まずは昨日お伝えしていた、
皆さんお待ちかねの、
7月14日、15日の、
『荒川祐二と行く瀬織津姫の聖地 岩手一泊二日ツアー』の募集開始です☆
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そして昨日告知した、
7月7日愛知にて開催される、
瀬織津姫出版記念イベント in愛知、
『荒川祐二講演会&八百万の神喜劇』☆
【先着100名限定 荒川祐二と熱田神宮正式参拝】の枠が続々と埋まっております☆
幸せ、幸せ。
ご参加をお考えの方は、
下記より早めにお申し込みください☆
そして、
今日のお話☆
5月にしては昨日今日と、
異例の寒さが広がる、
東京(特に夜がね)。
あ「あ~~~…寒い、寒い、寒いぃぃぃ…。
寒いの苦手ぇぇぇ…」
ス「何を言うかお前は!!
ほれ!立ち上がれ!!
こんな時こそ外に出ろ!!
燃えたぎれ熱き魂っ!!
はいっ!!」
いや、でも本当に寒すぎだって、これ。
どの神さまが頑張っちゃってんの」
ス「ん?
龗神(おかみのかみ)」
あ「オカミノカミ?」
しかもちょっと問題ありの、
『女将』や。
ていうか過去に一回、
龗神の話したことあるやろ。
わざとらしいボケをするな」
あ「(笑)
で、改めて『龗神』とは?」
ス「ん~まぁ厳密に言うと、
龗神は、
『寒さを司る神』ではないんやけどな。
龗(おかみ)とは、
龍の古語であり、
龍は水や雨、雪を始めとした、
天候を司る神としても、
信仰されていた。
そういう大きな意味で、
気候すらも司る神とされる。
ちなみに神話に登場する、
闇龗神(くらおかみのかみ)と、
高龗神(たかおかみのかみ)は同一の神で、
その総称が龗神な。
祀られている場所でいえば、
京都の貴船神社が有名やわな」
ス「まぁ一口に龍神と言っても、
それぞれが様々な神徳を持っているから、
一概に同じとは言われへんけど。
親戚や同族みたいなものではあると考えたら、
良いかな。
ちなみに、万葉集に…」
(菅原道真公ことミッチ―)「ちょっとそこは、
『学問の神』である、
私、私、私に話させてください」
あ&ス「どうぞ」
道「万葉集の藤原夫人の歌に
『わが丘の おかみに言いて
降らしめし 雪のくだけし
そこに散りけむ』
という歌があります」
あ「ほうほう」
道「これの意味は、
『私の丘に住んでいる龗神に
私が雪を降らせるようにお願いしたのです』
という意味で、
ここから龗神が雪や雨を司る神と、
されていたことが分かりますね。
さらに、もっと言うなら…」
(因幡の白兎こと因幡)&(塩推神こと塩ジイ)
「かつてはこうして気軽に、
人が神にお願い事をして、
神がそれを形にしていたという、
時代の証明でもあるでやんすのじゃ」
あ&ス&道「(あるでやんすのじゃって。笑)」
あ「それにしても、なるほど」
ス「まぁもちろん、
そんな関係ばっかりじゃないよ。
中には怖い神もいてるし、
礼儀に厳しい神もいてるし
誰かさんみたいな、
祟り神もいてるし」
ス「(笑)
ただそれもこれも含めて、
様々な神がいて、
様々な神と人の関係性がある。
さっきの歌はそれを知る、
良い遺産ではあるわな。
そういったことからも、
神と人の関係は、
極端に型にはめて、
畏まり過ぎる必要もないし、
絶対にこうであらねばならないという、
決まりも本来は無い。
人間の友だち関係もそうやと思うけど、
相性の合うもの同士が、
お互いのことを、
きちんと知った上で、
お互いに敬意を持って、
適切な関係で歩んでいくってな」
あ「なるほど。
何だかこういう話も久しぶりで、
心がホッコリしますね。
でもそれはそうと、
この季節外れの寒さの意味は、
一体何事ですのん?」
ス「自然の摂理やけど、
本来冬や寒い季節というものは、
次の未来や実りの季節に向けて、
身体を休めろということやからな」
あ「みんな少し疲れているから、
休めと?」
ス「神のメッセージをどう受けとるかは、
もちろんそれぞれ次第やけど、
そういう一面もあるやろう。
だから今、
風邪を引いている人や、
体調を崩したりしている方、
何だか気分が乗らないという人も、
多いと思うけど、
そんな時は無理をせず、
今は心と身体の声に素直に、
しっかり休んで体調を整えるようにな。
そんな時間も、
いや、
本来はそんな時間こそが、
人生には大切やねんから」
会場:東建ホール
(名古屋市中区丸の内2-1-33)
開場:11:00 終演:15:00(予定)
料金:6000円(3歳以下無料)
(※6月30日まで前売り5000円)
スペシャルゲスト:江島 直子
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