SMAP草彅事件に見る日本のイジメ体質
先日来、凄まじい勢いのメディアカバレッジが続いているが、
よ~く考えてみると、「そんなに悪いことなのか?」という疑問が
沸いてくる。もちろん、公然わいせつ罪だし、近所迷惑はいけない。
しかも芸能人という立場からして、一般人以上の社会的責任が
あるのも間違いない。でも、まるで殺人犯のような扱いは、
見ていて大きな違和感を覚えた。
マスメディアと言うものは何故つねに論調が一方的なのだろうか?
ブログなどCGM系には僕と同じ論調もあるが、マスメディアでは
常に犯罪者扱い。しかも謝罪会見はなぜか写真が出てない。
通常、所属事務所の社長が同席して謝罪会見を開くのでは?
だとしたら、ジャニー喜多川の謝罪コメントがないのも問題だ。
極めつけは鳩山総務相。確かにCMに出ている以上、地デジ推進の
観点から今回の不祥事はダメージがあったと思うが、仮にも
一国の大臣が一個人を指して、「最低の人間」とのたまうのは
いかにも非常識だと思う(しかも反発がすごくて速攻で撤回と言う
なんともしまりの無い顛末)。
鳩山の同僚であった中川財務相も同じ飲酒で騒動を起こした。
しかもこちらは世界的な嘲笑を招いたので、国辱級。
何か不祥事を起こした人間に対して行き過ぎた個人攻撃や
反論を許さないマスコミ体質、それを煽るような政治家。
一連の茶番劇は学校でのイジメの縮図のような気がしてきた。
ミスを起こした生徒に寄って集って罵詈雑言を浴びせるいじめっ子Gr。
それを止めるどころか、一緒になってイジメに加わる先生。
な~んか嫌な感じです。
三本の矢
大学時代に読んだ『三本の矢』。再読してみました。
素晴しい~。質の高い人物描写、高次元の政治学&経済学論の
物語への落とし込み、そして全体を通して語られる「理想」の追求。
日本の戦後の政治経済システム、すなわち政・官・財の鉄のトライアングル。
これを毛利の三本の矢に例えているのですが、これを突き崩そうとした
各界の3人の男たちの「理想」とそれら3人と直接的・間接的に関わる
主人公の「想い」がこの本の骨子です。
で、論点は市場を重んじる自由経済か、政府が大きな役割を担う計画型経済か。
この本は10年前の1998年に書かれたのですが、当時の世相を反映してか、
『三本の矢』に守られた護送船団方式の金融行政をいかに自由経済に合致した
形に変革しようとしたか、その動きの背景にあった3人及び主人公のそれぞれに
異なる「理想」を描写してます。
この本の秀逸なのは、ともすれば一方の主張のみにスポットライトを当てがちな
小説において(例えば当時の状況から見れば、自由経済を信じる者達が、
どうやって戦ったか)、きっちりとした反論を交えながら進めているところです。
そうした反論は当時の世界経済の中では少数派でしたが、10年後の今振り返ってみると
すごく説得力があります。例えば、市場を信じることで規制緩和を進めて、
グローバル経済での競争力を保持しよう、とかの議論は耳たこ状態で
当時は聞こえましたが、一連の市場の失敗を経た今、そしてオバマ政権に
代表されるような大きな政府による経済再生を見ると、一方のみの理論だったと思います。
あと面白いのは、「経済合理性」と「経済学的合理性」を別物と定義したところ。
アメリカ経済が「経済学的合理性」を元に効率を追求してきた背景として
アメリカの文化がそれを許容したこと、アメリカの「経済学的合理性」をそのまま輸入して
日本経済に当てはめようとしても「経済的に合理的なシステム」には直接結びつかない
可能性があることなど、今振り返ってみると面白い示唆がたくさんあります。
何せ日本の金融機関がアメリカの銀行に比してそれほど今回の騒動で
傷つかなかったのも単に経済学的合理性の追求がアメリカほど進んでいなかった
ということは事実なので。
システムと言うものは万能ではなくむしろ欠陥だらけ。
10年前、グリーンスパンが100年に1度と評したITバブルの背景である
自由経済も実はレーガン以降たった20年の歴史しかなく、
第2次大戦の復興は政府主導にて行われ、その制度疲弊に対する
アンチテーゼとして自由主義に舵を切ったものです。
だとしたら市場の失敗を目撃した僕らは次はどのシステムに行くのか?
僕は以外にどっちでもないのでは、とか思ってます。
今回の件は市場の失敗であると同時に、政府の失敗でもあると思います。
この様な状況下で次のシステムの振り子がどっちに向くのか?
もしくはどっちでもないのか?どっちでもないとしたらそれは何なのか?
民主党の鈴木寛代議士は第3の道としてコミュニティー・パワーを提唱してます。
三本の矢の一角としての官も否定してます(三本の矢が強固だったために
今は逆襲にあってますが)。
僕なりに興味を持って、この成り行きを見守っているのですが、
この『三本の矢』は読み返してみれば見るほど、今の時期にタイムリーな
示唆を投げかけてくる良書です。
イチロー
とりあえず張本の記録に並んだようで何よりです。
まあこれも単なる通過点。今期の目標は9年連続の200本安打だと
思うので、これからも頑張って欲しいです。
ちょっと不安なのは既に8試合欠場したこと。
更なるプレシャーに襲われることは必至の今シーズン。
これは後々痛い欠場になるかもしれません。
でも、これを乗り越えてこそ真の偉業。
頑張って欲しいです。
最近、忙しくまたあまり迂闊な事も掛けないことも多いので
ブログの更新が止まってます。来週からまた再開できるかな?
『ノルウェーの森』が映画化されるらしい
村上春樹の名作である『ノルウェーの森』が映画化されるらしいです。
http://www.varietyjapan.com/news/movie_dom/2k1u7d000007908j.html
『ノルウェーの森』と言えば、僕が中学の時に読み、大きな衝撃を受けた作品。
ビートルズに狂っていた当時の僕にとってタイトルも魅力的でしたが、
原曲の透明な世界観をそのままに、直子の死をものすごく身近なものに感じさせた
あの人間心理の深い描写に参ってしまった記憶があります。
映画、結構楽しみですね。でも何故日本人がメガホンを取らないのか?
日本の文化発信力の低下を最近つとに感じます。
検索ランキングが上がってきた But Why?
たまにアクセス解析を見ると、このブログにたどり着くための『検索ワード』に
『得手に帆を』とか僕のブログ名が多いことに気付きました(遅すぎ。。。)
で、興味本位にYahooとGoogleで検索掛けると何とYahooは1番目に、
Googleでも7番目に結果表示されます。
でも何で?毎日の閲覧者も平均40~50人程度のこのブログが。
検索のメカニズムが良く分かりません。数人にしか告知せず、
アメンバー申請も一切スルーしてきたのに。