年間ベストソング編❣️
グラミー賞ならぬグラよー賞の時間です！
年末の音楽リスナー界隈の風物詩である年間ベスト。いつものとおり、よーよーも便乗しちゃいます。
今日は年間ベストソング10曲を発表。（明日の夜にベストアルバム記事もアップする予定です。）曲との素敵な出会いがありますように…
追記✒️（12/28）年間ベストアルバムもアップしました！
年間ベストアルバム2023年（邦楽洋楽混合）
【10位】Khaki「お祝い」
とかげ日記上でも何回か記事を書いている、オルタナバンドの新星「Khaki(カーキ)」の新曲。今、勢いのあるバンドだ。危うさと美しさのバランスが奇跡的。綺麗なファルセットの素晴らしさに涙。この奇妙で非日常な空気感は村上春樹作品と通じるものがある。
【9位】コーネリアス「環境と心理」
イントロから最後まで、バブルガムで気楽に聴けるポップスであると共に、そのテクスチャーに洗練された音のうまみを感じさせる玄人な作り。ドメスティックでもグローバルでも、ニッチな人気を確立した彼ならではのセンスが光る入魂の曲だと思う。
【8位】アジカン「柳小路パラレルユニバース」
👆柳小路verではなく、出町柳verだけどぜひ聴いてね！（音響などが違うらしい。）
疾走感と叙情性の両方が感じられる稀有な曲（アジカンにはそういう曲が多くて個性だね）。血が通っているというか、熱が通っているので、聴く度にむくむくと生きる活力がわいてくる。開放感を求めて電車でGO！したい気分のとき、あるいは車窓から流れる景色にキュンとしたいときにピッタリの歌。
【7位】リーガルリリー「ハイキ」
彼女達の曲の中にあって、スッキリした構成と強い歌メロで聴きやすい。イントロ含めギターのリバーブのかかり具合が絶妙な箇所は必聴だ。彼女達の音楽の不思議で儚げで切実なバイブスがいかんなく発露されたこの曲は「ハイキ(廃棄)」してはいけない。必要とする人がいる。
【6位】MOROHA「ネクター」
家族についてラップした、こんなに誠実な曲って他にある？ そう感じるのは、家族の光の側面だけではなく、陰の側面も描いた上で上向きに前を向いている歌だからだと思う。人間と自分自身のズルさを突き、言葉と音を鍛え上げてきたアフロとUKの二人だからこそ作れた一曲。
【5位】羊文学「more than words」
うちのめされた。まず、珠玉のメロディに。次に「圧倒的」という形容がふさわしい歌唱力に。そして、ライブで聴いたら超絶気持ち良さそうな轟音でリバービーなギターに。新次元を開くクオリティ。次のステージに進んだ感がある。
【4位】ビートルズ「NOW AND THEN」
ビートルズ新曲。最新の技術により、故人であるジョン・レノンのボーカルとジョージ・ハリスンのギターがよみがえる。僕が彼らのファンの二人に聞いたところ、賛否で真っ二つ。だが、僕は支持する。大げさではなく、世紀の名盤『アビーロード』に入っていてもおかしくないと思うし、今の時代でも通用する普遍性があるように思う。メロドラマが始まりそうなくらいムーディでメロウなイントロ。情緒あふれる歌メロとそれを歌うジョンの自然な歌声。音の質感もあわせて、名作映画1本を見終わった気分だよ。
【3位】スピッツ「美しい鰭」
12/24放送回のスピッツ草野さん「ロック大陸漫遊記」によると、『名探偵コナン 黒鉄の魚影』のスピッツ主題歌の件で、「美しい鰭」と共に「i-o（修理の歌）」も最終候補だったという。「i-o」だったら、「美しい鰭」ほどの人気にはならなかったと思う。良い曲だけどね。
そう、この「美しい鰭」は四大スピッツソングである「空も飛べるはず」「ロビンソン」「チェリー」「楓」と並ぶ傑作なのだ。みずみずしくも歌に力がある。新世代の若者にハマったことが嬉しい。老若男女みんなで聴ける"うた"なのだ。
【2位】ダニーバグ「まなったん」
秋元真夏への想いを歌うバラード。特定のアイドルへのリスペクトを表現した曲のうち、道重さゆみに捧げた大森靖子「ミッドナイト清純交友」と並ぶ名曲です。うす暗い空間から真夏の光を浴びて開（ひら）いけていけるような曲展開が泣けます。
「まなったん」はカップリング曲なのだけど、A面（死語）のシングルタイトル曲である『全人類、俺レベルに堕ちろ』も打って変わってThe ピーズを連想させる破滅的なロックンロールでオススメです。
【1位】うみのて「テトリ（キッ）ス feat.内田万里」
僕がもっとも大好きな女性ミュージシャンである内田万里さん（ex.ふくろうず）と、の子（神聖かまってちゃん）や草野マサムネ（スピッツ）さんと並んで大好きな三大男性ミュージシャンである笹口騒音さんが奇跡の邂逅（かいこう）。こんな俺得の奇跡があってよいのか…
ベストソングであると同時に、この曲のMVも年間ベスト１。ゲストの内田さんの七変化する表情に胸がトキめき、彼女のほんのり切ない歌声が刹那のキスのように脳内で響きます。テトリス、桃鉄、マリオなど、ゲームをパロったMVがユーモラスで必見です。
エロ(Feel)から戦争反対(Think)へと地平が繋がっていく無二の曲。天才的な発想だけど、説得力がある。 演奏が素晴らしいのはもちろん、古典的なポップス(≠Jpop)じみた元からそこにあったような神メロディに感涙。このメロディは脳みそが溶けていきそうなほどスイートで、曲を聴いたあとに脳みそに残るビターさもある。本当に素晴らしいので一回は聴いていただきたいです。
★とかげ日記が選ぶ2023年ベストソング★
【1位】うみのて「テトリ（キッ）ス feat.内田万里」
【2位】ダニーバグ「まなったん」
【3位】スピッツ「美しい鰭」
【4位】ビートルズ「NOW AND THEN」
【5位】羊文学「more than words」
【6位】MOROHA「ネクター」
【7位】リーガルリリー「ハイキ」
【8位】アジカン「柳小路パラレルユニバース」
【9位】コーネリアス「環境と心理」
【10位】Khaki「お祝い」
追記✒️（12/28）
ベストアルバム記事もぜひ読んでいってくだされ👀
年間ベストアルバム2023年（邦楽洋楽混合）
過去のよーよーベストは👇をどうぞ！
【平成のベストアルバム】
平成のベストアルバム 30位～21位（邦楽）
平成のベストアルバム 20位～11位（邦楽）
平成のベストアルバム 10位～1位（邦楽）
【2010年代ベスト】
2010年代ベストアルバム（邦楽）30位→21位
2010年代ベストアルバム（邦楽）20位→11位
2010年代ベストアルバム（邦楽）10位→1位
2010年代ベストトラック（邦楽）10位→1位
【年間ベスト】
年間ベストアルバム2022年（邦楽）
年間ベストソング2022年（邦楽）
年間ベストアルバム2021年（邦楽洋楽混合）
年間ベストソング2021年（邦楽9曲、洋楽1曲）
2020年間ベストアルバム（邦楽・洋楽混合）
2020年間ベストソング(邦楽洋楽混合)
2019年間ベストアルバム（邦楽・洋楽混合）
2019年間ベストソング（邦楽・洋楽混合）
2018年間ベストアルバム（邦楽・洋楽混合）
2018年間ベストソング（邦楽・洋楽混合）