自身恋愛史 -4ページ目

距離を縮めるための第一歩

夏休みが終わる頃、練習後

友達に手伝ってもらって彼の連絡先をゲットしに行った。

すっごくドキドキしながら、彼に私の想いを悟られないように

他の男の子の連絡先も聞いてカモフラージュした…w


彼の前では、ゲットした嬉しさは隠して隠してその場を去った。




だいぶ離れたところで、嬉しさのあまり友達と一緒に走り出して叫んだ。





青春だ!!



それから、家に帰ってからすぐに彼にメールを打った。

彼は当時、携帯電話を持っていなかったから、アドレスはパソコンのアドレスだった。

そのためか、すぐに返信は来なかった。

分かってたけど、早く返信が来て欲しいな~と思って待っていた。


ご飯を食べているときもお風呂に入っているときも

受信音がすぐに聞こえるように携帯を近くに置いていた。

でも、全く音はならなかった。



その日の夜遅くになって、ようやく返信が帰ってきた。

どんなに遅くても、待っている時間が長くても、彼から返信が返ってきたことが嬉しかった。

「これからも、よろしく」

っていう短い文だったけど、幸せだった。

話せないでいた私にとっては、かなりの進歩だった。

人の事を外見だけで判断してた

部活でも教室をつなぐ廊下でも、自然と彼に目が行くようになった。

格段とカッコいいわけでもなく、

坊主に近い短髪だった髪で、外見は私の好みとは全く違っていたけど、

きっとこの頃にはもう、彼の事が気になり始めていたんだと思う。


夏休み中の練習や合宿で

何度か業務的な会話を何度かした記憶があるけど、よく覚えてない。

でも、優しい声をしていた。

丁寧な人だと思った。


夏休みが終わる頃、短髪だった髪の毛も少し伸びて

初めて彼を見た時の印象とは少し違っていた。

髪型だけじゃなくて、顔立ちも違うように見えた。


というか、きっと初めて彼を見たときには何も知らなかったし

ちゃんと彼の事を見ていなかったんだと思う。

私が見てたのは、きっと髪形だけなんだと思う。



日に日に彼の事を知りたいと思う気持ちが強くなっている自分がいることに気付いた。

他人に興味を抱く瞬間

部活に新しく入ってきた男の子。

一度も言葉を交わすことなく、夏休みに突入する頃になった。


本格的に活動を始める頃なのだ。

今まで、3~4ヶ月間下積みしてきたことを生かすときがきた。


私たちよりも1ヶ月以上遅れて入ってきた男の子も同じだ。

この1ヶ月の違いがあるのに、同じときに同じ事をするのが少しひっかかっていた。

そんなある日。


その男の子が、他の友達とは別に

一人もくもくと下積みに重要な練習を一人で繰り返していた。

その姿を見た瞬間、彼に対してあったマイナスのイメージが一気になくなった気がした。

努力している面を初めて見た。

  彼はどんな思いで一人で練習を繰り返していたのか

  部活に対してどんな想いがあるのか

  まだ一度も話したことのない部活仲間をどう感じているのか

…知りたい。



もっと、彼の事を知りたくなった。