まずは皆さんに、
お知らせを☆
先日お伝えしました、
2月24日(土)、25日(日)で開催される、
今年初の『荒川祐二と行く熊野三山 一泊二日ツアー』の
募集が開始されています☆
参加をお考えの方は、
下記の詳細&お申し込みフォームより、
どうぞお申し込みをよろしくお願い致します☆
(※集合は24日13時 JR新宮駅にて、解散は25日 17時JR紀伊田辺駅を予定しています☆)
そして今日は瀬織津姫の物語ではなく、
いつものスサノオシリーズ☆
ちゃんと続けていくから安心してね☆)
ガチャリ。
あ「ふぁぁぁぁ、ねむ…。
おはようございま~す…」
一同「七草なずな♪唐土の鳥が♪日本の国に♪渡らぬ先に♪ストトントン♪」
一同「七草なずな♪唐土の鳥が♪日本の国に♪渡らぬ先に♪ストトントン♪
ストトントン♪ハーッ!!!!」
一同「七草なずな♪唐土の鳥が♪日本の国に♪渡らぬ先に♪ストトントン♪
ストトントントトトン!!!!!ハーッ!!」
朝っぱらから何を騒いでんねん!!」
ス「『何』って、
お前今日、何の日か知らんのか?」
あ「爪切りの日」
(菅原道真公ことミッチ―)「新年になって初めて爪を切る日で、
七種を浸した水に爪をつけ、柔かくして切ると、
その年は風邪をひかないという…(笑)」
(塩推神さんこと塩ジイ)「そういう余計なことは知っとるのに…」
(因幡の白兎さんこと因幡)「七草(種)粥を知らないとは、
笑止千万でやんす」
ス「そうや。
聞いたことぐらいはあるやろがぃ」
無理にボケんでええ」
ス「(笑)
まぁとにかく今日は『七草粥』の日や!!
アホの旦那は分かってなくても、
嫁画伯はちゃんとわかっとるから、
もう既に準備しとるがな!!見てみぃっ!」
…。
……。
………。
…………。
あ「本当だ!!
センキュー嫁画伯!!」
ス「まぁ相変わらずの絵のセンスは置いといて、
ちゃんとした嫁やで。
朝食に出すということも、
ちゃんとわかっとる」
あ「そうなんですか?
どうして朝食?」
ス「ほんまに何も物事を知らんハゲやで。
おい亡霊、教えたれ」
道「誰が亡霊や。
元怨霊や。
そもそも七草粥とは、
平安時代に行われた行事で、
一年の無病息災を願って食べられる、
春の七草や餅などを具材とする、
塩味の粥のことですね」
あ「平安時代と言えば、
ミッチ―生前リアルタイムじゃん」
道「『生前リアルタイム』って…(笑)
まぁ平安時代と言えば、そうですね(笑)
ちなみにこの七草粥の文化自体は、
中国からもたらされたものです」
あ「ふむふむ」
道「昔『大しう』という親孝行者がいて、
100歳を超えた両親の身体が弱り、
それを何とかしたいと思っていた所に、
帝釈天(仏教の守護神)から、
『毎年1月6日までに7種類の草を集め、
決められた時刻に柳で作った器に種を載せ、
玉椿の枝で叩くこと。
そして辰の刻(現在の午前8時の前後2時間頃)にこれらの種を合わせ、
東から清水を汲んできて、これを煮て食べること。
一口で10歳、
七口で70歳若返るので、
ついには8000年生きることができよう』という、
お告げを受けました」
あ「マジか。
色々衝撃」
ス「100歳でも十分長生きやのにな(笑)」
あ「ね(笑)
あ、ていうかあれか、
『玉椿の枝で叩く』とかがあったから、
さっきスサノオさんたち、
『ストトントン♪』とかやってたのか」
ス「そういうこと。
バンドサウンドとかあれば、
もっとええんやけど…」
因幡「それでは皆さん、聴いてください。
新曲『七草がYOU』…」
ス「ヘイ!!ワン、ツー、スリー、フォー!!」
小春もいちいち乗らんでええ」
一同「(ホンマうるさいハゲやで…)」
あ「まぁそれはいいとして、
ちなみに、
歌詞にあった『唐土の鳥が日本の国に渡らぬ先に』の、
『唐土の鳥』って?」
道「中国の伝説の中に出てくる怪鳥のことですね。
頭が9つあって、幼児をさらうとされています」
写真のチョイスチョイス!!チョイスッ!!!!」
一同「(うるさいハゲやで)
じゃあこっちならどや?」
道「まぁとにもかくにも、
この唐土の鳥というのは当時の、
子どもたちの命を奪うインフルエンザの暗喩であり、
七草粥を食べて、
鳥が運んでくるインフルエンザに備えましょう、
という意味もあるようです」
あ「はえーーー。
なるほどーーー。
こうして改めて聞くと、
すべてにやっぱり意味があるんですねーー」
ス「毛のない頭も、
これでちょっとは賢くなったやろ。
ってことで!!」
一同「七草粥をいっただきまーす!!!!」
―――――――――――――