ス「う~~!!!!
神さまの~!!!!」
あ&ス「お悩み相談室~!!!!」
あ「今日のお悩みはこちら☆」
『My 神さま』について、ね。
これはお前が答えろ」
あ「…ん?
お前って…」
…。
……。
………。
…………。
あ「私?」
おかしいでしょ!!
『神さまのお悩み相談室』なんだから、
神さまが答えなさいよ!!」
ス「うるさい!!
いつもいつもアホ面して眺めてばっかおらんと、
ええ加減多少は、分かることあるやろ!!
答えろハゲ!!」
あ「え~…じゃあまぁ、
僕で良ければですけど…。
そもそも『My神さま』って、
一柱である必要ってないと思うんですよね」
ス「ふむふむ。
詳しく答えろ」
あ「んっと、何て言うんでしょう。
だって僕だって確かに、
スサノオさんが『My神さま』ですけど」
たくさんいるじゃないですか」
ス「『そうでない他のMy 神さま』とは?」
あ「だから、僕にとっての、
『メイン』のMy神さまは、
スサノオさんだと思うんですね。
でも、
ミッチ―や塩ジイ、因幡、
小春、今なら畏れ多いながら、
オオクニヌシさんも、
『My 神さま』と言わせて、
頂いても良いと思うんです」
あ「神も髪も、多ければ多いほど良い!!
な~んて…」
ス「バシンッ!!(思いきり頭を叩く)
しょうもないこと言ってんと、
ちゃんと答えんか、うすらハゲが!!」
あ「Δ%&$#■●〇#$%…!?!?(言葉にならない声)
あ、あんたが振ったんやないか!!!!」
ス「まぁ、ええわ。
大体言っとることもあっとる。
お前の言う通り、
何も『My神さま』は一柱と決める必要はない。
何なら無限に神に付いてもらうことはできる」
あ「でもじゃあ質問者さんの仰っている、
『My神さま』を見つける上で、
重要視した方が良いこととは?」
ス「まぁ俺からしたら、
この質問者さんも、
『My神さまもう決まってるやん』って感じやけども(笑)」
あ「そうなんですか?
ってじゃあ質問にも書いている、
アマテラスさん、神功皇后さん、宗像三女神さんってこと?」
ス「そういうこと。
『好き』、『行く所がなぜか多い』、『気になる』。
こういった一つ一つの感情や出来事それぞれが、
言葉を変えるなら、
『その神さまが、あなたを呼んでいる』ということよ。
お前だって、
そうやったやろがぃ」
あ「ん~…まぁ僕の場合は、
古事記を読んでスサノオさんの破天荒ぶりに惹かれたのと、
後はダメ男からヤマタノオロチを退治して、
英雄になっていく物語が、
恐縮ながら、
自分もダメ男から20歳の時に、
新宿でゴミを拾って人生を変えていった経験に、
重なったというか…」
ス「そういうこと。
そうしてお前は俺、俺、俺のことが、
『気になって』いたわけやろがぃ。
そんな一つ一つの微妙な心の動きや、
感情の起伏を大切に観察して、
そこにある自分自身の、
その神さまへの『好き』という感情に気付けたその瞬間、
『My神さま』は決められる」
あ「何だか恋愛みたいね」
ス「まぁ、そうと言えばそうやわな(笑)
『早く自分の感情に気付け』っていう意味ではな(笑)」
あ「『神さまに恋する』って、
何だか素敵ですね(笑)」
ス「本当にな。
…って、ん?」
あ「どうしました?」
ス「……整いましたぁ!!!!」
あ「ビクゥッ!!」
ス「え~『神さまに恋する』とかけまして…。
ハゲ頭のナルシスト(荒川祐二)と説きます」
あ「………。
…その心は…?」
ス「神に恋して、髪に恋する」
あ「それは、もうええやろ!!」
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