名な、
稲荷に油揚げとかな」
海産物とか?」
後は恵比寿(コトシロヌシ)に、
鯛とかな」
神のことを知れば、
そこには必ず人と同じように、
それぞれの神が、
好きなものがある。
ただ、
それを知ろうとして、
探して供えてくれる気持ちこそが、
俺たち神は嬉しいわけよ。
それは人間でも、
そうやん。
だから極論言うならば、
俺たち神の、
お供え物にえり好みはない。
ただどんな形であれ、
君らの優しい気持ちだけは、
受け取ってるよってことも、
同時に伝えておきたい」
あ「なるほど☆
じゃあ今日は、
これを買ってきたので、
みんなで一緒に、
食べましょっか☆」
一同「……?
わぁぁぁぁぁい!ピノだぁぁぁぁ!!」
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