⛩️【アウトロー古事記 1話目】～天地開闢～

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荒川祐二です

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昨日はアウトロー古事記本編にはいる前に、そもそも『ていうか、古事記ってなに？』と、

いうことで０話目として古事記成立とその内容の基礎知識から入ったわけですが

さぁ、それでは基礎知識も整ったところで、

『アウトロー古事記』記念すべき第一話目行きましょう

古事記の本文はこの一文から始まる。

天地初発之時、於二高天原一成神名、天之御中主神。

待って！待って！！ブログ閉じないでお願い！！ちょっと待って！！

古事記のストーリーを知る上で大きな問題があると私は思っている。

それは神さまの名前が分かりにくい。

そして読めない。

これに尽きる。

上記の一文は

「あめつちの　はじめのとき　たかまのはらに　なりませるかみのなはあめのみなかぬしのかみ」

（天と地が分かれたその時、神々が住む天井の世界『高天原＝たかまがはら』に現れた神の名はアメノミナカヌシノカミ）

といった具合になるのだが。

このアメノミナカヌシノカミというのは、

天（高天原）の中央に座する主宰神という意味である。

宇宙の根源の神であり、

宇宙そのものであるともされ、

すべての神々の「最高神」である。

要はこの世界の始まりは、

空も無く、

大地も無く、

時間も空間も温度も気体も個体も無く、

すべてが存在しすべてが存在しない、

どんな言葉を使っても当てはめることが出来ない、

混沌とした（カオスな）状態がどこまでも果てしなく広がっていた、

そこに突如として天と地が分かれ、

そこに「アメノミナカヌシノカミ（天御中主神）」という、

「この宇宙のすべての始まりの神さま」が現れた。

この一文からすべては始まり、

このことを世界が初めて産まれたことを指して、

「天地開闢（てんちかいびゃく）」という。

※天地開闢のイメージ図

とりあえず、今日はここまで♪♪♪

あんまり長すぎても読むのもしんどくなっちゃうしね～～

こんな感じと分量で、明日からも『アウトロー古事記』連載していきます

☆★☆★☆
今回は要は、

空気もなければ、
光も無く時間も無ければ、
音も無いただ混沌とした「無」の世界に一筋の光が「無」を裂いて、

天地が開け、

そこに天の中心の神さま「アメノミナカヌシ」が現れ、日本の神々の歴史は始まったという話だよん♪
☆★☆★☆

これからも一緒に勉強していきましょ～♪

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