子どもの「私嫌われている…」をどう聞くか | 金沢市で小学生の不登校に親が振り回されなくなる方法

金沢市で小学生の不登校に親が振り回されなくなる方法

不登校・登校しぶりの親が、気持ちの「聞き方」を改善すると不登校に振り回されなくなります。
石川県金沢市を中心に、安心感を得る聞き方講座や相談を開催。
気持ちを聞くと不登校の子どもが救われ、同時に親自身も安心。子どもとの信頼関係を取り戻せます。

こんにちは。

薮内(やぶうち)ゆかりです。

 
ゆかりんと呼ばれております。
 

 

 

我が子から、

 

「私は嫌われている」

 

そんな言葉を聞くと、どう感じますか?

 

 

 

ビックリしますよね。

 

 

 

「え?ほんと?」

 

と確かめたくなったり。

 

「いやいや、そんなことないよ」

 

「気のせいだよ」

 

と励ましたり否定したりしたくなるのではないでしょうか。

 

 

 

嫌われているとか人の悪口とか、ネガティブな話って聞くに堪えない人は多いのではないかと思います。

 

 

 

そんな時の話の聞き方のヒントになれば、と書きます。

 

 

 

いきなりでびっくりしたのですが、なんとうちの3歳の末娘が朝こども園への送迎時にタイトルの言葉を言いました。

 

 

3歳でもそんなこと言うのか!と(驚)

 

 

 

よくよく話を聞いてみると、大好きな男の子なんだけどもパンチをされている、それで嫌われていると思っているよう。

 

 

「パンチされるのが嫌なの」

 

と話してくれました。

 

 

 

以下の枠内は、とっさに私が思ったことです。

 

 

“それ好きだからちょっかいかけられてるだけじゃないの~?

 

嫌ってたらそんなことさえもしないしない。

 

大丈夫、嫌われてないでしょ”

 

 

どうにか励ましてやりたい、そんなことないと思うよと分かってもらおうとしている。

 

 

とっさに、

 

「好きな子にはちょっかいかけたくなるらしいよ…でもパンチは痛いよね、じゃあそれは嫌だよって言っていいんだよ」

 

普段通りに答えた感じです。

 

結果、こうしたらいいよを伝えている感じになりました。

 

 

 

 

するとね、続けて娘、

 

 

「キックされることもある」

 

 

そう言い出しました。

 

 

 

その時点でやっとですが、

 

“あ、これどうすればいいかききたいわけじゃなさそうだな”

 

と思いましたし、どうにかしてやりたかった自分にも気づくのです。

 

 

結局こども園に着いて話はそこで終わりになりました。

 

 

 

 

こういう返答ってやりがちですよね。

 

大丈夫だよって励ましたくなったりね。

 

もしくは、パンチ・キックされていることを問題視して園に相談するとかもあるかな。

 

 

 

こう返答することがダメって訳ではないんです。

 

普段の会話なら全然いいんですよ。

 

 

でも、これは残念ながら「聞く」とは違うんですね。

 

 

「聞く」ことは、励ますことでも解決してあげることでもないのです。

 

 

なぜ違うか、「聞く」目的は子どもに、聞いてもらえたという安心感を与えることだからです。

 

 

 

ただ「聞く」だけで、子どもは自分の気持ちに折り合いをつけたり、整理したりすることができます。

 

 

今回の例はまだまだ3歳の娘なので、整理するとまではいかないかもしれませんがね。

 

 

 

 

でね、こう返答しがちなのは、自分に引っかかるカケラがあるから。

 

 

子どもに嫌な気持ちになってもらいたくないから。

 

自分で解決できる力を持ってほしいから。

 

 

親ってそういう期待、誰しも持っているんじゃないかな。

 

 

 

他に、自分が嫌われている気持ちになるから。

 

ってのもあるかもしれないですね。

 

子どもにそう対応することで払拭している感じで、子どもに言っているようで自分に言っている。

 

 

 

でも出てくる言葉って私の経験上だったり見聞きした話であって、娘にとってはパンチやキックされたのが嫌だったということなんですよね。

 

 

それをママに分かってほしかった。

 

 

そちらが大きかったのではないかな、と思いました。

確かめようがないけどね。

 

 

 

 

子どものネガティブな話って聞きづらい。

 

そんなときにできる聞き方があります。

 

 

「そうなんだね」

 

「そう思うんだね」

 

 

とまずはあいづちすることです。

 

これはオウム返しと同じ役割になります。

 

 

オウム返しって相手が使った気持ちやキーワードをくり返すことで共感のスキルの一つですよね。

 

嬉しかった! → 嬉しかったんだね。

 

みたいに。

 

