めまい・ふらつき⑧【大阪で鍼灸治療を受けるなら康祐堂あけぼ…
めまいの原因が判らない時、多くの医師や患者さんは「心因性めまい」と考えがちです。
しかしそれには誰もが納得していないはずです。
めまいが長引けば、気うつになるのは当たり前のことです。
こころについて
めまいの患者さんの中には、医師からこころの病気と診断されて、心療内科やメンタルコンサルタントに通っている人が多くいます。
うつ気分で通院している患者さんの中には、めまいをもっている人が多いとのことです。
患者さんのほうもこころの病気といわれて、納得している人もいるかもしれませんが、私どものところに来るめまいの患者さんの多くは、どうしても「こころの病気であるはずがない」「私には特別な悩みはない」「催眠術にかけられても、隠しているような悩みはない」といって、こころの病気と診断されたことがいちばんのこころの病気の種だと思っています。
医師から、こころの病気だと診断あるいは宣告されて、本当にこころの病気になってしまった人の中には、ついに自殺した人もいます。
こころの病気というのは、自律神経失調症とか更年期障害と同じように医師が診断がはっきりしない時によく使う”ゴミ箱診断″と考えるべきでしょう。
けっして、こころがめまいに関係していないと思っているのではありません。
めまいの悪循環の原因にはなっていても、そもそものめまいの原因とは考えられないという意味です。
そもそもは、長い間めまいが治らないでいると、だんだん、憂うつな気分になるという当たり前のことです。
それよりも、めまいの人がめまいを発病する以前から、もともと前頭葉に関係した潜在的な障害があった可能性があります。
その場合には、こころの病気とめまいは同時スタートの病気と考えられます。
なぜなら、前頭葉は人間の感情の起伏に大きく関与する部分だからです。
わかりやすくまとめますと、めまいの発病する前から、多少は性格的にうつ傾向であった人が、めまいの発病を契機にその心理状態がより増幅されたといえると思います。
めまいの治療上に心理的要因を考慮することはきわめて重要なことですが、こころの病気をめまいの原因とするのは、問題があると思われます。
康祐堂あけぼの漢方鍼灸院
めまい・ふらつき⑦【大阪で鍼灸治療を受けるなら康祐堂あけぼの漢方鍼灸院へ】
一般に女性のほうが男性よりめまいが多いとされています。
その傾向は、高齢になるほどはっきりしているようです。
そのことの原因を考えることは女性のみならず、めまい全体の原因を追及する上で、なんらかの手掛かりとなる可能性があります。
女性のほうがちょっとしたことに神経質になるとか、おおげさだとか言うかも知れませんが、現代の女性は、けっして男性よりも弱いとは思えません。
あるいは、危機に遭遇した場合、女性のほうがしっかりと対応するように思えます。
ストレスがめまいの原因としたら、男性の方が多いはずと考えるのが一般的で、ストレスの面からその原因を説明することはできません。
女性特有の何かを見つめ直すことが重要でしょう。
1. ホルモンの差
この問題は無視できません。
たしかに女性の患者さんには、生理に関連してめまい発作に悩まされている人もいます。
また、更年期障害とする見方もあります。
ホルモンの差がめまいのいくつかの原因のひとつとしてありうるでしょうが、基本的な原因ではないと考えています。
何故なら、もしそうであったら、めまいの男女差はもっと大きくなるはずです。
2. 生活習慣の差
女性の生活スタイルを男性と比較した場合思いつくのは、ハイヒール、化粧、長い髪、美容院、家事などでしょうが、どれをとっても原因としての比重は重くないように思えます。
同じように、酒、タバコの多い少ないでも論じられないでしょう。
ちなみに、平成20年度での喫煙率調査では、男性39.5%、女性12.9%です。
飲酒についても男性72%、女性30%となっています。
生活習慣の面からも、女性に多い原因は見当たりません。
高血圧についても同様の傾向です。
いわゆる生活習慣病はめまいの原因に当てはまらないでしょう。
【女性のめまい治療のポイント】
①更年期障害と単純に考えない。
②貧血、子宮筋腫、子宮内膜症などを見落とさないように注意する。
③女性に多い甲状腺の病気やアレルギー性疾患の有無にも目を向けておく。
④こころの病い、ストレス、自律神経失調症などと決めてかからない。
⑤育児や家事などでくび周りに負担をかけるような日常生活動作に細かく注意する。
⑥腰痛合併者は、水泳や、鍼灸、マッサージなどを含めた治療を予定しておく。
⑦その他:妊娠中、授乳中、不妊治療中の場合は、薬剤治療に注意する。
3. 重要な身体的な差
もっとも女性が男性よりも大きく違う点は、腰痛や股関節の病気ではないかと考えさせられます。
きっちりした統計をとった訳ではありませんが、 女性が腰を痛める原因のひとつは、骨がもろくなり易い骨粗鬆症があり、さらに関係しうる動作として出産があります。
出産によってくび、腰、股関節を痛める原因になるはずです。
女性のめまいを考える上で、出産という生活歴が意味のあることであろうということになります。
出産のいきみにともなう女性への影響は、むち打ち症以上の衝撃を首にも腰にも与えているからです。
さらに、出産後に続く育児に関連した足腰への負担、睡眠障害などがめまいの直接的あるいは間接的な原因あるいは素質を形成していったと考えられます。
康祐堂あけぼの漢方鍼灸院
めまい・ふらつき⑥【大阪で鍼灸治療を受けるなら康祐堂あけぼの漢方鍼灸院へ】
意外と多い合併症
めまい自体とどのような関係があるかははっきりしませんが、めまいの患者さんにはいくつかの病気が合併していることがあります。
それらの病気との関連を知ることは、めまいを治していく上で大切です。
1.偏頭痛
ザクザクあるいは、キリキリした頭痛
2.花粉症(鼻炎)
めまいのシーズンと花粉症のシーズンが似ているのも不思議なことです。
3.睡眠障害
まるで時差ボケみたいに昼間眠くて仕方がない状態があります。治療のための薬のせいとは考えにくい部分もあります。
4.首や腰の病気
くび痛、腰痛はかなりの頻度で見られます。 中には、過去にむち打ち症になっている人がいます。
5.逆流性食道炎
胸焼けやげっぷ、胃の痛みを起こす病気で胃液が食道に 逆流することによると言われています。
6.その他
多汗症、手足の冷感、胸がドキドキするといった症状 このような病気は、めまいの患者さんに非常に多い合併症で、めまいと共通した原因が背景にあるのかもしれません。
このような病気は、めまいの患者さんに非常に多い合併症で、めまいと共通した原因が背景にあるのかもしれません。
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