OpenTKの導入格闘記シリーズを終え、

 

 

とか

 

 

とか

 

 

と、似たようなことを書いて思い悩んできましたが、取り敢えず進めましょう。

 

既にOpenGLのユーティリティツールキットであるGLUT(その後継であるfreeglutを含む-以下同じ)と、その導入格闘記は既にふれました。(注)

注:ご存じない方は以下を参照してください。なお、本家GLUTは1998年の最終版3.7で開発が止まっている為、その後の後継フリーソフトfreeglutの導入をお勧めします。

(1)【無駄話】...浮気...?→OpenGLとの接触?

(2)【無駄話】どつぼのOpenGL...glutからfreeglutへ→glutとfreeglutの導入格闘記です。

(3)【無駄話】リベンジならず...glut→ユーザーウィンドウでの表示に限界、glutは専用ウィンドウで楽しもう。

 

その際、「【無駄話】リベンジならず...」で触れましたが、GLUTは単なるライブラリーではなく、ツールキットなので、

(1)3D CG用の基本描画オブジェクト(OpenGLでは"Primitive"と呼ぶようですが...)が含まれている等、これを使って直ぐに遊べる優れものである一方、

(2)「(当時の)使い方のお作法」が強く、コントロールにしてポンとウィンドウに配置する等の使い方は自分で考えなければなりません。

(3)「(当時の)使い方のお作法」も、(オブジェクト志向のC++でもない)C言語的な手続型記述であり、基本的にコンソールウィンドウがメインで、グラフィック出力は専用のウィンドウを作らないと(私の経験では、基本描画オブジェクトをユーザーウィンドウに書こうとすると落ちる等)うまく動きません。

 

当時(ワイアーティーポットを表示させたかった)私はユーザーウィンドウでのGLUT使用に見切りをつけ、他の話題に移ってゆきましたが、今回は

 

OpenGLの勉強のために2Dと3Dの描画サンプルを表示するGLSamplerを一応仕上げよう!

 

ということで、プログラムを見直し、3Dサンプルを追加、陰面消去処理なども入れてみました。

 

先ずは

 

GLSamplerの解説から始めましょうか?

ということで次回に続けます。