 

でも、ネガティブワードってくり返すとそれを強調してしまうので、ネガティブワードはオウム返ししない、とお話ししています。

 

 

特に、

 

「アイツぶっ殺す!」

 

に対して、

 

「ぶっ殺したいのね」

 

とは言わないし、言ったところで共感してくれたとは思えませんよね。

返す方だって胸がザワザワします。

 

そんな言葉言わないの!とか言いたくなってしまう所ですが、それだと話している側に、『敵だ』とみなされたりします。

 

言ってもわかってもらえない、アイツ側についた、って思われたりね。

 

 

 

それより、そう言いたくなるくらいの気持ちなのねという意味で

 

「そう思うんだね」

 

と返すだけでもいいのです。

 

 

 

 

 

例えば、娘の話で言うならば。

 

今回の話を「聞く」方法としては、

 

 

娘:「私嫌われている」

 

私:「そう思うんだね。…何かあったの?」

 

とあいづちしたあと、何があったのか聞きます。

 

 

娘:「パンチされるのが嫌なの」

 

私:「パンチされると痛いよね」

  「○○くんに優しくなってほしいんだね」

 

 

という聞き方ができたな、、、と振り返って思います。

 

また、似た機会があったらこうやって言おう…と思うのでした。

 

 

 

 

あいづちの後に気持ちや欲求を代弁する、聞いてあげることで

 

 

ママが分かってくれた

聞いてくれた

 

 

と子どもの心に安心感が日常で積み上がっていきます。

 

 

 

その繰り返しが信頼関係の土台につながるので、大きくなった時、それまでに聞いてもらえた安心感があれば、何かあった時に話してくれたりするのです。

 

 

今回はこんな風にはいかなかったけど、信頼関係は1日で出来上がるものではありませんからね。

 

 

そして、いつもいつでも子どもの話を聞かなければならないわけでもありません。

 

 

 

だけど、子どもが本当に困った時、親や周りの大人に相談できたり話せる関係でいたいと思いませんか?

 

 

 

もちろん私たちインストラクターも聞けないときだってある。

 

でもそんな時は自分の心の声を聴くときで。

 

 

聞くことを実践していくと、私の中に反応する何かカケラがあるって気づけるようになります。

 

 

どうしても聞けないってことがあったり、

 

「こんな風になんて言えない!」

 

とモヤモヤがひどいときは、ぜひ子どものこころのコーチング講座に紐解きに来てくださいね。

 

 

 

 

新しい講座日程を出しました。

 

 

クリスマスベル子どものこころのコーチング講座@金沢

 

11/14・11/28・12/12(全て月曜)

10:00~13:00

講師自宅にて

 

 

クリスマスベル子どものこころのコーチング講座@オンライン

 

11/25・12/2・12/9(全て金曜)

10:00~12:30

 

 

こちら以外の日程でも、3回の曜日がばらけていても、リクエストの受付可能です。

 

お気軽にお問い合わせよりご相談くださいね。

 

 

お待ちしております。

 

 

お知らせ

 

所属しております、一般社団法人 子育てコーチング協会のママのための勉強会、すまいるママ塾。

 

会場と録画視聴が選べます。

 

 

<場所>


AP品川
(品川駅港南口から徒歩7分)


 

<日程>
 

10月23日(日)

 

10時開場
10時半~ 講演
11時半~ 休憩10分
11時40分〜 対談
12時〜 質疑応答(20分)
12時20分~ サイン会

 

 

録画視聴は10/25頃から配信予定です。

 

 

<参加費>

 

5,980円

(メルマガ会員は450円引き)

 

 

鉛筆講師にお招きする明橋大二先生からのメッセージ鉛筆

 

 

「子どもの心に自己肯定感を育てることが、子育てで一番大事」

 

ということは、多くの人の共通認識になりつつあると思います。

 

しかしその一方で、

 

「自己肯定感というけれど、どう育てたらいいのか分からない」

 

「自己肯定感を育てなきゃ、ということが逆に親のプレッシャーになっている」

 

という声も聞くようになりました。

 

また、「子どもの自己肯定感というけれど、親である自分自身が決して自己肯定感が高くない。

 

そんな親が子どもの自己肯定感を育てることができるのか」という切実な悩みも耳にします。

 

そこで今回は、親の自己肯定感に焦点を当てて、もう一度、自己肯定感という言葉の意味を捉え直し、その上で、親自身が自己肯定感を持てるようになるにはどうすればよいのか、について、具体的にお伝えしたいと思います。

 

 

 

 

 

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満席御礼で終了しました

 

ありがとうございます。

 

 

 

 

 

薮内(やぶうち)ゆかり

 

 

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