アートって、普通の人でも買えるのね! | 今日はどこへ行きましょうか

今日はどこへ行きましょうか

ゆっきーの徒然日記帳

そういえば先日、人生の転機、とまではいかないまでも嬉しい出来事が。

京都旅行のお話の途中ではありますが、ねじ込んじゃいます。


京都旅行のあと、こんなイベントに行ってきまして。

中之条ビエンナーレのふるさとで、アートフェアなんてものに行ってきまして。

京都に行ってきたばかりじゃないか、と言われかねませんが・・・

埼玉県民にとっては群馬の中之条は、そんなに遠くはないんですよ。


で、アートフェアってのは、平たく言うとアート作品の展示即売会。

アートを買うってなると、なんだか敷居が高そうなんですけど、中之条ビエンナーレのファンとしては、ちょっと興味をそそられた訳でして。

でもそういうところって、美術評論家とか投資目的の大金持ちとかがいるんじゃないかと、平民のぼくと妻ちゃんは内心ドキドキ。驚き


会場は、中之条ビエンナーレでも中枢の施設、旧廣盛(ひろざかり)酒造です。


500円の入場料を払って、係の方からパンフレットを受け取って・・・ん?

今の人、アーティストの齋木三雄さんでは?!

2017年のビエンナーレの時、沢渡でお会いしたから、強烈に覚えてるんです。


そして中に入ると、また係りの方が。

首からぶら下げている名前に驚き‼️

「西島雄志」って書いてある!

えっ、あの、やませでも観た西島さんですよね?

うわー、本人だー!

しかもその本人に、アートフェアでの作品の買い方を説明されてるー!


このアートフェア、何が画期的かって、アーティストたちだけで運営して作品を販売しているんですって。

普通のアートフェアは、画廊とか美術の団体とかが入るので、アーティストの思っている作品の金額よりもどうしても高くなってしまうのだそう。

だもんで我々庶民にとっては、アートを買うなんて高嶺の花となってしまう訳で。

いわばこれは、農家のおうちに行って、直接野菜を買うようなもの。


まあ、ぼくの拙い説明より、こちらの公式ホームページの方がいいので、こちらをどうぞ。


会場に入るや否や、膨大な量の絵や彫刻、デジタルアートといった様々な作品がずらり。

そして、至る所にビエンナーレで活躍したアーティストたちがうろうろしてる。

お客さんも、エラそうな(失礼)美術評論家もおらず、ふらっと立ち寄った人、ビエンナーレファンの人がほとんど。

すっごい和気あいあいで、昨年発表した体育館での巨大な作品の記憶も新しいいくらまりえさんも、「あっついねえ、ジュースあるー?」なんて。

しかも、これだったら買えるよね?というお値段の作品がけっこういっぱい。


実はぼくと妻ちゃん、結婚10周年の時に「何かアート作品を買おう」と思って画廊やアートフェアをのぞいてはいたのですが、その度に独特の雰囲気に押され、しかも独特のお値段にも押されて、買えずじまいだったのです。

これを見て、妻ちゃんと「よし、これならいける!」とアイコンタクト。


で、買ってしまったんです、ついに。

一つは傘をお花に見立てた半谷学さんの作品。

理由はもう、一目惚れです。

イサマムラで観た、白いピアノの周りに浮遊する傘のお花が印象に残ってて。

でもちょうどご本人がいなかったので残念。

でも、これは家宝になるー!


もう一つは、苗場酒造で息を呑む美しさを見せてくれた早崎真奈美さんの作品。

しかもご本人とお話もできちゃって感激。

こちらは憧れの人に会えたもんで緊張してしまったのですが、すごい気さくな方で、余計好きになってしまいました。


ところでみなさまお気づきかもしれませんが、肝心の会場の写真がないのです。

実はこの雰囲気にうれしくなって舞い上がり、写真を撮るのを完全に忘れてしまっておりました。

雰囲気知りたい方、アートフェア中之条で検索すれば出てくるので、そちらで我慢いただき・・・てへぺろ


ちなみにお二人の作品購入で、5万円ちょっと。

本日のブログに書いた村上隆さんの作品とは、もちろん桁が全然違うのでしょうけど。

あの感動をいただいた中之条ビエンナーレのお裾分けが、普通のぼくのお家に来る!と思うと、ワクワクです。


アートフェアは本日までで、このあと作品が梱包され、ついに我が家にやってくる!

うーん、待ち遠しいです。おねがい