パニック障害⑦【大阪で鍼灸治療を受けるなら康祐堂あけぼの漢…
薬物療法
パニック障害の薬物療法には、主に2つの種類の薬を使います。
選択的セロトニン再取込み阻害薬(SSRI)と呼ばれる種類の抗うつ薬は、パニック障害にも効果が高く、脳内のセロトニンのバランスを改善するのに有効です。
また、抗不安薬(安定剤)はGABAのはたらきを高めることによって、不安や恐怖感に大きな効果があります。
特に抗不安薬は即効性があるため、頓服として常に持ち歩いていれば、外出先でも安心感が得られます。
パニック障害の病態は噴きこぼれたお鍋に例えることが出来ます。
不安が高まっておこるパニック発作は、お湯が噴きこぼれた状態で、すぐに差し水をすればその場はおさまります。
差し水は、即効性がある抗不安薬のようなものです。
しかし放っておくとお鍋はまた噴きこぼれてしまいますので、どこかのタイミングでガスの火を弱くする必要があります。
火力を弱めるように不安の原因を抑えていくのがSSRIの果たす役割です。
精神療法
分からないということだけで余計に不安が強まります。
まずは病気について十分に理解することが大切です。
そして、不安が高まった時の対応法をひとりひとりの症状にあわせて考えていきます。
パニック障害は脳の病気ですので、気合いだけでは決して良くなりません。
苦手な状況にあえて立ち向かう方法(暴露療法)は治療が進んで十分に不安が和らいだ状態でやるべきでしょう。
その際も、医師と十分に相談しながら少ない負担で短時間から始めましょう。
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パニック障害⑥【大阪で鍼灸治療を受けるなら康祐堂あけぼの漢…
診断
パニック発作が繰り返し起きることを必須とし、発作後1か月以上、次の発作やその結果、発作によって自制心を失うのではないか、心臓発作を起こすのではないか、気が変になるのではないかという心配の持続、あるいは発作に関連した行動の大きな変化といった2項目のうちの1つ以上を満たすことが求められています。
その前提として、身体疾患や薬物・薬剤因子による直接的な生理学的作用によらないことや、ほかの精神疾患で説明できないことが必要とされています。
客観的に、症状を説明できない胸痛や動悸などで頻回に医療機関を受診する患者に、パニック障害を疑う必要があります。
その際、「この半年の間に、突然の恐怖や不安や大きな心配の感情に襲われたことはありますか?」「この半年の間に、理由もなく心臓の鼓動が激しくなったり、気が遠くなるように感じたり、息ができなくなる発作がありましたか?」といった2つの質問によるスクリーニング法があります。
特異度は低いが感度は高いため、簡易な検査法として適しています。
なお、パニック障害は女性が男性の2倍で、好発年齢は10代後半および30代半ばです。
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パニック障害⑤【大阪で鍼灸治療を受けるなら康祐堂あけぼの漢…
パニック障害はどうして起こるの?
脳内で神経伝達物質の活動が高まって起こる
パニック障害の原因は、正確にはわかっていません。
ただパニック発作が起きているとき、脳内の神経伝達物質(脳内物質)のひとつで、不安や興奮と関係するノルアドレナリンの活動性が高まっていることが知られています。
これがパニック発作を引き起こし、自律神経の緊張状態で生じる、動悸や速い呼吸、発汗などの症状が起きてきます。
実際、ノルアドレナリンの活動を鎮めるセロトニンという脳内物質の利用率を高める抗うつ薬(SSRl)は、パニック障害に有効な治療薬として使われています。
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